かぶれの世界(新)

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私の定点観測

2012-05-06 23:57:02 | 日記・エッセイ・コラム

連休中日の3日は朝から生憎の雨なので、家内の車でバドミントン練習に行こう思った。ところが、バッテリーがあがってエンジンがかからなかった。どうしようか迷っているうちに雨脚が弱まり、何時ものように息子の自転車で体育館に向った。少し遅れて到着してゲーム練習に参加したが、全く勝てなかった。頭の中でアラームがなった。バドミントン練習は私の体力の定点観測点だ。

バドミントンのゲーム練習だと相手チームは負けたいとは思わないから手抜きせずにやってくれる。今更技術がうまくなるわけもないので、なじみのメンバーとゲームをやると自分の体力がどの程度低下したか目安になる。今まで対等に戦った相手に勝てなくなれば体力の衰えは明らかになる。次回も一度も勝てないと、そろそろクラブを退会する時が来たかと覚悟しようと思った。

連休の間は続けて体育館を予約できたようで、昨日も練習があると聞き参加した。年齢の事を考え最近は1週間に一度の練習と決めていた。しかし、クラブで全然勝てないとなると他の人の練習にならない。今後も続けていけるか早く結論を出そうと1日休みを入れて参加することにした訳だ。

やってみると、勝負はさておき体感的には身体の動きが良くなった。何度目かの練習ゲームで一度勝ってしまった。対戦相手はそれ程弱い組合せでもなく、一度でも勝つともう少し続けようという気になった。今まで年の事を考えて控えめにしていたジム通いを再開して、瞬発力や持久力を少しでも元に戻すよう頑張ってみようという気になった。

そこでもう一つの定点観測を思いついた。10年位前まで山歩きをよくやった、特に高尾山や奥多摩の山は何度も歩いてコースごとの時間も記録している。先ずは手始めに一番手頃な高尾山に登り、以前と比べて脚力がどの程度維持されているか調べてみようと思った。

朝早めに起きて、果物とヨーグルトに牛乳で簡単な食事を済ませ大急ぎで駅に向かい730の電車に飛び乗った。終点の高尾山口駅に下りて自販機でペットボトルの水を買い歩き始めた。前日まで雨模様だったので、トレイルラン用シューズが滑るかもしれないと思い、参道道を歩いた。

とっつきから記憶より急な坂で、歩き始めて5分も経たない内に顔から汗が噴出したが、構わず歩き続けた。休みをとらず目一杯頑張って歩き55分で頂上に着いた。10年前とそれ程変わらない速度だった。もっとも、当時はその先56時間歩き陣馬高原を縦走し更にその先まで足を延ばしていた。だとしても、多少の脚力は残っていると感じてほっとした。

最近は山ガールだとマスコミが囃し立て、しかも連休中のわりに、登山客は昔と変わらない様に感じた。昔と違うのは私で、目ざとく好みの女性ハイカーを見つけて携帯写真を撮ってもらい、その写真を直ぐにメールしたことだ。頂上で10分余り休み、50分かけて下山、直ぐ電車に乗って自宅に戻るとまだ11時前だった。■

コメント
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