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今年の阪神タイガース(土井卓美)

2012年04月26日 14時53分10秒 | Weblog

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昨シーズンの後半に会社が真弓監督の続投を発表しました。
私もそうでしたが多くの阪神ファンは大いにがっかりしたものでした。
しかしその無能無策ぶりはさすがに会社も認めざるを得なくなり、遂には更迭に踏み切りました。
そして登場したのが和田豊新監督ですが、選手時代も監督になっても地味で堅実という印象に変りはありません。
今年の阪神はこれといった補強もなくて現有勢力で戦わなければならない訳で、例年のようにエースや4番を取り込んだ巨人との戦力に差のあることは否めません。

しかし開幕してまだ間がなくて、シーズンを通しての見通しはまだ立ちませんが、現在までの戦いぶりには両者の特徴が明と暗の形になって表れています。
大物選手の巨人の低迷に対して和田阪神は健闘しています。
先ず城島、藤井の両正捕手の故障で止む無く起用した小宮山が急成長して立派にその役目を果たしています。
安藤、久保の両投手の復活も好材料ですが、何よりも注目されるべきは和田監督の采配振りが際立っていることです。
去年の真弓監督がベテランに遠慮して金本を使い続けて本当の勝負が出来なかったのに比べ和田監督は自分の信念で選手を起用しています。
金本といえども平気でスタメンから外し、思い切ってブラゼルをレフトに起用したりもしていますがなかなか出来ることではありません。
この監督の意気込みと統率力によってチャンスを与えられた筒井、鄭、大和、柴田等の若手も力を伸ばし、新戦力になろうとしています。
結果的に勝つときはしっかり勝ち、負けそうな時でも最後まで粘って簡単には負けないといういいチーム状態になってきていると私は見ています。