かぶれの世界(新)

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ITオンチになり下がる(5)それも悪くない!

2024-03-01 17:55:44 | デジタル・インターネット
税務署に赴き確定申告作業をする、実は私にとっては想定外に楽しい経験だった。1対1で3時間にわたり丁寧に対応してくれたのは3人の女性だった。2人は中年女性のアルバイト、1人は若い署員だったと思う。後期高齢者になってこんなに長時間女性といっしょにいる機会はない。

青色申告を勧めてくれた方は青色申告会から派遣されてきた女性、最終的に申告書作成を助けてくれた方はアルバイト女性の様だった。申告書がほぼ仕上がった頃に私は調子に乗って「高齢者がこんなに長時間若い女性と一緒する機会はない」というと、彼女は「もう若くないです」と言い「僕にとっては若いよ」と笑いながら言うといった具合だ。多分、良い印象を与えたと思う。

帰宅後に家内に税務署で助けてくれた女性と楽しい会話をしたと報告すると、彼女は「バカじゃない、皆仕事だから仕方なく対応してくれているだけよ」とシラっと応えた。それでも私は満足なのだが、「妬くな!」と笑いながら反論した。こういうバカな会話が出来るだけでも楽しい。

帰宅後にカバンの書類を整理していると、娘か息子が子供の頃にくれたペンケースがないのに気付いた。昼食後に再度税務署に向かい落し物がないか問い合わせると、落し物の報告がないので申告書作成をしたお願いして現場に連れて行って貰った。私にデータ仕分けをしてくれた机の後方に見覚えのあるペンケースがあった。子供からの安物のプレゼントだがとても大事にしてた。

その時午前中に青色申告を勧めてくれた女性が出てきて、満面の笑顔で挨拶してくれとても嬉しく思った。何故か彼女達は皆友好的だった。高齢者の私が調子よく対応したからか、或いは税務署にとって確定申告する人はお客だからか、良く分からないが悪い気はしなかった。■
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ITオンチになり下がる(4)確定申提出!

2024-03-01 17:50:23 | デジタル・インターネット
昨日の朝税務署に行き確定申告を終えることが出来た。といっても、約20年間にわたりパソコンの前に座り自分でe-Taxを操作して確定申告してきたのに、今回のマイナーポータル連携に変更されたシステムについて行けず税務署の担当の助けで何とかなった。悔しい気持ちだ。

前々日からパソコンの前で苦闘する私を見た家内の勧めに従い、朝8時半前に税務署に向かうことにした。入り口から続く長い列に並び、1階で「相談」を希望し、3階で「不動産収入有り」に区分され書類を渡され、担当者が並ぶ机に案内され具体的な申告作成作業を開始した。

最初の作業は私が持参した収入と支出の資料を分類してスマホに入力する準備までだったが、実際には私が不動産収入があるので白色申告から青色に変更した方が税金が安くなると時間をかけて説得された。私はメリットがあれば拘らないと変更に同意した。

だが、それは私が「無職」から「不動産貸付業」つまり中小企業主になることだった。府中調布狛江の3市で約7000人が青色申告会に参加する、殆どは中小企業のオーナーだそうだ。その場で会員の申し込みを記入した。どちらかというと私は興味本位で加入することにした。

それが終ったところで、青色申告会から署員らしき若い女性が呼ばれ詳しくデータを手作業で分類してくれた。昨年まで私がやってきたことだが、火災保険などが控除対象から外れたと聞きがっかりした。私は昨年までと単純に同じ操作で申告書を作りたかったが、隣の作成コーナーに移り全てスマホを使ってデータを入力することになった。

スマホでやるのは事前にネットで確認していたが、私は今回の経験を基に来年からはパソコンを使って自力で申告する積りだったが選択の余地はなかった。ただ、後になって最初にログインするところでマイナーポータルを選択しなければ従来のやり方でやれたことに気付いた。税務署に来る前に気付けば従来通りに自力でやれたはずだ。多分、これも後期高齢者の衰えの症状なんだろう。

ただ、私の場合は不動産貸し出しの他にも米国年金や投資損(今回)など入力項目が多く、その後も2階の総務に向かい青色申告の正式申し込みの手続きがあったので予定以上に時間がかかった。税務署から自宅までは徒歩10分程度で帰宅すると12時半、在宅勤務の息子は食事を終えていた。■
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