かぶれの世界(新)

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山陰旅行記(1)初めての鳥取砂丘

2019-12-13 20:45:41 | 旅行
昨日まで2日間、家内と息子と一緒に山陰地方を旅行した。初夏の頃に義弟から山陰から北九州を回る旅行に誘われ、同地に詳しい友人の助言を得て準備していた。その後義弟の都合がつかなくなり、話を聞いた家内と息子が旅行を計画してくれた。彼等も仕事があるので二日間の小旅行となった。

約50年前に出張で松江に行った父が秋芳洞や松葉ガニの土産話をしてくれたのを覚えている。加えて私自身は一度は萩の松下村塾や鳥取砂丘に行ってみたいと思っていた。ということで家族の提案を聞いて喜んで同行することになった。と言っても、山口県まで足を延ばす余裕がなかった。

短期間で余裕のない小旅行でいささか疲れた。だが、私にとって興味のあるテーマ満載で、久しぶりの家族旅行を楽しませて貰った。このところブログがネタ切れで困っていたので、この小旅行のお蔭で何本か記事を繋ぐことが出来そうだ。この旅行記が第一弾だ。

先ずは一度は歩いて見たかった鳥取砂丘について。岡山空港から最上稲荷にお参りし県道を北上し湯郷温泉を通り、美作から高速で中国山脈を抜け、日本海が見えると右手に鳥取砂丘があった。お土産売り場からリフトに乗り長靴に履き替えると、そこが待望の鳥取砂丘だった。

手始めに若くて元気な四人組娘に声をかけ写真を撮ってあげた。今どきの女の子はシャッターを押す瞬間に喚声を発し手をあげたり、横向きのポーズをとったり忙しいが、悪い感じはしなかった。その後、「馬の背」に向かう家内と息子を追いかけ、高所に着くともう直ぐ近くに海岸が迫っていた。

砂丘から海までの距離が意外に短かかった。ガイドの勧めに従いゴム長を履いたが、スニーカーで歩く人達も沢山見かけた。砂粒が極めて細かいので靴底に浸透し、半年も経つと靴底が剥がれるという。その話をスニーカー姿の若い男性に伝えたが気にしないという。

左手(西側)の海岸に沿って緩やかに下り、リフト乗り場に向かって戻った。途中で中国語らしき言葉の男女三人に出会い英語で声をかけると香港からだった。最近の騒動について聞くと大変だと言いながら、クールに大丈夫だと答えた。全ての人が反対デモをかけている訳ではないということだ。日本にいる間は楽しめと言って別れた。ところで、彼等も承知の上でのスニーカー姿だった。

ガイドによるとこの日の砂丘の外国人観光客は少ないという。私が見かけた外国人は上記の香港からの三人以外に数人の白人家族だけだった。もっとも、鳥取より遥かに大規模な砂漠は世界中どこにでもある。次は西に向かい安来方面に向かった。■
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私の定点観測2019冬(1)

2019-12-09 17:50:16 | スポーツ
私がどのくらい老いたか生化学指標、運動能力、頭の働きなどの数値の変化を定期的に観測し記録している。生化学指標は毎年1回の定期健康診断を受診、毎朝血圧測定する。それ以外は私が個人的に決めた指標だ。運動能力についてはバドミントンのゲームと高尾陣馬縦走往復、しまなみ海道今治尾道自転車往復などがある。

しまなみ海道往復や高尾陣馬往復は完走出来たか、何時間かかったかで判断する。バドミントンについてはクラブのゲーム練習で戦えたかどうか私が判断する、極めて主観的な指標だ。昨日は市のバドミントン混合大会に参加の予定で久しぶりに瞬間的な運動能力を測定する絶好の機会だった。

だが、参加者が少なく大会が中止になったと直前になって連絡が入った。今まで30人前後が参加する大会だったが、今回は男性10人、女性2人という惨状だった。世話役に聞くと地域のバドミントン人口が減っている訳ではないらしい、なぜこういうことになったか分からないという。私もこんなこと初めての経験だ。

その代わりに希望者による練習ゲームをやると連絡を受け参加した。体育館にいたのは馴染みのクラブのメンバーだけだった。長々と運動能力の定点観測の状況を紹介したが、結論からいうと今回の運動能力の定点観測は残念な結果になった。次々とパートナーを組み替えてゲームをやり、度々パートナーの足を引っ張った。

相手チームの瞬間的な動きに適切に反応できず、特に前後の動きについて行けなかった。一方、手の届く範囲での敵のスマッシュには対応できた。動体視力はまだ維持できているのだと思う。なので、私は混合ダブルスの女性役になり、パートナーが男性役でコートの後側を幅広くカバーしてくれた時に限りゲームになった。

今後、定点観測を実行することさえ出来なくなることを覚悟している。練習参加の前に馴染みの纏め役にバドミントンを続けられるか判断するために来たと伝えると、彼女は最近は毎年そんなこと(言い訳)を聞かされると少し厭味ったらしく答えた。その通りだ。だが、彼女が元気付けで言ってくれてると分かっている。

今朝になって少しだけ良い事があった。いつもの洗濯物干しに2階に上がる時、腿や膝に筋肉痛を余り感じなかったことだ。体の動きが軽く感じた。一体どういうことか、理由は分からないがとにかく痛くなかった。■
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まさかの坂ー泥沼の米大統領選(続)

2019-12-07 20:54:21 | ニュース
2か月前に来年の大統領選に向けて有力な民主党大統領候補はバイデン元副大統領がウクライナ疑惑で傷つき、まさかの極左といわれる上院議員ウォーレン女史の目が出て来たと投稿した。だが、2か月間ですっかり情勢は変化したように感じる。

先月後半頃からウォーレン女史は国民皆保険の財源を巡る議論で壁にぶつかり失速、アイオワとニューハンプシャーで支持率を大幅に下げたと報じられた。その後、出だし注目を浴びたカマラ・ハリス女史も支持率を伸ばせず遂に大統領選から降りたと報じられた。

私の様な素人から見ると、極左と言われる女性候補が注目を浴び結構な支持率を得たのだが、長い大統領選の候補選びの段階でコロコロ有力候補が変わる事態が今一よく分からない。だが一方で、この長い戦いが米国の民主主義であり強みであると感じるところがあった。

こんな調子ではトランプ大統領に勝てないと悲観して、バイデン候補に変わる中道派として大富豪のブルームバーグ氏が出馬宣言したり、聞いたこともない南部のブティジェッジ市長が突然高い支持率を得て注目を浴びた。私的には民主党は大混乱で、トランプ大統領に取って悪くない情勢だ。

そのトランプ大統領は相変わらず滅茶苦茶で、NATOや日韓に高額の軍事費負担を要求して、議会から同盟国との対応をもっと丁寧にやれと注文がついた。裏では同盟国から嘲られたのが報じられる始末だ。それでも経済が順調で先月は予想を上回る雇用増で株価が急上昇し堅い支持層がある。

日本だって、共産党から立憲民主党や国民民主党まで基本となる政策が同じではなく、目的は安倍政権を倒すだけの為に連携している。だが、これ等の野党連合は政策を一本化出来ない為、政策ではなく桜を見る会の運営で与党を責めるといったヘンテコな状況にある。

日本の場合は「まさか」はなさそうだが、米国大統領選は何が起こるか全く予想がつかなくなった、これが今日時点での私の根拠不明確で天邪鬼な米国大統領選の予測だ。実は、これまでにトランプの打ち出した政策に賛同する部分もかなり多い。だが、トランプは大嫌いだ。■
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うんざり桜

2019-12-04 17:37:55 | ニュース
「また、桜をやってる、いい加減にして」と、普段政治を語らない家内が珍しく苛立ってテレビのチャネルを変えた。大臣辞任から始まって、安倍総理大臣が主催する公式行事「桜を見る会」の招待客を巡る批判の報道が続いている。他にもっと大事なことがあるでしょう、と。

1989年のベルリンの壁崩壊に続いて冷戦が終わりソ連崩壊に至った激変は、当時民主主義が勝利し歴史の終わりとまでいわれた。それから30年後の世界は民主主義リーダーを失い、大衆迎合・権威主義がはびこり、民主主義の危機が叫ばれている。私は最も重要なテーマだと思う。

日本のマスコミはそんな難しいことは語れないと開き直ってもいい。それ程期待していない。仮にそうなら、もっと身近な国内の重要国策を徹底議論する事は出来るはずだ。あれほど不安を煽り国民を心配させた消費税の議論はどうしたのだ。国会議員としての責任を果たして欲しい。

消費税導入後の状況を見て上げ足を取るような問題が起こってないからだんまりを決め込んだのか。だとしても働き方改革、米国との経済協定、安全保障、災害対策と公共事業等々、議論すべきことは山ほどある。国民の前で議論して理解を得るべきだ。

だが、連日目にするのは野党とマスコミが連携して桜ばかり語り、安倍首相とその周囲の疑惑を追及する。桜を見る会の疑わしい問題を指摘するのはいいが、上記のような我が国にとって極めて重要な政策を放置してはいけない。これら重要課題の放置も、又、犯罪的だとさえ思う。■
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三人の美ママ

2019-12-03 21:14:53 | 日記・エッセイ・コラム
再び怪しい題名だが、これもまた姑息な手段です。1日に孫の七五三のお祝いに明治神宮に参拝した時、往き帰りに言葉を交わした若いお母さん達の話です。新宿から原宿に向かう山手線のホームは日曜の朝なのに人で溢れていた。私は大きいベビーカーを押す母親の後ろに並び手助けするつもりだった。

電車から客の下車が終わると母子のベビーカーを気にせず一気に乗客が押し合いへし合い乗り込み始めた。彼女は優先席前にベビーカーのスペースを確保したが、誰も席を譲る気配はなかった。子供二人用のベビーカーで如何にも大きい。だが、私は母子に席を譲れという勇気がなかった。

その代わりにやったことといえば、彼女に声をかけ、ベビーカーが大きいとか、幼児の齢を聞いたりした。振り返った彼女は幼顔で笑うと可愛いアイドルみたいだった。原宿で降りる時に、誰も優先席に座っているのを忘れたみたいだ、譲ってくれないねと言い訳を言った。彼女は笑って見送った。

明治神宮で先に七五三の儀式を終え、可愛い女の子を連れた家族が目前に現れた。目が大きく美しく大勢の中でもひと際可愛いかった。近寄って可愛いを連発すると、母親は「夫が外国人なので」と言って頭一つ(二つかも)背が高い後ろ姿の男性を指さした。さもありなん、だった。

「いやいや、お母さんも十分お美しい」と返したが、その後にいるお祖母さんがとても上品な感じで、きっと若い頃は綺麗だったろうと思った。お祖母さんは私の孫を見て可愛いお坊ちゃんと返してくれた。私には彼女の意図が分かっていたので、有難うございますと答えるしかなかった。

家族揃って食事会を終え新宿で長男家族と分かれて京王線に乗った。運よく優先席に座った。気が付くと隣に幼児を膝に乗せた若い男性が座り、その前に長身の黒いコートを羽織った母親らしき女性が立った。どうも私が家族の間に強引に割り込んで座ってしまったようだ。

マズイ、直ぐに席を立って譲ろうとした。すると隣の男性が私の肘に手を掛け、「子供は一人だから結構です」と私を引き止めた。私は彼女の落ち着いた表情を見て座ることにした。朝のアイドル系美人と違い何とも優しい大人の雰囲気だった。彼女は私に目配せで挨拶して調布で下車した。気配りを感じた。

家内に話すと私の振る舞いを全て見て見透かしていた。いつものことで、「またやってる」と思っただけという。まるで放し飼い状態だ。少しは心配するとか、焼きもちを焼く人がいて欲しいものだ。■
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