通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

声を破け!

2017年03月10日 | まんが・テレビ・映画
声優・富田耕生(とみた こうせい)さん

バカボンのパパ

声を破く






「先日(3月5日)午前4時から、NHKラジオの『ラジオ深夜便』の「シリーズ・時代を創った声」コーナーに声優の富田耕生さんが出演されとったんじゃ」

「午前4時って、日曜日にそんな早い時間から起きとるんかいね…」

「わしにとっての富田さんは、『ゲッターロボ』の早乙女博士、『超電磁ロボ コン・バトラーV』の四ツ谷博士、『サイボーグ009(1979年版)』のギルモア博士。うーん、博士役ばっかり並んでしもうたのう」

「うちは『魔法使いチャッピー』ドンちゃんじゃね」

「おー、ドンちゃんでくるか」





↓『魔法使いチャッピー』のドンちゃんについては、こちら↓

「Chappy End」YouTube





「富田さんは50年以上、アニメはもちろん外国映画やドラマの吹き替えなどで活躍され、1万以上の作品にかかわってきたそうじゃ」

「1万! 富田さんって今、何歳?」

「1936年(昭和11年)2月生まれじゃけぇ、81歳」

「お元気じゃねぇ」

「アニメでは、1963年に放送が始まった『鉄腕アトム』や『鉄人28号』にも出演されとるそうじゃ」

「へぇ」

「アニメに関する面白いエピソードとしては、『天才バカボン』のバカボンのパパがあったのう」

「バカボンのパパかぁ。今でもヨド物置のCMをやっとるよね」




↓ヨド物置のCMについては、こちら↓

「CM ヨドコウ ヨド物置 天才バカボン」YouTube





「そのバカボンのパパは、普通のテンションでは演じることができん」

「確かに、普通のテンションじゃできんじゃろうね」

「そのバカボンのパパを演じるとき、「声を破く」という作業をされていたそうじゃ」

「声を破く?」

「普段の2~3倍の大きな声で、「ワー!」と叫ぶ。そうすることで、バカボンのパパの突き抜けた感じが出せるようになるんじゃと」

「声を破くことで、性格的に突き抜けることができて、バカボンのパパを演じることができるようになる、ということなんじゃね」

「演じるには、影でいろんなご苦労があるもんじゃのう」

「そういえば、バカボンのパパは別の方が演じられとったよね」

「バカボンのパパといえば、雨森雅司(あめのもり まさし)さんがハマリ役じゃった。その雨森さんが1984年に亡くなられたので、1990年に放送された『平成天才バカボン』から、富田さんがバカボンのパパを演じておられるんじゃ」





「今日は、50年にわたって活躍されている声優の富田耕生さんについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」

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