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陪審員評決は「もしトラ」防波堤になったか(希望)

2024-06-01 20:22:12 | 国際・政治
ニューヨーク州地検の12人の陪審員は全会一致で、トランプ前大統領が不倫の口止め料を不正処理したと有罪評決を下したと報じられた。量刑はマーチャン判事が7月11日に言い渡す予定だという。日本とは異なる裁判のシステムで、私には驚くほどのスピード評決だった。

米国の反応、特にこれで大統領選の見通しが変わったかどうかが一番気になるが、米国の専門家の見方は殆ど変わらず変わったとしても極めて曖昧だ。ましてや日本マスコミに登場する専門家の意見など信頼に値しない。実際のところ、英米マスコミの見方も色々あった。

ただ、改めて関連する記事を読むと参考になることがあった。米国の選挙や裁判のシステムは改めて日本と違うことを実感した。驚いたのは最近の調査では、米国は無党派層が最も多い国だった。若いZ世代や移民の比率が高まり私がいた90年代とはずいぶん変わっていた。

今は民主党支持層が27%、共和党支持層が27%なのに対し、無党派層が43%に増えているという。前回大統領選に比べて無党派層が4ポイント増えたという。換言すると岩盤支持層だけでは勝てないのだ。それどころか、次の2028年の大統領選頃には半分近くが無党派層になっている。大袈裟に言えば違う国になっているかもと思う。

それが、もしトラの防波堤になるかもしれないと期待する。その兆しは見えたと思う。トランプも次の共和党候補も無党派層の取り込みに全力を尽くすと推測する。民主党もそうする。民主世界のリーダだった米国とは違うが、ちょっと調子よすぎるかも知れない。それが、復元力かも。■

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