大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

美人先生達の奮闘(土井)

2010年03月13日 12時12分37秒 | Weblog
俳句の美人先生からのメールで、先生も相国寺の美術展を見に行かれ、「若冲(いとうじゃくちゅうのこと)の鶴の目動く春の昼」と詠まれたそうです。
鶴の目が本当に動いているような見事な作品への賛嘆とそれを見ている春のひと時の自分の幸せが的確に表現されていると感心します。
他の作品についても句にする努力をされたようで、俳句に対する意気込みが感じられます。
我が身を振り返ると作品を見るのが精一杯で、俳句のことなど頭の片隅にも浮かんで来ず、その日、一句すら出来ませんでした。
非才の上に投稿の締め切りや句会の直前になって慌ててまとめているようではいい句は出来ません。

詩吟についても美人先生や美人先輩達の取り組む姿勢は見上げたものというか、次元の違う別世界のことのようです。
全ては詩吟の為にというより、全てが詩吟の中にあるというような感じです。
元々音感が無い上に、錬成会や試験の直前になってチョコチョコッとやってお茶を濁すようではまともにできる筈がないのは自分で一番よく判っています。

開き直る訳ではありませんが、他人に優れた才能を持たぬ人間がその余生を楽しむ時、叱られたり教えられたりして、僅かでも進歩すればそれはそれで嬉しいものです。

また世の中は広いもので、自分のようなものでも頼られ教えを乞われることが偶にはあり、そんな人達との交流にも心和むものがあります。