通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

東風解凍~七十二候~

2015年02月05日 | 季節の話題
東風解凍

東風が厚い氷を解かし始めるころ

七十二候






昨日は、七十二候のひとつ

「東風解凍(とうふうこおりをとく。はるかぜこおりをとく。2015年2月4日~8日)」。

東からの暖かい風が吹いて、張りつめた厚い氷を解かし始めるころ。





「東風」とは、東の方角から吹いてくる風、

つまり「春風」のこと。

「凍」は「厚い氷」のこと。





「東風」を「こち」と読むと、春の季語。

春に東寄りの風が吹くと寒さが緩み、

春を告げるとして喜ばれたそうじゃ。





中国から伝わった陰陽五行説によると、

季節としての「春」は、「木気(もっき)」。

方角は「東」で、色は「青(緑)」。





春の方角は東なので、

春になると東から風が吹いてくる。

ほいじゃけぇ、東風=春風。





余談じゃが、青春という言葉も、

青+春=青春

から来とるそうじゃ。





【参考文献】

ハンディ版『入門歳時記』(角川書店 1984年)

アフロ『イラストで楽しむ 日本の七十二候』(中経の文庫 2013年)

別冊宝島編集部 編『旧暦で楽しむ日本の四季』(宝島SUGOI文庫) 文庫 2013年)






ほいじゃあ、またの。

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