ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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松井 秀喜の「不動心」という本を読んだ。

2008年10月20日 16時00分14秒 | レバレッジリーディング
不動心 (新潮新書 201)
松井 秀喜
新潮社

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やっぱり面白い、スポーツ選手の本は。トップアスリートはセルフコントロールの達人で、やはり彼らの話は抜群だ。


この本はヤンキーズ松井の本。先日の長谷川の本も面白かったが(あちはらスポーツというよりセルフマネージメントに徹していた)こっちはスポーツの王道を行く。

面白かったのは以前テレビでも言っていたが、まず状況から自分でコントロールできることと、できないことを分けてしまう。そしてできないことはとりあえず意識から外す、ということだ。

これはとても有意義で、ようするに考えても変わらないことはいったんははずし、自分が考えれば変わることに集中してベストを目指すということ。これはスポーツだけではないよ。ほんとうに。

それから、悔しいこと、嫌なことを口にしないというのも、共通した考えで、吐き出したことで形になり、耳に入り、自分を規定してしまう。だからネガティブなことを感じてもそれを口にしないという。これも勉強になる話だ。

彼ははじめて試合を休むようなケガをし(左手首の骨折、それまでは連続出場記録を更新していた)、はじめていろいろなことを考えた、ということで、それは長谷川と同じだ。

長島とのエピソードや本当は阪神に憧れていた(知らなかった)など、なかなか面白い内容もありです。


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2 コメント

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松井と阪神 (minojy)
2008-10-20 23:14:52
>本当は阪神に憧れていた(知らなかった)

これ、結構有名な話だよ。
松井の憧れのバッターは阪神の掛布だったそうな。
もともと松井は右利きで、右打ちだったけど、
掛布になりたくて左打ちに転向したと聞いた。
ドラフトで巨人に指名されたときも、正直いって
不本意そうだったもんなあ。
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そうでしたか (Unknown)
2008-10-21 06:11:02
そうなんだ、有名な話なのね。左打ちは、なんか友達にからかわれてやったのが最初らしい。と本には書いてあったよ。
でもすごい選手だ。
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