大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

便利過ぎる(?)世の中(土井卓美)

2012年04月03日 07時55分55秒 | Weblog

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嗽(うがい)をしたり歯を磨いたりする時歯に沁みてかなりの痛みを感じるようになったので金曜日Gゴルフと喫茶店の後の11時半頃思い切って歯医者に行きました。
場所は歩いて1分の美術館の道路を隔てた向かい側です。
ここは予約なしに何時行ってもすぐにやってもらえるので長年のかかりつけです。
「今日はどうしました。」、「じゃあ一寸見せて下さい。」から始まって処置は麻酔注射を打って瞬間ガリガリという音がして一本抜いてお仕舞いでした。
「血が出ていますから脱脂綿は後20分くらい噛んだままにしていて下さい。その後は昼ごはんも食べられますから。」と言われて治療代¥620をお支払いして帰って来たのですが、この間20分位、昼食もその後の嗽も問題ありませんでした。

昼食の後トースターの具合が悪くなったので新しいのに換えたいというので、毎日何通か届くamazonのメールを見てみると何とも色んなのがあり、結局像印の67%引きで¥2820というのにしました。
支払いは登録してあるクレジットカードからの引き落としで至極簡単、2:30注文手続き完了しました。
そしてまた無料特急便の対象にもなると唄われていた通り、翌土曜日の10:10には当該製品が我家に届きました。
別に大したことでもないようなことですが、考えて見れば痛くてたまらない歯の治療と欲しい家電品の購入が実質数10分の内に手軽に出来る世の中になっているのですから便利になったというより、便利になり過ぎているのではないかとさえ思われてきます。

これは一例に過ぎませんが世の中が便利になって何事につけても、それを得るためにこれまでは必要だった工夫や努力が要らなくなってきているのも確かなことです。
この傾向が進み過ぎると頭デッカチで視野の狭い倫理観の欠如した人達が増えてくることに繋がるのではないか要らぬ心配かも知れませんが心配になってきます。
原子力の利用も含めて原点復帰を目指すスローライフの提唱が注目される所以でもあるようです。