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後出しジャンケンの世界

2024-06-13 20:32:07 | 国際・政治
次の都知事選に立憲民主党の蓮舫議員が立候補を表明以来、小池知事がいつ同のような形で立候補を表明するのか連日マスコミ報道を賑やかしていた。有力な対立候補蓮舫氏が出馬表明しても小池知事は音沙汰なしで、話題だけで世間を賑やかしてたが昨日やっと立候補を表明した。

現在は有力候補は夫々に具体的な政策の表明がなく、マスコミが食いついている話題は自民党がどういう形で小池知事を支援するかとか、仮に蓮舫氏が敗れた場合に彼女がとるべき次のステップは何かだ。東京都民から見れば「都政の問題は何で、どんな政策で改革するか」なのだが。

だが、マスコミから見れば本命の話題は最後に出してその間ずっと視聴者を引き付ける、いわゆる「後出しジャンケン」の都知事選バージョンだ。勿論、これは天邪鬼な私の勝手な推測なのだが。私は毎朝ネット検索で国内外のニュース速報を見て次に何が起こるか推測する。

日本は新聞等の日刊紙から週刊誌など夥しい数の情報誌、英米からはNYタイムズ、ワシントンポスト、CNN、PBS、ファイナンシャルタイムズなど有名紙が殆どだ。個人的には時間がないので、私は昔教わった新聞の読み方に従って情報検索する。

それは新聞を読むとき、1)見出し、2)要約、3)詳細の順に読んで行く。先ず見出しに興味があればその先の要約を読む。要約に興味があり詳しく知りたければ詳細欄に進む。ところが、私が言う所の三流誌は、意外に気になる見出しがあっても、全部読まないと何だか分からない。

知りたい情報は最後に出てくるか、或いは真面な内容か分かるまでに時間がかかり過ぎる。コスパが重要な私にとっては情報検索としては最悪な記事の構成だ。まるで、ミステリードラマの筋書の様に1時間か2時間後の番組の終わりに犯人とか犯罪の詳細が分かるとか、だ。

一方、英米の報道からくる情報は昔教わった新聞の読み方に従えば、全部読まなくても内容は理解できる。要約まで読めば知りたい情報は大体わかる。そうでもないと私の英語力では全部読み切るのは大変だ。その趣旨を把握したうえで日本語の記事を読めば全体像が理解できる。

或いは、滅多にない事だが三流誌でも重要と判断して、詳しく掘り下げて調べたい場合もある。しかしそれでは全体像が見えず判断を誤る場合も多い。私が読む欧米からの情報はそれを裏付けるデータがある、私が知る限り日本語では日本経済新聞以外はデータ重視した記事はない。

多分、私は技術者出身で「データは神」と教わり、大した金額ではないが退職後に個人投資家の真似事をして、上記のような習慣が身に着いたのかもしれない。或いは私は毎日見るニュースバラエティの見過ぎかも。思うに彼らが「後出しジャンケン」の演出をしてるかもしれない。

なぜ私がそう思うかというと、番組で素人MCのもと出演者が反論も受けず一方的な見方を述べて終わる。せめてCNNの様に異なる考えを交わして、真実の姿を視聴者が追及する手段を与えて欲しいと思う。というのが天邪鬼な素人の見方だ。■

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