かぶれの世界(新)

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椎間関節嚢腫???

2012-06-16 13:45:32 | 健康・病気

間板ヘルニアを含む腰椎の問題のようです、整形外科に受診されるのが宜しいかと存じます。 脊椎外来等を標榜している整形外科を受診されることをお勧めいたします。」インターネットで専門医に有料の相談した結果、時間をおかず返ってきた返事がこれだ。

3週間前頃から椅子に座ると腰の左側に痛みを感じるようになった。最初は激しい運動で疲労が溜まったからと思いハードな運動を控えてみた。最近体力維持のため週1回のペースでジムのエキササイズ、10-15kmのジョギング、バドミントン練習をやっていたが、特にジョギング後の痛みがきつかった。だが、手で触れる部位に痛みは感じなかった。

就寝時には痛みはないので助かった。痛みは椅子に座った時一番酷く、立てば痛みは軽くなり歩き始めると痛みが無くなる。ワインなどアルコールを飲んでも痛みが無くなった。しかし、運動を控えても徐々に痛みが悪化し下肢に広がり痺れを感じるようになり、医者に行くことにした。

昨年のガン騒動の時、正しい医者に到達するまでに何度も寄り道をしたので、今回は事前にネットで調べた結果が上記の回答だった。私の症状に対して「座ると痛みが出るのは特徴的で、座位では、立位よりも腰椎に高い圧(約1.5倍)が加わるのです。 手で直接触っても痛みを感じないのは、筋肉の凝りによる痛みではなく、神経の圧迫によるものだから。」と言う説明に納得した。

そして近場の「高いレベルの診療が受けられ脊椎脊髄専門医」を教えてくれた。この回答を得るのにクレジットカードで3600円支払ったが、情報の対価として文句はない。早速紹介された医院に行き症状を説明し、レントゲン写真を撮りそれを見ながら医者の診察を受けた。

受付の始まる8時半に行ったが、待っている間に待合室には患者が一杯になった。前日(木曜日)は休みだったが事前に何時行けば良いか聞いたのが良かった。それでも1時間近く待ったが持参した暇潰しの本があったので気にならなかった。

呼ばれて診察室に入り先生が来る前に看護婦は、「先生は腰痛の専門ですから」と聞きもしないのに教えてくれた。でも私は頼もしいと思った。問診の後直ぐにレントゲン写真を撮った。それ程待ち時間なくプロセスが進んで行くので、病院内の管理がしっかりしている印象を受けた。

骨神経痛のようだ、ヘルニアまで行かない、というのが先生の診立てだった。レントゲン写真をみて「背骨が随分くたびれている、何があってもおかしくない」と脅かされた。だが、骨と骨の間隔とか骨のヒゲが伸びたりする異常は認められないそうだ。

「念のためMRIを撮りますか」と先生に聞かれた。患者に聞くことかと一瞬引っ掛かりを感じたが、直ぐにそうしたいと応えた。つまらないことで無意味な時間をかけてもしょうがない。診察室を出て待っていると看護婦がきてMRI撮影の注意書きをくれたが、ガン騒動の時経験があったので驚くことは何もなかった。

30分位で測定が終り、暫らくして再度診察室に呼ばれた。先ほどのレントゲン写真を見たスクリーンに、今度はMRI写真が映し出されていた。診察室のスクリーンと夫々の測定機器の間はネットで繋がれているようだ。今度は私の身体を輪切りにした写真を見ながら説明を受けた。

先生は腰の輪切りの写真を下部から上に向けてスキャンした。それから何度も上下させて症状の原因を探して行った。正常なら逆三角形に見える神経の束が歪んでいる場所を見つけ、ノーホーで圧迫されている為の痛みと教えてくれた。ノーホーとは液体が溜まった袋だとは分ったが、先生が言った病名を何度も聞き返した。ツイカンカンセツノーシュ??? 漢字が浮かばない。

間関節嚢腫と看護婦が気をきかして渡してくれたパッドの上に先生が漢字で書いてくれた。これが正式な病名だ。聞くとこの水疱は自然に無くなる事はない、そのままかもっと大きくなるかで、その時は手術で潰すしかないという。

針か何かで潰せないのか、それとも開いて潰すのかと聞けば、開くしかないと先生の返事。「誰でも手術は嫌なのは分るが、我慢できなくなったら来てくれ、1週間程度の入院で終る」と言われた。全く気軽に言ってくれる。でもいつか手術する日が来ると覚悟した。

これだけの測定と診察をやっても夫々の部署の連携が良く11時頃には支払いを終らせた。これも病院運営の重要なポイントだと思う。何とか我慢してみると、痛み止めは断った。他に薬がないのは予想通り、しかしレントゲン撮影とMRI測定までやったので治療費は高めの6,690円だった。

それにしても私の背骨や腰骨は約65年間バドミントン、山登り、ジョギング等など頑張ってくれた。米国滞在時に頑張った数日分の食料やテントを背負ったバックパッキングと、15-20kmのジョギングに中高年に差し掛かった私の背骨にはきつかったかもしれないと回想した。

先生は長期間の生活習慣の結果であり、短期間の運動に原因はないという。今も運動をしていいと言われたが、今日のバドミントン練習は休んだ。但し、余り重いものは持つなとは言われた。これから、どんな生活習慣に変えていくか、特に身体を動かすことについて考えてみたい。

高齢者枠に入る直前でいろんなことが起こる。昨年は「ガンもどきの慢性前立腺炎」、今年は「ツイカンカンセツノーシュ」、こうやって年をとっていくのだろう。私には還暦より高齢者になった時の方がフィジカルな身体の変化(劣化)がより表面化してきた。先ほど、突然娘から明日の昼飯の案内が来た。何かたくらんでいるのだろうが、私の報告はこれで割愛させてもらおう。■

コメント (5)
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