かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2019(12)

2019-10-20 16:19:51 | 日記
夕方になると涼風が吹く頃になって、集落と表通りの接点になるオワン(池田官兵衛、通称イケカンの広大なお墓)に続く石段に3人から5人の老婆が座り込み世間話をする習慣がある。80から90代の老婆ばかりで母の頃から顔ぶれが少しずつ変わった。来年同じ顔ぶれが揃う保証はない。

私が散歩に出かける時間帯と同じなので、必ず挨拶して数分世間話をすることにしている。その一人が市役所の父の職場で働いていた人で、日が短くなり薄暮の中を歩く私に「襲われないようにね」と言ってからかう。最近6時前に日が沈むようになり、散歩から戻る時は真っ暗になることもある。

先日薄暗くなった川沿いの道で犬を連れた30前後の田舎には珍しい美形のご婦人に出会った。暗くなったから気を付けてねと普通に言った積りだったが、彼女が私こそ気を付けた方がいいと切替して来た。想定外の返事に怪訝な顔をすると、私はボディガード付きと可愛い犬を指さして返事。洒落た返事に私は笑って「やられた」と言うと、彼女も下を向いてニヤッとしたように見えた。

酷暑が続いた頃から時々腰痛が出て、何度かハードな運動を控えざるを得ず欲求不満になった。3週間前にバドミントン練習中に腰痛が出て1週間練習をスキップ、先週木曜にトライアルで練習に参加した。私より2-3歳年上の元校長先生に状況を伝えると、彼もずっと腰痛と戦っているという。

彼は朝起きた時に腰痛が最も酷く、対策としてベッドの上に畳を敷いて寝ているという。実は私も同じような症状と対策をしている。長年使って中央が凹んだベッドの向きを時に逆にし、客間の畳の上で寝たりした。ベッドの上にゴザと敷布団を重ねて敷いて寝るのが現在のベストだ。

残念なことにトライアル練習の途中に腰に違和感を感じ、翌金曜日の練習を休む羽目になった。だが、万全を期して無理しないようにしただけで、今週はもう一度トライしてみるつもりだ。

昨日、義弟と隣町の内子の馴染みのカフェに行った。日本を襲った台風が続き観光客が減っているのではと思ったが、昨年の西日本豪雨で客足が急減したような変化はないそうだ。地元客よりネットで見たと言ってくる外からの客が多いらしい。カフェに向かう坂道で二人の仏人女性に出会い、用も無いのに思わず声をかけた。パリからだそうだ。何故か今もフランス人客をよく見かける。

2003年に早期退職から都会と田舎を行き来する生活を始めた。母が生存している間は介護と実家の維持を兼ねたたもので、季節を通じて何度も行き来した。3年前に母が死んでからは実家にお墓や山林田畑を見守る目的に変化し、雑草が延びる春から秋に半年田舎に長期滞在するようになった。

古希を過ぎて田舎での一人暮らしは徐々に体力的に厳しくなった。家内はもう後3年かそこらしか体力が続かないかもと言い、それ以降の生活をどうするか考えるよう促したことがある。私もそうなるだろうと思うが、その後の生活をどうするか具体的なプランが浮かばない。■

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