ウィーン・フォルクスオーパーは、ウィーンでオペレッタを中心に公演する劇場です。
夏は、オペラのシーズンではないため、オペラハウスはしまっていることが多いのですが、観光客めあてに、ウィーン国立劇場とウィーン・フォルクスオーパーとの交代で、オペレッタが公演されていました。この年の演目は、レハールの「メリー・ウィドウ」でした。ウィーンでの滞在中の日程があった日は、ウィーン・フォルクスオーパーでの公演の日にあたりました。ウィーン国立劇場だったら、「こうもり」を望んだでしょうから、劇場と演目の組み合わせは、ぴったりということになりました。
オペラを見る時に困るのは、切符が手に入るからと、全く知らないオペラを見るはめになることです。オペラについては、自分自身のレパートリーになっていないと、見ても充分楽しめません。その点、メリー・ウィドウなら、レコードで、歌は御馴染みでした。ただ、この段階ではLDはでておらず、NHKの放送も無かったと思います。舞台を見たのは、この時が初めてでした。
素晴らしい公演でした。終演は、真夜中になっていました。オペラハウスの周りのカフェでは、オペラを見終わった観客がワイン片手に談笑する姿が眺められました。歌に酔い、ホテルにすぐに戻るのももったいなく、聞いたばかりのメロディーを口ずさみながら、石畳の広がる街角をそぞろ歩きしました。
バックミュージックは、当然、メリー・ウィドウ。CDだけに限っても、カラヤン、マタチッチ、ガーディナーの中から一つはえらびきれないですね。
夏は、オペラのシーズンではないため、オペラハウスはしまっていることが多いのですが、観光客めあてに、ウィーン国立劇場とウィーン・フォルクスオーパーとの交代で、オペレッタが公演されていました。この年の演目は、レハールの「メリー・ウィドウ」でした。ウィーンでの滞在中の日程があった日は、ウィーン・フォルクスオーパーでの公演の日にあたりました。ウィーン国立劇場だったら、「こうもり」を望んだでしょうから、劇場と演目の組み合わせは、ぴったりということになりました。
オペラを見る時に困るのは、切符が手に入るからと、全く知らないオペラを見るはめになることです。オペラについては、自分自身のレパートリーになっていないと、見ても充分楽しめません。その点、メリー・ウィドウなら、レコードで、歌は御馴染みでした。ただ、この段階ではLDはでておらず、NHKの放送も無かったと思います。舞台を見たのは、この時が初めてでした。
素晴らしい公演でした。終演は、真夜中になっていました。オペラハウスの周りのカフェでは、オペラを見終わった観客がワイン片手に談笑する姿が眺められました。歌に酔い、ホテルにすぐに戻るのももったいなく、聞いたばかりのメロディーを口ずさみながら、石畳の広がる街角をそぞろ歩きしました。
バックミュージックは、当然、メリー・ウィドウ。CDだけに限っても、カラヤン、マタチッチ、ガーディナーの中から一つはえらびきれないですね。