大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

葬儀について(土井)

2010年09月16日 14時34分48秒 | Weblog
今日、知人の葬儀に出席してきました。
享年81歳ですから出席者の雰囲気には坦々としたものがありました。
悲しいには違いないでしょうが遺族も特に嘆き悲しむという風でもなく、参列者も○○さんも逝ったかといった感じです。
人間80まで生きて家族や関係者に見送って貰えれば幸せな一生だったといっていいのではないでしょうか。

故人も息子さんも土地の生活者なので通常の葬儀でしたが、前回(9/14)でも書いたように他所から移り住んでそれ程間がないとか、仕事は別の所で寝に帰って又朝出て行くような生活をしているような家庭で偶々この地に居を構えているような場合に通常の費用で通常の葬儀をする意味が本当にあるか、端的に言えば葬儀社に払う費用をもっと別に有効活用出来ないか一考の余地は大いにあると思います。

そこでどうするかの判断材料となるのが義理と世間体と負担能力でしょう。
地域との関わりがそれ程でなければ問題はないのですが、例えば定年退職してからの期間がかなり長くなりその間に本人は地区の役員を引き受けたり、家族は家族でそれなりの人間関係が出来たりとなるとまた考えざるを得なくなります。

しかしそこまで考えることはないのかも知れません。
残された者のその時の判断に任すしかないのですから。