「今日(4月12日)は何の日か知っとるか?」
「パンの記念日じゃん」
「パンの記念日?」
「…いうて、テレビでやっとったよ」
日本人ではじめて本格的にパン製造を行ったのは、伊豆韮山の代官であり、軍学者でもあった江川太郎左衛門です。
江川太郎左衛門の師に当たる高島秋帆の従者に、長崎のオランダ屋敷に料理方として勤め、製パン技術を覚えた作太郎という人がいました。
そこで、作太郎を伊豆韮山の江川太郎左衛門宅に呼び寄せ、パン焼き窯を作り、1842年4月12日、記念すべき「兵糧パン」第1号が焼き上げられました。
(「パンの日」パンのはなし:パン食普及協議会がお送りするパンの情報提供サイト)
「ほー、そりゃ知らんかったのう…。いや、そうじゃのうて、50年前の今日。つまり、1963年(昭和38年)4月12日に、「株式会社円谷特技プロダクション(現:円谷プロダクション。以下、円谷プロと略す)」が設立されたんじゃ」
「50年前? 円谷プロって、『ゴジラ』や『ウルトラマン』を作った、「特撮の神様」の円谷英二(つぶらや えいじ)の会社じゃろ?」
「ほうじゃの」
「ほいじゃったら、もっと古くからあるんじゃないん?」
「それまで自宅にあった「円谷特技研究所」を、1963年に法人化されたそうじゃ」
「へぇ」
↓円谷プロについては、こちら↓
円谷ステーション - ウルトラマン、円谷プロ公式サイト
「で、円谷プロ設立50周年と関係があると思うんじゃが、明日(4月13日)から6月16日(日)まで、ふくやま美術館で『ウルトラマン創世紀展 -ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ-』が開催されるんじゃ」
特撮の神様と呼ばれた円谷英二。そこに若い脚本家、監督、特撮スタッフらが集い情熱を注いで、1966年にウルトラマンは誕生しました。
それからおよそ半世紀にわたって、その映像は多くの人々の心をとらえ続けています。
娯楽の中心が映画からテレビに移り、さらにテレビの黄金期を迎える昭和時代において、ウルトラマンを生み育てた制作現場では、熱き思いとともに様々な挑戦が繰り広げられ、時代の要請に応えて変化を遂げてきました。
本展覧会では、その原点であるウルトラQから、ウルトラマン80までのウルトラシリーズを取り上げ、その人気の秘密を、送り手である制作側の情熱と、受け手である子どもを取り巻く文化の両面から探ります。当時夢中になっていた世代から、昭和のウルトラマンを知らない子どもたちまで、多くの世代にウルトラマンの魅力を存分にお楽しみいただけると思います。
「特別展 ウルトラマン創世紀展 -ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ-」ふくやま美術館公式ホームページ
「今回の展示は、円谷プロの中でも、ウルトラマンがメインなんじゃね」
「ウルトラQ(1966年)からウルトラマン80(1980年)までは、昭和に制作された、第1期から第3期までのウルトラシリーズになるんじゃの」
「第1期から第3期?」
「これは放送時からあるものじゃのうて、1980年代ころから言われるようになったものなんじゃ」
第1期ウルトラシリーズ
『ウルトラQ』
1966年1月~7月。全28話
『ウルトラマン』
1966年7月~1967年4月。全39話
『ウルトラセブン』
1967年10月~1968年9月。全49話
「この3作品は、「空想特撮シリーズ」とも呼ばれとるんじゃ」
「お父さんは、リアルタイムじゃ見てないじゃろ?」
「再放送で見とるよのう。ほいじゃが、『ウルトラQ』だけは恐(こわ)あて、恐あてのう。よう見んかった。じっくりと見たのは、大人になってビデオ化されてからじゃの」
第2期ウルトラシリーズ
『帰ってきたウルトラマン』
1971年4月~1972年3月。全51話
『ウルトラマンA』
1972年4月~1973年3月。全52話
『ウルトラマンタロウ』
1973年4月~1974年3月。全53話
『ウルトラマンレオ』
1974年4月~1975年3月。全51話
「わしがリアルタイムで見た最初のウルトラマンが『帰ってきたウルトラマン』じゃったけぇ、思い入れが強いよのう」
「『帰ってきたウルトラマン』だけで、関連本を何冊持っとってんじゃろか?」
「1973年からのオイルショックの影響もあって、『ウルトラマンレオ』をもって終了となるんじゃ」
「オイルショックいうたら、トイレットペーパーの買い占めなんかがあったね」
第3期ウルトラシリーズ
『ザ☆ウルトラマン』
1979年4月~1980年3月。全50話
『ウルトラマン80』
1980年4月~1981年3月。全50話
「『ザ☆ウルトラマン』って、アニメのやつじゃろ?」
「ほうじゃの。『ウルトラマン80』は学園ドラマを取り入れとったりしたんじゃが、正直なところ、この2作品は、あんまり見とらんのじゃ」
「4月13日(土)は、『ウルトラセブン』モロボシ・ダン隊員役の森次晃嗣(もりつぐ こうじ)氏と、『ウルトラマンA』北斗星司(ほくと せいじ)隊員役の高峰圭二(たかみね けいじ)氏の対談とサイン会があるって書いてあるよ」
「えぇい。仕事で見に行けんわい!!」
「今日は、明日からふくやま美術館で開催される『ウルトラマン創世紀展』について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「パンの記念日じゃん」
「パンの記念日?」
「…いうて、テレビでやっとったよ」
日本人ではじめて本格的にパン製造を行ったのは、伊豆韮山の代官であり、軍学者でもあった江川太郎左衛門です。
江川太郎左衛門の師に当たる高島秋帆の従者に、長崎のオランダ屋敷に料理方として勤め、製パン技術を覚えた作太郎という人がいました。
そこで、作太郎を伊豆韮山の江川太郎左衛門宅に呼び寄せ、パン焼き窯を作り、1842年4月12日、記念すべき「兵糧パン」第1号が焼き上げられました。
(「パンの日」パンのはなし:パン食普及協議会がお送りするパンの情報提供サイト)
「ほー、そりゃ知らんかったのう…。いや、そうじゃのうて、50年前の今日。つまり、1963年(昭和38年)4月12日に、「株式会社円谷特技プロダクション(現:円谷プロダクション。以下、円谷プロと略す)」が設立されたんじゃ」
「50年前? 円谷プロって、『ゴジラ』や『ウルトラマン』を作った、「特撮の神様」の円谷英二(つぶらや えいじ)の会社じゃろ?」
「ほうじゃの」
「ほいじゃったら、もっと古くからあるんじゃないん?」
「それまで自宅にあった「円谷特技研究所」を、1963年に法人化されたそうじゃ」
「へぇ」
↓円谷プロについては、こちら↓
円谷ステーション - ウルトラマン、円谷プロ公式サイト
「で、円谷プロ設立50周年と関係があると思うんじゃが、明日(4月13日)から6月16日(日)まで、ふくやま美術館で『ウルトラマン創世紀展 -ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ-』が開催されるんじゃ」
特撮の神様と呼ばれた円谷英二。そこに若い脚本家、監督、特撮スタッフらが集い情熱を注いで、1966年にウルトラマンは誕生しました。
それからおよそ半世紀にわたって、その映像は多くの人々の心をとらえ続けています。
娯楽の中心が映画からテレビに移り、さらにテレビの黄金期を迎える昭和時代において、ウルトラマンを生み育てた制作現場では、熱き思いとともに様々な挑戦が繰り広げられ、時代の要請に応えて変化を遂げてきました。
本展覧会では、その原点であるウルトラQから、ウルトラマン80までのウルトラシリーズを取り上げ、その人気の秘密を、送り手である制作側の情熱と、受け手である子どもを取り巻く文化の両面から探ります。当時夢中になっていた世代から、昭和のウルトラマンを知らない子どもたちまで、多くの世代にウルトラマンの魅力を存分にお楽しみいただけると思います。
「特別展 ウルトラマン創世紀展 -ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ-」ふくやま美術館公式ホームページ
「今回の展示は、円谷プロの中でも、ウルトラマンがメインなんじゃね」
「ウルトラQ(1966年)からウルトラマン80(1980年)までは、昭和に制作された、第1期から第3期までのウルトラシリーズになるんじゃの」
「第1期から第3期?」
「これは放送時からあるものじゃのうて、1980年代ころから言われるようになったものなんじゃ」
第1期ウルトラシリーズ
『ウルトラQ』
1966年1月~7月。全28話
『ウルトラマン』
1966年7月~1967年4月。全39話
『ウルトラセブン』
1967年10月~1968年9月。全49話
「この3作品は、「空想特撮シリーズ」とも呼ばれとるんじゃ」
「お父さんは、リアルタイムじゃ見てないじゃろ?」
「再放送で見とるよのう。ほいじゃが、『ウルトラQ』だけは恐(こわ)あて、恐あてのう。よう見んかった。じっくりと見たのは、大人になってビデオ化されてからじゃの」
第2期ウルトラシリーズ
『帰ってきたウルトラマン』
1971年4月~1972年3月。全51話
『ウルトラマンA』
1972年4月~1973年3月。全52話
『ウルトラマンタロウ』
1973年4月~1974年3月。全53話
『ウルトラマンレオ』
1974年4月~1975年3月。全51話
「わしがリアルタイムで見た最初のウルトラマンが『帰ってきたウルトラマン』じゃったけぇ、思い入れが強いよのう」
「『帰ってきたウルトラマン』だけで、関連本を何冊持っとってんじゃろか?」
「1973年からのオイルショックの影響もあって、『ウルトラマンレオ』をもって終了となるんじゃ」
「オイルショックいうたら、トイレットペーパーの買い占めなんかがあったね」
第3期ウルトラシリーズ
『ザ☆ウルトラマン』
1979年4月~1980年3月。全50話
『ウルトラマン80』
1980年4月~1981年3月。全50話
「『ザ☆ウルトラマン』って、アニメのやつじゃろ?」
「ほうじゃの。『ウルトラマン80』は学園ドラマを取り入れとったりしたんじゃが、正直なところ、この2作品は、あんまり見とらんのじゃ」
「4月13日(土)は、『ウルトラセブン』モロボシ・ダン隊員役の森次晃嗣(もりつぐ こうじ)氏と、『ウルトラマンA』北斗星司(ほくと せいじ)隊員役の高峰圭二(たかみね けいじ)氏の対談とサイン会があるって書いてあるよ」
「えぇい。仕事で見に行けんわい!!」
「今日は、明日からふくやま美術館で開催される『ウルトラマン創世紀展』について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
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