夜中、トイレに起きて
何気なくラジオに耳を傾けていると、
「塩見大治郎(しおみ だいじろう)」
という名前に続いて、
伸びのある歌声が聞こえてきた。
「こ、これは、
プロ野球・広島東洋カープの応援歌
「それ行けカープ」を歌われた
塩見大治郎さんじゃないか!」
というわけで、
今日は塩見大治郎さんについてでがんす。
毎度毎度、長い前置きから始まりますが、
しばらくおつきあいください。
NHKラジオ第1は、1年365日、
午後11時05分から午前5時まで
「ラジオ深夜便」という番組を放送している。
今日(10月3日)の午前3時台、
にっぽんの歌こころの歌は、
「メディアの音楽~「ステージ101」から」
じゃった。
↓「ラジオ深夜便」については、こちら↓
ラジオ深夜便
『ステージ101(いちまるいち)』?
音楽番組らしいが、わしゃ知らんで。
調べてみると…、
『ステージ101』は、
今から50年前の1970年に始まり、
1974年までNHK総合テレビで放送された
若者向けの音楽番組。
「若者向け」かぁ。
そのころのわしは
ようやっと10歳になったくらいじゃけぇ、
観たことがないはずじゃ。
本作の後に放送されたのが、
『レッツゴーヤング』(1974年から1986年)。
おぉ、この番組なら観たことあるで。
当時の人気アイドル歌手が
よぉけ(=たくさん)出とったやつじゃの。
2週間後の10月17日
「ラジオ深夜便」午前3時台は
『レッツゴーヤング』の特集じゃそうな。
その『ステージ101』に出演されていたのが、
塩見大治郎さん。
↓『ステージ101』での塩見大治郎さんの歌については、こちら↓
「「若い旅」ヤング101復活コンサート2003」Youtube
↓『ステージ101』については、こちら↓
「ヤング101在籍期間一覧」ステージ101Tribute
上記HPによると、
塩見大治郎さんは、1947年6月2日生、
京都市出身。
『ステージ101』が放送されたのが、
1970年から1974年。
そして「それ行けカープ」の発売は、
カープが初優勝した1975年。
なぜ、京都市出身の塩見さんが、
カープの応援歌を歌うことになったのか?
NHKテレビの音楽番組「ヤング101」で人気を集めた塩見さんは当時、中国放送で1時間のラジオ生番組「ザ・ヤング」を受け持ち、広島でもなじみがあった。CBSソニー専属歌手で、声の通りがいいことから白羽の矢が立った。
「本当にいい歌と巡り合った。すばらしい選手たちとも出会えましたしね。いつまでも歌ってもらい、歌手みょうりに尽きます」
「カープ50年 われらカープ人(びと) (18)悲願に向け応援歌」中国新聞セレクト 2020年3月12日
この記事は、カープが球団創設50周年を
迎えた1999年に掲載されたものを、
今年の春に再掲載したもの。
ほいじゃけぇ、塩見さんのコメントは、
今から21年前のものになる。
あと、本文中にある「中国放送」は、
広島県を拠点とする放送局で、
略称を「RCC(あーるしーしー)」という。
塩見さんがRCCで番組を持っていたのが縁で、
応援歌「それ行けカープ」を
歌われることになったんじゃの。
↓「それ行けカープ」(塩見さんの歌唱ではありません)については、こちら↓
「【公式】それ行けカープ<著名カープファン/リレー映像/2020>」YouTube
カープ カープ カープ
広島 広島カープ
空を泳げと 天もまた胸を開く
今日のこの時を 確かに戦い
はるかに高く はるかに高く
栄光の旗を 立てよ
『それ行けカープ』
作詞:有馬三恵子
作曲:宮崎尚志
個人的には、
塩見さんの伸びやかな声が生かされている、
B面の『勝て勝てカープ』のほうが好きじゃの。
青いグランド 緑の風に
ひらく花びら 世紀のチーム
僕の私の 広島カープ
郷土(きょうど)の希望を 背負って起(た)った
男ナインの 心意気
勝て勝てカープ 勝て勝てカープ
カープカープ われらのカープ
『勝て勝てカープ』
作詞:池田真琴
作曲:山本寿
塩見さんが歌うカープの歌で探したら、
「燃える赤ヘル僕らのカープ」(1978年、
作詞:石本美由紀、作曲・編曲:横山菁児)
があったので、紹介しておきます。
1・3番を歌われているのが塩見さんで、
(赤いTシャツに黒いジャケット)
2・4番を歌われているのが(赤いジャケット)
南 一誠(みなみ いっせい)さんじゃの。
↓「燃える赤ヘル僕らのカープ」については、こちら↓
「燃える赤ヘル僕らのカープ」YouTube
以下、余談…。
塩見さんといえば、
アニメ『闘士ゴーディアン』
(1979年から1981年、タツノコプロ)
の主題歌も歌っておられます。
↓『闘士ゴーディアン』については、こちら↓
「(1979) 闘士ゴーディアン Gordian Warrior Theme」Youtube
以下、さらに余談…。
ラジオで歌を聴いただけじゃったが、
『ステージ101』は面白そうな番組じゃった。
ラジオ深夜便の番組内では、
初期のメンバーが36人だったのが、
最終的には44人になったと紹介されとった。
これらの人が舞台に立って、
歌い、踊るのである。
いや~、こりゃ壮観じゃのう。
音楽監督は、
『上を向いて歩こう』の
故・中村八大(なかむら はちだい)さん、
「ワンツーおじさん」こと
故・和田昭治(わだ しょうじ)さん。
司会が、
関口 宏(せきぐち ひろし)さん、
黒柳徹子(くろやなぎ てつこ)さん、
マイク真木(まき)さんと
前田 美波里(まえだ びばり)さん。
出演者も、
「♪出発(たびだち)の歌~」の
上條恒彦(かみじょう つねひこ)さん、
「初代うたのおにいさん」
田中星児(たなか せいじ)さん、
シンガーソングライターの
太田裕美(おおた ひろみ)さん、
谷山浩子(たにやま ひろこ)さん
と、そうそうたる面々。
それにしても、なにが驚いたって、
アニソン、特ソンを数多く歌われてきた
串田(くしだ)アキラさんが
所属していたってこと。
『ステージ101』、
これから調べてみる価値はありそうじゃ。
今日は、塩見大治郎さんについて
話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。
何気なくラジオに耳を傾けていると、
「塩見大治郎(しおみ だいじろう)」
という名前に続いて、
伸びのある歌声が聞こえてきた。
「こ、これは、
プロ野球・広島東洋カープの応援歌
「それ行けカープ」を歌われた
塩見大治郎さんじゃないか!」
というわけで、
今日は塩見大治郎さんについてでがんす。
毎度毎度、長い前置きから始まりますが、
しばらくおつきあいください。
NHKラジオ第1は、1年365日、
午後11時05分から午前5時まで
「ラジオ深夜便」という番組を放送している。
今日(10月3日)の午前3時台、
にっぽんの歌こころの歌は、
「メディアの音楽~「ステージ101」から」
じゃった。
↓「ラジオ深夜便」については、こちら↓
ラジオ深夜便
『ステージ101(いちまるいち)』?
音楽番組らしいが、わしゃ知らんで。
調べてみると…、
『ステージ101』は、
今から50年前の1970年に始まり、
1974年までNHK総合テレビで放送された
若者向けの音楽番組。
「若者向け」かぁ。
そのころのわしは
ようやっと10歳になったくらいじゃけぇ、
観たことがないはずじゃ。
本作の後に放送されたのが、
『レッツゴーヤング』(1974年から1986年)。
おぉ、この番組なら観たことあるで。
当時の人気アイドル歌手が
よぉけ(=たくさん)出とったやつじゃの。
2週間後の10月17日
「ラジオ深夜便」午前3時台は
『レッツゴーヤング』の特集じゃそうな。
その『ステージ101』に出演されていたのが、
塩見大治郎さん。
↓『ステージ101』での塩見大治郎さんの歌については、こちら↓
「「若い旅」ヤング101復活コンサート2003」Youtube
↓『ステージ101』については、こちら↓
「ヤング101在籍期間一覧」ステージ101Tribute
上記HPによると、
塩見大治郎さんは、1947年6月2日生、
京都市出身。
『ステージ101』が放送されたのが、
1970年から1974年。
そして「それ行けカープ」の発売は、
カープが初優勝した1975年。
なぜ、京都市出身の塩見さんが、
カープの応援歌を歌うことになったのか?
NHKテレビの音楽番組「ヤング101」で人気を集めた塩見さんは当時、中国放送で1時間のラジオ生番組「ザ・ヤング」を受け持ち、広島でもなじみがあった。CBSソニー専属歌手で、声の通りがいいことから白羽の矢が立った。
「本当にいい歌と巡り合った。すばらしい選手たちとも出会えましたしね。いつまでも歌ってもらい、歌手みょうりに尽きます」
「カープ50年 われらカープ人(びと) (18)悲願に向け応援歌」中国新聞セレクト 2020年3月12日
この記事は、カープが球団創設50周年を
迎えた1999年に掲載されたものを、
今年の春に再掲載したもの。
ほいじゃけぇ、塩見さんのコメントは、
今から21年前のものになる。
あと、本文中にある「中国放送」は、
広島県を拠点とする放送局で、
略称を「RCC(あーるしーしー)」という。
塩見さんがRCCで番組を持っていたのが縁で、
応援歌「それ行けカープ」を
歌われることになったんじゃの。
↓「それ行けカープ」(塩見さんの歌唱ではありません)については、こちら↓
「【公式】それ行けカープ<著名カープファン/リレー映像/2020>」YouTube
カープ カープ カープ
広島 広島カープ
空を泳げと 天もまた胸を開く
今日のこの時を 確かに戦い
はるかに高く はるかに高く
栄光の旗を 立てよ
『それ行けカープ』
作詞:有馬三恵子
作曲:宮崎尚志
個人的には、
塩見さんの伸びやかな声が生かされている、
B面の『勝て勝てカープ』のほうが好きじゃの。
青いグランド 緑の風に
ひらく花びら 世紀のチーム
僕の私の 広島カープ
郷土(きょうど)の希望を 背負って起(た)った
男ナインの 心意気
勝て勝てカープ 勝て勝てカープ
カープカープ われらのカープ
『勝て勝てカープ』
作詞:池田真琴
作曲:山本寿
塩見さんが歌うカープの歌で探したら、
「燃える赤ヘル僕らのカープ」(1978年、
作詞:石本美由紀、作曲・編曲:横山菁児)
があったので、紹介しておきます。
1・3番を歌われているのが塩見さんで、
(赤いTシャツに黒いジャケット)
2・4番を歌われているのが(赤いジャケット)
南 一誠(みなみ いっせい)さんじゃの。
↓「燃える赤ヘル僕らのカープ」については、こちら↓
「燃える赤ヘル僕らのカープ」YouTube
以下、余談…。
塩見さんといえば、
アニメ『闘士ゴーディアン』
(1979年から1981年、タツノコプロ)
の主題歌も歌っておられます。
↓『闘士ゴーディアン』については、こちら↓
「(1979) 闘士ゴーディアン Gordian Warrior Theme」Youtube
以下、さらに余談…。
ラジオで歌を聴いただけじゃったが、
『ステージ101』は面白そうな番組じゃった。
ラジオ深夜便の番組内では、
初期のメンバーが36人だったのが、
最終的には44人になったと紹介されとった。
これらの人が舞台に立って、
歌い、踊るのである。
いや~、こりゃ壮観じゃのう。
音楽監督は、
『上を向いて歩こう』の
故・中村八大(なかむら はちだい)さん、
「ワンツーおじさん」こと
故・和田昭治(わだ しょうじ)さん。
司会が、
関口 宏(せきぐち ひろし)さん、
黒柳徹子(くろやなぎ てつこ)さん、
マイク真木(まき)さんと
前田 美波里(まえだ びばり)さん。
出演者も、
「♪出発(たびだち)の歌~」の
上條恒彦(かみじょう つねひこ)さん、
「初代うたのおにいさん」
田中星児(たなか せいじ)さん、
シンガーソングライターの
太田裕美(おおた ひろみ)さん、
谷山浩子(たにやま ひろこ)さん
と、そうそうたる面々。
それにしても、なにが驚いたって、
アニソン、特ソンを数多く歌われてきた
串田(くしだ)アキラさんが
所属していたってこと。
『ステージ101』、
これから調べてみる価値はありそうじゃ。
今日は、塩見大治郎さんについて
話をさせてもらいました。
ほいじゃあ、またの。