通でがんす

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東京下町春夏秋冬 夏(その2)

2012年08月24日 | 日記
「スターバックス 東京スカイツリー・ソラマチ東6階店に飾ってある、山本理子さんの作品「東京下町春夏秋冬」を紹介するシリーズ」




「東京下町春夏秋冬」



「今日は、夏の2回目じゃ」






隅田川花火大会

そして夏の風物詩と言えば花火です。隅田川花火大会も毎年多くの人で賑わいます
この花火も江戸時代に大変発展しました




「隅田川といえば花火大会でも有名じゃね」

「花火見物でおなじみの「たまやー」「かぎやー」の掛け声も、ここからきとるんじゃの」

「花火を打ち上げよったのが、玉屋と鍵屋じゃったんよね」

「ところで、隅田川の花火大会の起源って知っとるかいの?」

「そんなの、知らんよね!」



享保17年(1732)の大飢餓で多くの餓死者が出、更に疫病が流行し国勢に多大な被害と影響を与えました。

幕府(8代将軍吉宗)は、翌18年(1733)5月28日(旧暦)犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈り、隅田川で水神祭を行った。
この時に、両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが由来とされています。

(「歴史花火資料」第35回 隅田川花火大会 公式ホームページ)




「へぇ、慰霊と悪病退散を祈って始まったもんなんじゃ。旧暦の5月28日って、いつごろになるんかね?」

「旧暦じゃけぇ毎年違うんじゃが、今年(2012年)は7月17日(火)にあたるんじゃ」

「花火を打ち上げるには、ちょっと早いかね…」

「最初の隅田川花火の花火師は6代目鍵屋弥兵衛で、打ち上げられた花火は20発くらいといわれるとるんじゃの」

「たったの20発?」

「今は、約2万発が打ち上げられるというけぇ、文字通り天と地ほどの差があるよのう」

「20発でも、江戸っ子たちは楽しんだんじゃろうね。で、お金は誰が出しちゃったんかね? 幕府?」

「費用は、舟宿(ふなやど)と両国あたりの茶店(ちゃや)などが出したということじゃ」

「茶店は分かるけど、舟宿って何?」

「釣りや舟遊びをする客に船を貸し出しとるところじゃ」

「ということは、花火のときに船を出して儲けたんじゃろうね」

「江戸時代は、春の花見や夏の納涼(のうりょう。夕涼みのこと)にも船を利用しよったそうじゃ」

「スカイツリーは隅田川の近くにあるけぇ、この花火もよう(=よく)見えるんじゃろうね」

「隅田川花火大会の当日(2012年7月28日)、東京スカイツリーの天望回廊(高さ450メートル)と天望デッキ(同350メートルの)が特別営業されて、抽選に当たった約750の人が花火を楽しんだそうじゃ」

「倍率も高かったんじゃないんかね?」

「倍率が186倍じゃったそうな」

「186倍! すごいねぇ」





今回の写真は、山本理子さんの許可を得て使用しています。





↓山本理子さんについては、こちら↓

Riko





↓スターバックス 東京スカイツリー・ソラマチ東6階店については、こちら↓

「東京スカイツリー・ソラマチ東6階店」スターバックス コーヒー ジャパン





↓隅田川花火大会については、こちら↓

第35回 隅田川花火大会 公式ホームページ





↓山本理子さんについての関連記事は、こちら↓

東京下町春夏秋冬 スターバックス 東京スカイツリー・ソラマチ東6階店

余れる処 合わぬ所 生まれ出 神話 ギャラリーヨコタ

月と海と太陽の神話 旧日本銀行広島支店






「今日は、スターバックス 東京スカイツリー・ソラマチ東6階店に飾ってある山本理子さんの作品「東京下町春夏秋冬」の、夏(その1)について話をさせてもらいました」

「次は秋じゃけぇの。ほいじゃあ、またの」

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