ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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「サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法/大槻 ケンヂ著」を読んだ

2013年07月15日 10時37分46秒 | レバレッジリーディング

なんとなく面白そうだから読んでみたら、

やっぱり面白かったのだった。

筋肉少女帯は、俺がしばらくプロでやっていたバンドのちょっと下の世代で、

プロデューサーも俺たちと同じく佐久間正英さんだったりして、

かなり、近いところにいたんだが、

当時ロックバンドで食う頃が、彼をして「ブータンで王様になるよりありえない滑稽なこと」

と書いてあって、そーだったのか。と思った。

俺たちは軽くスターになれると思っていたので、

ある意味彼の方が大人で現実的だったんだな。

ま、それが今の彼/我の違いになっているわけだが。

 

サブカルは、サブカルチャーではない、いわゆるひとつの日本の「さぶかる」だという話や、

好きでなくてはできないし、自分が好きな物やジャンルを知らしめたい、という

他利的な気持ちがなければできない、という話も納得だ。

 

ミュージシャン由来の「さぶかる」な人だと

タモリさんとか、デーモン木暮とか(彼とは同級生)、パラダイス山元さんとか、

ま、本当に音楽だけでなく、それ以上の才能を持っている人であって

(タモリは別、早稲田のダンモで司会が専門だった)

下手する後音楽の才能よりも、もっとすごいのではないか、と思うのだった。

大槻ケンジだって、小説がんがん書いてるし。多才だ。

 

あと面白かったのは、事務所が潰れる時の話や、

とりあえず、実家にいて「月15万」稼げれば何とかなる話とか。

 

ま、フリーでコピーライターやってる俺も

ほとんど同じようなモノだけどね。

 

人として軸がブレている
大槻 ケンヂ
ぴあ

 

 

 

サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法
大槻 ケンヂ
白夜書房

 

心の折れたエンジェル
大槻 ケンヂ
ぴあ

 

 


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