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失望のシティポップ

2023-11-12 14:01:44 | テレビ番組
昨夜録画したBS朝日の音楽番組「シティポップ・スタジオ 今聴きたい名曲」を見てがっかりした。80年代に覚えのある曲や歌手が出てきたが、曲を聴いても期待したほど魅力的じゃなかった。私は歌の上手い下手は分からないが、魅力的な出来栄えの音楽番組には程遠かった。

90年代末に帰任し2003年に退職後は竹内まりやのファンになった。他にも高橋真梨子・稲垣潤一・中西保志等が好みでYouTubeなどで聴いていた。私は最新の曲には付いて行けなかった。90年代半ばから米国で仕事をし、カントリーやジャズに触れたのも一因だろう。

数年前にシティポップが海外で話題になっていると初めて聞いた。海外で人気という「プラスティック・ラヴ」は知らなかった。続いて海外で松原みきを始め同時代の曲がシティポップとして世界的に広まった。勿論、どんなシティポップでも好きだった訳ではなかった。だが、初耳の松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」は悪くなかった。

ところが、冒頭で紹介したシティポップスは、私的には音楽番組としては最悪だった。質の高い音楽番組を期待したが、どれもこれも楽しめなかった。若々しかった歌手がその後ヒット曲に恵まれず、30-40年後に突如再び脚光を浴びたが、最早衰えを隠せなくなったように感じた。聴いてて辛くなり、途中で早送りしながら見た。

或いは、歌手の声を魅力的に見せる音響効果とか番組の作り方が拙かったのかもしれない。何れにしろ、せっかく盛り上がったシティポップの人気がこれでは台無しになると心配だ。YouTubeには多分歌手がベストの時の作品がアップされているはず。60-70歳になった歌手に若い頃のように唄えと言うのは、厳し過ぎる無理な要求なのだろうか。■

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