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私はこうしてFacebookから抜けた

2018-03-23 14:48:54 | 日記・エッセイ・コラム
Facebookが不正情報流出で窮地に立たされている。5千万人超のユーザー情報が不正に外部(英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカ)に流出し、2016年の大統領選でトランプ氏に有利に働くよう利用された疑いだ。当初は自社の責任ではないと言訳していたが、批判が相次ぎザッカーバーグCEOは「過ちを犯した」と企業責任を認め謝罪し、議会証言が予定されているという。

私とのかかわりは約10年前に当時メル友だったNY州シラキュース市のベテラン看護婦の紹介で、Facebookの彼女の家族サークルのメンバーになった。便利だったがメールのやり取りが彼女の家族や知人に共有され筒抜けになるのは違和感があった。彼女の子供や友達のやり取りまで入って来るので、まるで他人の家を訪問したようで違和感があった。私自身は家族のやり取りには興味が無かった。

一方でどういうルートからか知らないが、フィリピン政府の女性職員からアプローチがありやり取りするようになった。そのうち、長い間音信不通だった同級生からアプローチがあり、近況を知らせたり趣味の写真を共有するようになった。その後、アラブの春にSNSが大きく貢献したとニュースになり、Facebookが世界の加入者を増やし独占的なビジネスに成長するのを見た。その間に主要機器がパソコンからスマホに変わり、爆発的に加入者が増えて世界の巨大企業になった。

ある時、Facebookとは関係のないはずのサイトに私のブログ記事を投稿した時、引用した記事をFacebookが断りもなくサークルの皆に伝えているのを見つけた。私は監視され誰かが個人情報を覗き見ているようで、とても嫌な気分になった。そんな時に上記の看護婦にボーイフレンドが出来て頻繁にメッセージのやり取りし始めたのを機会に私はFacebookを抜けた。と言っても実際には訪問を止めた。

前後して米国勤務時代の同僚の紹介でLinkedInにも加入した。米国人同僚の消息を知るには便利なツールだった。だが、私自体はもう働くつもりはなかったし、新しく知り合いを作りたいとも思ってなく積極的には関わらなくなった。先週、米国で売買した家の仲介をしてくれその後もハイキングやバドミントンに行くなど懇意にしていた不動産屋Bが私にコンタクトを求めて来て、20年ぶりに見るちょっと老けた面影を見て懐かしくなった。でも、それだけ。■
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