どこかで紹介されていて読んでみた。
ひょっとして自己啓発的内容かと思ったら
むしろ学術的なタッチの本であって、
人間の話だけでなく
ラットや犬による実験の話など
その意味でとても面白かった。
ざっくりとフォトリーディング的に読んでしまったので
細かいところはよく覚えていないけど、
一番面白かったのは、
「お金(報酬)がモチベーションを落とすことがある」という事例。
たとえば「好きなこと」をやってもらう。
これを「作業」とする
2つのグループがあって、
どっちも「作業」をする。
Aグループはその作業をするとお金がもらえると宣言される。
そしてお金をもらう。
Bグループはただ好きなことをやっている。無報酬である。
Aグループにある時点で、ここからはもうお金はあげない、と宣言する。
そうするとAグループは、その作業をしなくなる人が増える。
楽しかったはずの作業が、報酬がなくなることで楽しくなくなるからだ。
これは結局のところお金が無気力を生んでいる。
ちなみにBグループにサプライズ的にお金をあげ、
その後はお金をあげなくても、
Bグループのモチベーションは下がらない。
これが意味することは深淵だ。
たとえば仕事とギャラの関係。
ギャラがあるから仕事をする。
ギャラが安くなると仕事は軽いものになったように思える。
でも本来であれば。好きな仕事なら、ギャラの高にかかわらず
楽しく仕事をするべきだろう。
結果的にギャラが安かったり無かったりしても、
お金に左右されてはいけないのだと思う。
ひょっとして自己啓発的内容かと思ったら
むしろ学術的なタッチの本であって、
人間の話だけでなく
ラットや犬による実験の話など
その意味でとても面白かった。
ざっくりとフォトリーディング的に読んでしまったので
細かいところはよく覚えていないけど、
一番面白かったのは、
「お金(報酬)がモチベーションを落とすことがある」という事例。
たとえば「好きなこと」をやってもらう。
これを「作業」とする
2つのグループがあって、
どっちも「作業」をする。
Aグループはその作業をするとお金がもらえると宣言される。
そしてお金をもらう。
Bグループはただ好きなことをやっている。無報酬である。
Aグループにある時点で、ここからはもうお金はあげない、と宣言する。
そうするとAグループは、その作業をしなくなる人が増える。
楽しかったはずの作業が、報酬がなくなることで楽しくなくなるからだ。
これは結局のところお金が無気力を生んでいる。
ちなみにBグループにサプライズ的にお金をあげ、
その後はお金をあげなくても、
Bグループのモチベーションは下がらない。
これが意味することは深淵だ。
たとえば仕事とギャラの関係。
ギャラがあるから仕事をする。
ギャラが安くなると仕事は軽いものになったように思える。
でも本来であれば。好きな仕事なら、ギャラの高にかかわらず
楽しく仕事をするべきだろう。
結果的にギャラが安かったり無かったりしても、
お金に左右されてはいけないのだと思う。
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