TBSの日曜朝のニュース番組「サンデーモーニング」は、私とニュースの見方が最も違う、なので「嫌いな、なのに一番よく見る」番組だ。ニュースの重要性と解釈が異なる、だが芸人が面白おかしく伝える番組ではない。登場する多くの評論家は滅多に見かけない、何かに固執しているような不平衡な発言が多い。私と見方が対極にあるニュース番組が何をどう伝えるか知る為に嫌いな番組と放送局の姿勢を見たい、正に私らしい天邪鬼な選択だと思う。
今朝のトップニュースが米国を横断した中国気球の撃墜、二番目が内閣秘書官のLGBT発言を巡る国会対立だった。今回印象深かったのは評論家の発言が一巡したあと、寺島氏のコメントだった。米中関係の激しい対立の一方で、昨年の米中貿易は過去最大だった事を見逃すなと。また、貴重な国会の時間はLGBTではない、国民が望んでいるのは物価高騰をどうするかだろうと決めつけた。普段彼の考えに同意しないことが多いが、彼らしく物事を包括的に見よという姿勢に納得できた。
それまでのコメンテーターが主張したかった我論を一気にぶち壊すコメントに、司会者が慌てふためき何とか纏めようとした、しかしそんな力などないのが見え見えで滑稽だった。サンデーモーニングは一方的な発言で放送局の好みにあわせたニュース評論を展開する、だからこそ私は自分とは違う意見を知りたまに怒り、自分の考え見直してみる機会を得るため視聴していた。皮肉にも今日の番組展開については今迄よりよっぽどマシというか、当たり前だと思った瞬間から視聴する気を失った。■
今朝のトップニュースが米国を横断した中国気球の撃墜、二番目が内閣秘書官のLGBT発言を巡る国会対立だった。今回印象深かったのは評論家の発言が一巡したあと、寺島氏のコメントだった。米中関係の激しい対立の一方で、昨年の米中貿易は過去最大だった事を見逃すなと。また、貴重な国会の時間はLGBTではない、国民が望んでいるのは物価高騰をどうするかだろうと決めつけた。普段彼の考えに同意しないことが多いが、彼らしく物事を包括的に見よという姿勢に納得できた。
それまでのコメンテーターが主張したかった我論を一気にぶち壊すコメントに、司会者が慌てふためき何とか纏めようとした、しかしそんな力などないのが見え見えで滑稽だった。サンデーモーニングは一方的な発言で放送局の好みにあわせたニュース評論を展開する、だからこそ私は自分とは違う意見を知りたまに怒り、自分の考え見直してみる機会を得るため視聴していた。皮肉にも今日の番組展開については今迄よりよっぽどマシというか、当たり前だと思った瞬間から視聴する気を失った。■