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かぶれの世界(新)

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ブルゴーニュを飲みました

2019-01-23 17:19:41 | 食・レシピ
今朝はいつもよりスッキリと目覚めが良かった。昨夜も頻尿で3度トイレに立ったが、慣れたもので寝不足感はない。降圧剤は計画的に服用しなかったが、血圧は極めて正常(124-81)だった。「もしかしたら昨夜ブルゴーニューを飲んだせいかな?」と家内に言うと、気持ちの問題と片付けられた。

昨日は一昨日からの夜勤明けで午前中睡眠をとった家内と意見が一致して、午後時間潰しにアマゾン会員の無料映画を見た。何も見るか私に任されて15分以上かけて検索した結果、映画「ブルゴーニュで会いましょう」(仏2016年)を見ることにした。

やる気を失った父親のワイナリーを主人公の息子が、父親の反対を受けたが幼馴染の助けを得て昔のやり方で再生していく家族ドラマだった。激しい暴力とか熱愛はなく悪人も出て来ず、物語は静かに進んで行きハッピーエンドで終わる、心がほのぼのする佳作だった。私の選択は正しかった。

映画が終わると家内との会話は映画ではなく、話題はブルゴーニュワインのことばかりだった。最近は私の増えた体重を減らす為に、コンビニの300円台の安価な白ワインを家内に勧められ飲んでいた。節約の為に家内が飲む赤ワインも1000円ちょっと、ブルゴーニュ産には手を出さなかった。

夕方に買物に出掛けた家内がボトルを抱えて帰って来た。映画に触発され今日はブルゴーニュの赤にしたという。心配して値段を聞くと税込で3000円だったという。それに合わせて今夜はハッシュトビーフだという。一言「エーッ!」と言ったが、買ってしまったらしょうがない。ブルゴーニュなら3000円でも高価ではない、どちらかと言えば安価な方だと思ったが。

15年前に早期退職した直後は子会社から招待され、家内と一緒に試飲会に何度か参加しワイン専門家の解説を受けた。その時ブルゴーニュワインを初めて知り、ワインの種類や保存法、飲み方などのうん蓄を教わった。その時は高価なワインを仕入れ価格で手に入れて当たり前のように飲んだのだが。

ピノノアール(タストリュンヌ2016年)は少し酸味があるが口当たりが軽く後味が残らず呑み易い、ハッシュドビーフと良く合っていた。家内も私も美味しく頂き満足した。飲んべーの彼女は後を引かない飲みやすいワインだったと評価した。それが私が朝スッキリ起きた理由ではないかという。

因みに彼女は最近めっきり弱くなったというが、父上も兄弟も大のお酒好きの家系で結婚して直ぐに気付いた。私がサクラメントに住んでいた頃、彼女が何度も陣中見舞いに来てくれた。空港からワイン産地のナパバレーを何度も通り過ぎたのに一度も連れて行ってくれなかったと未だに何かというと恨み節を聞かされる。蛇足だが、米国にいた時に私の耳には「ピノアール」と聞こえた。■
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