かぶれの世界(新)

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私的・省エネ運転

2009-08-08 21:45:57 | 日記・エッセイ・コラム

データ測定マニア

田舎で母の介護と自分の生活の為に昨年中古車を買った。折からの原油価格高騰と健康を考えて、買い物など近場の移動はなるべく車を使わないようにしている。これが最も効果的な省エネだ。しかし、週1回程度のペースで松山の古本屋巡りや外食をする時は車を使う。

松山まで往復約100kmの距離で、山道が最短だが最高点は300m弱で信号が少ない。どういう走り方をすれば燃費が良くなるか、給油ごとに走行距離を記録してきた。90年代に米国に赴任するまでペーパードライバーで車オンチだった。車のことは何も知らなかった。が、万が一車の調子が悪くなればデータが異変を知らせてくれると思い、その時から記録する習慣ができた。

車はデミオ1500スポーツ、田舎で私だけが乗るだけなのでコンパクトカーにした。走る楽しみも欲しいと考えスポーツタイプにした。製造6年の中古車で5万km弱のマイレージだった。分析すると平均してリッター12km前後しか走らず、中古車だとしても意外に燃費が悪いと思った。

マニュアルよりオートマの燃費が良い?

この車はオートマとマニュアルを切り替えて利用できるが、燃費効率を考えてなるべくマニュアルのトップギア(M4)で運転した。だが、暫くして走行中注意して計器を見ると平均してオートマの方がエンジンの回転数が低い事に気付いた。

それではと、今年の夏は全てオートマで走ってみた。6月から3度給油した。ばらつきはあるが平均すると燃費はリッターあたり14kmに改善された。10%以上の改善で、内心その改善度合いが大きいのに驚いた。オートマはマニュアルより燃費が悪いというのが私の常識だった。

私のドライビング・テクニック

そのほかに運転で気をつけていることは、急発進や急加速でエンジンの回転数を上げない、通常運転でも2000rpm以上ならないようにしている。前方の車とその先にある信号をみて速度調整し、ブレーキを極力踏まないように、言い換えると無駄なアクセルをふかさない様にしている。

例外は、流れに乗ってない車が前方にいる場合とか、特に登坂等の追い越し車線がある場合に限り急加速してスペースを確保するようにしている。こんな時、スポーツタイプは加速性能が良く便利だ。車が好きな人たちの間では、デミオのスポーツ性能は普通車に毛が生えた程度というが、家内の軽や米国で買ったカムリ、色んな機種のレンタカーに比べれば、加速性は良い気がする。

女性ドライバーはアンチ省エネ?

バドミントン仲間にプロのドライバーがいるので、車種ごとの燃費について聞きいてみた。そのうち奥さんの運転は燃費効率が悪いという話題になった。車間が空いているとスピードを上げて間隔を詰め、直後にブレーキを踏むという無駄な運転をすると。周りの男性諸君が口を揃えてそうだ、そうだと声を上げた。なのに、注意すると機嫌が悪くなって言うことを聞かない。どこも同じだと思った。

前の車の速度やその先の信号などを無視して目先の事だけ考えてアクセルを踏み、直ぐブレークを踏む。我々男性ドライバーは全体の状況を見て運転し、極力ブレーキを踏まない運転をすると。女性が運転すると余計なCO2が出るのではないかと。男性だけだと、こういう意見は直ぐ纏まる。

もう一つ省エネと関係無いが、ついでだから当地の女性ドライバーについて。センターラインが無いような細い田舎道を走る対向車が、速度を落とさず脇に寄りもせずセンターラインギリギリですれ違う。多分通りなれた道だからだろうが、最初凄く怖かった。大抵は女性ドライバーだ。未だに慣れない。数年前の映画で、キャメロン・ディアスが休暇で米国から英国の郊外に行き、路肩もセンターラインもない田舎道を高速ですれ違う車に出会い、悲鳴を上げるシーンを思い出す。■

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