かぶれの世界(新)

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身の周りに迫る新型肺炎(2)

2020-03-28 20:44:46 | 日記・エッセイ・コラム
小池知事の声明をきっかけに都内にオフィスのある企業は徹底した在宅勤務に舵を切ったようだ。同居の息子は来週からオフィスへの出勤は1日だけになったという。それを聞いて他の子供達に聞くと、長男は以前から80%が在宅勤務を続けており、娘の夫君は横浜の本社への出勤は基本禁止となったという。

知事の声明後に昨日市の福祉保健担当課から協力依頼のメールが届き、時間をおかず市長からも詳細な対応の依頼をするメールが届いた。その後立ち寄った最寄りのスーパーでは、買い物客はいつもと変わりなかった。買物かごの中には商品がいつもより多く、その分棚の商品が若干品薄になっていた。だが、極端な買い占め行為は無かったように思う。

いつもの買物兼散歩から家に戻るとバドミントンクラブから、今日土曜日の練習中止を知らせるメールが届いていた。練習を自主中止の方向で検討してる時、市の担当から体育館使用禁止の通達を受けたという。このままでは4月中の帰郷まで練習出来なさそうで、その旨伝えサヨナラのメールを返した。

禁止令が出なくとも首相や知事の要請で何もかも自粛モードになって行く日本人は悪くないと思う。未だに政府の罰則を伴う強制的な命令に対して太平洋戦争時代のアレルギーが残り反対論が強い。日本だけの現象だ。今日夕方のニュースでは昨日までとは全く違う都心の繁華街の様子は、正にNYとかパリの人通りのないSF映画みたいな風景で少し気持ちが悪かった。

蛇足ながら都心を歩く人達にインタビューし、気楽で無責任な印象を与える若者の姿を「無批判に」報じる番組は問題だと思った。口頭で「知事の要請に従ってない人達も見られた」と伝えれば十分だ。誰だか顔が分れば個人攻撃になり、場合によっては逆に同調する人達も出て来る。メディアならその程度のことは分かるはずだ。■

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