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震災への配慮と英国王子結婚式への招待辞退(土井卓美)

2011年03月19日 17時43分05秒 | Weblog
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東日本大震災の発生から一週間を経てその状況も徐々に明らかになり、復興への取り組みも確実に進行しています。
問題点も次第に明らかになり、食料品や生活用品等の不足の深刻さも伝えられていますが、こういう物資の不足や交通手段の破壊状態等については実態が明らかになれば、それ相応の手が打たれ、復旧回復に向けて懸命の努力がなされ、関係者の一致協力による早急な成果が期待されています。

難しいのは被災地や被災者と直接には関係の無い人々の関わり方です。
具体的に問題になっているのがスポーツの試合、音楽や芝居その他のイベント関係で自粛や延期、中止が相継いでいます。
被災直後で精神的にも物理的にも開催不可能な時は当然のこととして誰からも文句の出ようがないのですが、ある程度時間が経ってやろうと思えばやれる状態になった時の開催については賛否両論が相半ばして、どちらの意見が正しいと決め付けることは出来ません。
そんな状況下で選抜高校野球は予定通りの開催を決め、プロ野球はセ・パで違った決定をし、大相撲は未だ検討中というじょうきょうです。
私論としては自粛や遠慮のし過ぎは人々のの心を暗くし、勇気や活力までも奪いかねないし、また延期や中止をしても別に役に立つことを出来る訳でもないので、夫々が自分達で出来ることをして世の中を明るく活性化させる方向に行くべきだと思っています。

そして今回宮内庁が来月末の英国ウィリアム王子の結婚式の皇太子ご夫妻への招待を辞退することを明らかにしました。
妃殿下も健康を回復されて共に出席されることを多くの国民が望んでいた筈です。
それをまだ一ヶ月以上先の結婚式に参加して英国はじめ各国との親交を深める絶好の機会を自らの手で断って、国内に留まってもらうことを決めた役人の感覚は国民感情とずれていると言ったら言い過ぎでしょうか?