かぶれの世界(新)

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生涯初の参観日

2023-01-18 18:06:12 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の朝、末の孫の通う小学校の授業参観に家内と一緒に参加した。小学校の門の前で娘と待ち合わせし、1年生の体育と算数を参観した。自分の子供や孫の授業参観したことが一度もなく、恥ずかしながら今回が初めての経験だった。

家内によると、平日なので参観した人達は殆どは母親、父親らしき姿が3人程度、祖父母は我々だけだった。体育の授業では長縄跳び等私にはゲームみたいな遊びに見えた。孫は3月末生まれだが元気にやっていた。私といえば人生初の参観日どころか、若い母親と手をつなぐ機会に嬉しくなった。

次の算数では10x10のマトリックスが縦横斜めからどう見えるか問いかけ、生徒が銘々に答えをノートに書いて提出する等で1時限が終った。入学8か月後の1年生がどの程度学力を付けたのか私は想像できず、子供達の個人差もあって授業はバラバラで終わった印象を受けた。

授業が終わり子供達が給食の準備を始めたところで、我々は学校を出て娘の夫君が待っていた車に乗り近くの中華食堂で昼食を食べた。その途中で交わした話題は興味があった。子供教育が不必要に平等に傾く懸念してたが、3年生から体育と算数は実力レベルにクラス分けするという。

しかし、欧米のような飛び級は無いらしい。私はスポーツにしろ学問にしろ子供の能力に合わせて如何に伸ばしてやるかもっと考えるべきだと思っていた。今では、塾とか特別な学校でしかそんな機会はなく、結果的には富裕層にしか能力を延ばす機会に恵まれることはないと。

私が後期高齢者になって初めて授業参観したのは、参観日が平日からで昔は父親は会社に出勤して仕事をしてたからと家内が言い訳してくれた。最近は色々なケースが報じられるが、昨日の授業参観では会社勤めの服装をした男性は一人もいなかった。

娘夫婦は子供の教育を考え自宅を改築中だという。子供が小学生になった頃に自宅を改装し、三つの子供部屋を作ったと自慢げに言った。だが、娘の部屋だけエアコンがなく夏は暑くて死にそうだった、早く家を出て行きたかったと逆襲を喰らった。後で家内に慰められたがショックだった。

米国に住んだ時に中古住宅の価格が高いこと、住み易く手入れして寧ろ新築の家より高く売れる。日本の空き家の活用はもっと進まないものかと考えを披露した。夫君は改築した彼等の家に15年間は住みたい、売却時はかけた費用分は取り戻したいとのこと。尤もなことだと思うが、如何に付加価値を認めさせるか大変だと思った。日本でもそういうビジネスが生まれるかも知れない。■
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