16日(火)から、広島県立美術館で「ムーミン展」が始まりましたのう。
↓くわしくは、こちら↓
「幻想的な絵 ムーミン展開幕」中国新聞 2010年2月16日
「「ムーミン展」が開かれる美術館はどこ?」通じゃのう
【問題】
広島県立美術館で開催されている「ムーミン展」に関連して、映画館・サロンシネマ1で、2月20日から26日まで上映されるムーミン映画のタイトルは何でしょうか?
1.ムーミン谷の彗星 2.たのしいムーミン一家 3.ムーミン谷の夏まつり 4.ムーミン谷の十一月
【正解】
3.ムーミン谷の夏まつり
【解説】
大洪水で離ればなれになってしまったムーミン一家と仲間たちの、夏の日の大冒険
「劇場版ムーミン パペット・アニメーション~ムーミン谷の夏まつり~」オフィシャルサイト
日本で「アニメ(アニメーション)」といえば、「セルアニメ」が主流ですのう。
このムーミン映画は「パペット(人形)アニメ」、人形を動かすことで作られとります。
「パペット・アニメ」としては、『チェブラーシカ』も有名じゃの。
↓『チェブラーシカ』については、こちら↓
「映画「チェブラーシカ」全四話完全版公式サイト」三鷹の森ジブリ美術館
その他にも「クレイ(粘土)アニメ」というのがあって、こちらは『ウォレスとグルミット』が有名ですかの。
↓「ウォレスとグルミット」については、こちら↓
「ウォレスとグルミット」
わしも20年ぐらい前に、パペット・アニメ版のムーミンのビデオを2本(6話)買って、今も大事に持っとります。
(1979年にポーランドで作られ、26エピソード、全78話あるそうじゃ)
初期の日本版ムーミン(1969年・1972年)を見慣れたわしにとっては、ちょっとついていけん世界観じゃった。
でも、見ていくうちに、「トーベ・ヤンソンはこんな世界が描きたかったんかのう」と受け入れることができるようになった。
なにせ、初期日本版ムーミンに対して、原作者のヤンソンが「私のムーミンはノー・カー、ノー・ファイト、ノー・マネーだ(車とカネを持たず、また争わない)」と言って怒ったくらいじゃけえのう。
そのせいか、1990年(平成2年)に再度アニメ化された『楽しいムーミン一家』シリーズでは、ヤンソン自身が制作に関わられとります。
パペット・アニメ版もヤンソン自身が監修し、最もお気に入りの作品とされとるそうじゃ。
わしが持っとるビデオ版では、初期日本版でムーミンの声をアテた岸田今日子が、すべてのキャラを演じ分けておられます。
映画『ムーミン谷の夏まつり』が上映されるサロンシネマは、わしが30年近く通い詰めとる映画館じゃ。
サロンシネマ1は「日本一広いシート」で、サロンシネマ2は日本初の車用シートを導入されとります。
広いシートというのは、オールナイト(フィルムマラソン)の時に威力を発揮するんよ。
東京出張時に、渋谷にある新文芸坐にオールナイトを見に行ったことがある。
オールナイトは普通、夜の9時か10時から朝の6時くらいまであるんよ。
つまり、8時間くらいは座ったままという状況になるわけじゃ。
映画館のあの狭い座席に約8時間、座り続けることができますか?
わしゃ、できん!
というより、かなりつらかった…。
(とかいいながら、映画『伝説巨神イデオン』では、「接触篇」「発動篇」の合計約3時間を、松竹東洋座か広島名画座で1日3回見たことがある)
その点、サロンシネマ1の「広いシート」は、ええで。
イスのクッションもほどよく、テーブルに物が置けて、その下にゆったりと足を伸ばすこともできる。
いざとなれば、大の大人でも楽に寝る(!)ことができる。
今夜(2月20日)はサロンシネマ1で「フィルムマラソン548 フランス・ヒロインは冒険する! ~エリック・ロメール監督追悼によせて~」があり、以下の4本の映画が上映されます。
興味のある方は、どうぞ。
『アメリ』 『汚れた血』『春のソナタ』『ボーイ・ミーツ・ガール』
↓サロンシネマについては、こちら↓
サロンシネマ&シネツイン
今日は、ムーミンとサロンシネマについて勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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