「去年(2013年)9月、新しい診療棟が開院した広島大学病院の入り口に巨大なオブジェ「Four seasons Tree」が飾られとる」
「へぇ。そんなんができたんじゃね」
「前から気になっとったんじゃが、この間の土曜日(3月8日)に見に行ってきた」
このオブジェは、診療棟整備の基本コンセプト“Green Hospital”に基づき、「もみの木」をモチーフにした八角錐の形をしています。8面それぞれに、広島の四季の風景や草花をデザインしました。夜間には照明が点灯し、幻想的な雰囲気を作り出します。
この作品が、皆様の元気や癒し、希望につながることを願っています。
Desigin:一鍬田 徹(広島大学)
平成25年9月
寄贈 一般財団法人 緑風会
「Four seasons Tree、つまり「四季の木」というわけじゃね」
「このオブジェをぐるっと一周して見ると、広島の四季が表現されとるんじゃ」
【春】
「春といえば、桜」
「桜の後ろには、猿猴川(えんこうがわ)と、そこに架かる荒神橋(こうじんばし)」
「橋の上には広電(=広島電鉄)の市内電車が走っとって、そのうしろにあるのが後ろに黄金山(おうごんざん)」
「黄金山は、桜のシーズンになると、登山道のほとりに植えられた桜が桜の花道のように見えるんじゃの」
「木々の緑の中に、ピンク色の桜の道が帯がつながっとるように見えるんよ」
「日本気象協会によると、2014年の広島の桜の開花予想は3月25日じゃ」
「右上には、大学病院も入っとるね」
【夏】
「夏といえば、ひまわりと朝顔」
「そして、8月6日の平和記念日」
「原爆ドームと平和資料館も入っとるね」
【秋】
「秋といえば、広島県の木と花でもある、紅葉(もみじ)」
「紅葉といえば、宮島」
「宮島の鳥居と鹿が入っとるね」
【冬】
「冬といえば、椿」
「広島大学の東広島キャンパスと、その所在地・東広島市西条にある、雪化粧をした酒蔵通り」
「雪だるまやクリスマスツリーも入っとるね」
「最後になったけど、このオブジェ、どのくらいの大きさがあるん?」
「高さが7メートル、最大直径が4.7メートルある。あと、内部のLED照明があって、夜10まで点灯するそうじゃ」
「今度は、夜、見に来(こ)にゃいけんね」
↓このオブジェを作った一鍬田 徹氏については、こちら↓
HITOKUWADA TORU OFFICIAL WEBSITE
↓広島大学病院については、こちら↓
広島大学 広島大学病院
訪問日:2014年3月8日
「今日は、広島大学病院の入り口のオブジェ「Four seasons Tree」について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
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