通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

飛梅伝説

2015年02月06日 | 日記
飛梅伝説

東風

菅原道真






昨日、「春に東の方角から吹いてくる風」のことを

「東風(こち)」と呼ぶいう話をさせてもろうた。

それで思い出したのが…、





平安時代の貴族・菅原道真(すがわらのみちざね)が、宮廷内の政争に敗れ

今の福岡県にあった大宰府(だざいふ)に左遷されるとき、

道真が愛(め)でた、庭に植えてある梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌。





東風(こち)吹かば 匂(にほ)ひをこせよ

梅の花

主(あるじ)なしとて 春な忘れそ



(訳:主人(道真のこと)がいなくなっても、

春が来るたび忘れることなく、

梅の木よ、芳しい花を咲かせておくれ)






のちにこの梅の木は、道真を追って、

一夜のうちに京都から福岡の大宰府まで飛んでいったという

「飛梅伝説(とびうめでんせつ)」があるんじゃの。





その道真が祀(まつ)られとる、福岡県にある太宰府天満宮では、

御神木の飛梅が10日前の2015年1月26日(月)に開花。

2月上旬から中旬にかけてが見ごろじゃそうな。





↓太宰府天満宮については、こちら↓

太宰府天満宮





ほいじゃあ、またの。

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