通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

塩見大治郎さん

2020年10月03日 | 音楽
夜中、トイレに起きて
何気なくラジオに耳を傾けていると、
「塩見大治郎(しおみ だいじろう)」
という名前に続いて、
伸びのある歌声が聞こえてきた。

「こ、これは、
プロ野球・広島東洋カープの応援歌
「それ行けカープ」を歌われた
塩見大治郎さんじゃないか!」





というわけで、
今日は塩見大治郎さんについてでがんす。





毎度毎度、長い前置きから始まりますが、
しばらくおつきあいください。





NHKラジオ第1は、1年365日、
午後11時05分から午前5時まで
「ラジオ深夜便」という番組を放送している。

今日(10月3日)の午前3時台、
にっぽんの歌こころの歌は、
「メディアの音楽~「ステージ101」から」
じゃった。





↓「ラジオ深夜便」については、こちら↓

ラジオ深夜便





『ステージ101(いちまるいち)』?
音楽番組らしいが、わしゃ知らんで。

調べてみると…、
『ステージ101』は、
今から50年前の1970年に始まり、
1974年までNHK総合テレビで放送された
若者向けの音楽番組。

「若者向け」かぁ。
そのころのわしは
ようやっと10歳になったくらいじゃけぇ、
観たことがないはずじゃ。

本作の後に放送されたのが、
『レッツゴーヤング』(1974年から1986年)。

おぉ、この番組なら観たことあるで。
当時の人気アイドル歌手が
よぉけ(=たくさん)出とったやつじゃの。

2週間後の10月17日
「ラジオ深夜便」午前3時台は
『レッツゴーヤング』の特集じゃそうな。





その『ステージ101』に出演されていたのが、
塩見大治郎さん。





↓『ステージ101』での塩見大治郎さんの歌については、こちら↓

「「若い旅」ヤング101復活コンサート2003」Youtube





↓『ステージ101』については、こちら↓

「ヤング101在籍期間一覧」ステージ101Tribute





上記HPによると、
塩見大治郎さんは、1947年6月2日生、
京都市出身。

『ステージ101』が放送されたのが、
1970年から1974年。

そして「それ行けカープ」の発売は、
カープが初優勝した1975年。





なぜ、京都市出身の塩見さんが、
カープの応援歌を歌うことになったのか?





NHKテレビの音楽番組「ヤング101」で人気を集めた塩見さんは当時、中国放送で1時間のラジオ生番組「ザ・ヤング」を受け持ち、広島でもなじみがあった。CBSソニー専属歌手で、声の通りがいいことから白羽の矢が立った。
「本当にいい歌と巡り合った。すばらしい選手たちとも出会えましたしね。いつまでも歌ってもらい、歌手みょうりに尽きます」

「カープ50年 われらカープ人(びと) (18)悲願に向け応援歌」中国新聞セレクト 2020年3月12日





この記事は、カープが球団創設50周年を
迎えた1999年に掲載されたものを、
今年の春に再掲載したもの。

ほいじゃけぇ、塩見さんのコメントは、
今から21年前のものになる。

あと、本文中にある「中国放送」は、
広島県を拠点とする放送局で、
略称を「RCC(あーるしーしー)」という。

塩見さんがRCCで番組を持っていたのが縁で、
応援歌「それ行けカープ」を
歌われることになったんじゃの。





↓「それ行けカープ」(塩見さんの歌唱ではありません)については、こちら↓

「【公式】それ行けカープ<著名カープファン/リレー映像/2020>」YouTube



カープ カープ カープ
広島 広島カープ

空を泳げと 天もまた胸を開く
今日のこの時を 確かに戦い
はるかに高く はるかに高く
栄光の旗を 立てよ

『それ行けカープ』
作詞:有馬三恵子
作曲:宮崎尚志






個人的には、
塩見さんの伸びやかな声が生かされている、
B面の『勝て勝てカープ』のほうが好きじゃの。





青いグランド 緑の風に
ひらく花びら 世紀のチーム
僕の私の 広島カープ
郷土(きょうど)の希望を 背負って起(た)った
男ナインの 心意気
勝て勝てカープ 勝て勝てカープ
カープカープ われらのカープ

『勝て勝てカープ』
作詞:池田真琴
作曲:山本寿






塩見さんが歌うカープの歌で探したら、
「燃える赤ヘル僕らのカープ」(1978年、
作詞:石本美由紀、作曲・編曲:横山菁児)
があったので、紹介しておきます。

1・3番を歌われているのが塩見さんで、
(赤いTシャツに黒いジャケット)
2・4番を歌われているのが(赤いジャケット)
南 一誠(みなみ いっせい)さんじゃの。





↓「燃える赤ヘル僕らのカープ」については、こちら↓

「燃える赤ヘル僕らのカープ」YouTube





以下、余談…。



塩見さんといえば、
アニメ『闘士ゴーディアン』
(1979年から1981年、タツノコプロ)
の主題歌も歌っておられます。






↓『闘士ゴーディアン』については、こちら↓

「(1979) 闘士ゴーディアン Gordian Warrior Theme」Youtube





以下、さらに余談…。



ラジオで歌を聴いただけじゃったが、
『ステージ101』は面白そうな番組じゃった。

ラジオ深夜便の番組内では、
初期のメンバーが36人だったのが、
最終的には44人になったと紹介されとった。

これらの人が舞台に立って、
歌い、踊るのである。

いや~、こりゃ壮観じゃのう。



音楽監督は、
『上を向いて歩こう』の
故・中村八大(なかむら はちだい)さん、
「ワンツーおじさん」こと
故・和田昭治(わだ しょうじ)さん。

司会が、
関口 宏(せきぐち ひろし)さん、
黒柳徹子(くろやなぎ てつこ)さん、
マイク真木(まき)さんと
前田 美波里(まえだ びばり)さん。

出演者も、
「♪出発(たびだち)の歌~」の
上條恒彦(かみじょう つねひこ)さん、
「初代うたのおにいさん」
田中星児(たなか せいじ)さん、
シンガーソングライターの
太田裕美(おおた ひろみ)さん、
谷山浩子(たにやま ひろこ)さん
と、そうそうたる面々。



それにしても、なにが驚いたって、
アニソン、特ソンを数多く歌われてきた
串田(くしだ)アキラさんが
所属していたってこと。



『ステージ101』、
これから調べてみる価値はありそうじゃ。





今日は、塩見大治郎さんについて
話をさせてもらいました。



ほいじゃあ、またの。
コメント
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