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山用ストーブのガス缶は常用クッカー内に納める為に一番小さなOD缶を利用している。このOD缶のガス充填量は約105g。自分の使い方では一回の食事でのガス消費量は10g/回未満。それを考えると最低でも10回の食事を賄うことができ、朝夕の使用で5日は使える事になる。
現に南アルプス縦走8泊9日や大峯奥駆道5泊6日でもこの計算が成り立った。
ガス缶は購入時に重量を計り、缶の裏に記入し山行前と後で使用量を把握しているので次回の山行時に不足なら充填する。
この方法は十数年行っており今の所トラブルは無い。しかしガス缶の再充填は自分の責任なのでそれなりに知っておこうと今回調べることにした。
ガス缶の種類:
OD缶、CB缶(其々サイズ展開あり)
ガス缶の互換性:
其々自メーカー品を推奨している。・・・が
※OD缶のヨーロッパ規格(EN417)にはEpigas (Coleman), GoSystem, Primus, Brunton, Jetboil, Snow Peak, Rothenberger, and Campingaz. が対応している。
生産物賠償責任保険:
残念ながら同一メーカーの物しか保証対象にならない。
ガスの成分:
沸点の違うガスの配合比率を調整し気温要因に対応。
使用期限:
製造年月日から2~3年以内に使うことが推奨されています。保管状態が良くて7年以内。
使っているガス缶
寒冷地向きはガス缶自体に断熱の工夫がなされている。
寒いときはプロパン>イソブタン>ブタンの順で燃焼される
ドロップダウン:
山用ガスストーブは低気温だったり、連続使用していると気化熱でガス内圧が下がり火力が低下する。これを避けるためにブースターや寒冷地用のガスを利用する。
特に氷点下ではガス量の調整もままならず急に火柱が20cm上がる事もある。(経験あり:外気-10℃程度だった)
私の利用方法は推奨できないが、廉価なCB缶からガス充填をし利用している。OD缶自体の定期的な交換は行っていないが5年程度で更新したほうが良さそうだ。
更新するOD缶は断熱工夫がされたハイパワーのOD缶。
寒い時はアルミで囲いブースター効果で気化熱でガス缶が冷えるのを防いでいるのでガスに着火できてしまえば利用できる。(ただしガス缶の温度上昇は常にチェックが必要)
要するに着火時のガス缶自体の温度を上げる必要があるのでガス缶をダウンのポケットやホッカイロで温めれば良い。従って詰替え用ガスは廉価なCB缶で良いことになる。
冬季などは充填利用してないハイパワーのOD缶でなんとかなるだろう。
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