通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

西国街道(旧山陽道) その2

2014年04月19日 | 見て歩き
~小瀬峠(おぜとうげ)~





「前回は、西国街道にある関戸本陣跡を紹介したんじゃけど…」

「今日は、小瀬峠。山越えの道じゃ」







「道が上り坂になってきたね」







「お地蔵さんが祀ってあった」







「道しるべが立っとるんじゃね」

「この道しるべに沿って進んでも、行き止まりのこともあるけぇ、気をつけてくださいの」









「菜の花が咲いて、きれいじゃね」







「このあたりから、周囲を木々や竹に囲まれて、薄暗くなってくるんじゃ」







「道しるべも立っとるんじゃね」







「正直な話、昼間でも薄暗い道をひとりで歩きよると、心細(ぼそ)うなってくる。坂は急なんじゃが、足は自然と早足になってきて、しんどかった」







「ようやく峠を越えて、下り坂に。あー、一安心」







「安心すると、どうでもええことが気になってくる」

「…たとえば?」

「たとえば、山の中にある鉄塔と鉄塔の間の送電線。ありゃ、どうやって張りよってんかの? それを考え始めると、わしゃ一晩中寝れんのじゃ」

「あんたは、漫才コンビの三球・照代(さんきゅう・てるよ)か?」







「家が見えてくると、ほっとするよのう」

「むかしの旅人も、そんな気分じゃったんかね?」






「小瀬峠、無事に越すことができました」






訪問日:2014年4月11日





「今日は、西国街道にある小瀬峠について話をさせてもらいました」

「次回は、小瀬にある吉田松陰(よしだ しょういん)歌碑などを紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」

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