通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

賀茂鶴酒造 酒まつり2013

2013年09月19日 | 広島の話題


「今、JR広島駅に、広島の酒都(しゅと)・西条(さいじょう)にある9つの酒造会社の樽が飾ってあるんじゃ」

「なんで、今ごろ?」

「来月、10月12日(土)、13日(日)の2日間、JR西条駅周辺で酒まつりがあるんじゃの」

「あぁ、そのPRか」

「今日は、西条にある酒造会社のうちのひとつ、賀茂鶴酒造(かもつるしゅぞう)を紹介しようと思う」





江戸時代初期、醸造業をなりわいとし、1873年に酒銘を『賀茂鶴』と命名。
明治時代から先進的精米技術を取り入れ、1917年には全国酒類品評会で初の名誉賞受賞。
およそ50年前、市販酒としていち早く大吟醸造りの酒を発売し先駆けとなった。
全国新酒鑑評会の金賞受賞数は通算、延べ95蔵を超え、現在も記録を更新している。

(「ぶらり西条 酒の友マップ」社団法人東広島市観光協会)




「賀茂鶴といえば、このCMソングじゃの」



♪酒 賀茂鶴~

(CMソング)




「おぉ~、久しぶりに聞いたね。1873年(明治6年)いうけぇ、今から140年前に「賀茂鶴」と名前がつけられたんじゃね」

「創業は、今から390年前の江戸の初期、1623年(元和9年)じゃそうな」

「へぇ。歴史があるんじゃ」

「1900年(明治33年)には、フランスのパリで開催された万国博覧会(ばんこくはくらんかい)にも出品して、名誉大賞を受賞したそうじゃ」

「♪こんにちは~ こんにちは~ 世界の国から~」

「そりゃ、大阪万博(おおさかばんぱく。1970年)のテーマソング、『世界の国から こんにちは』(作詞:島田陽子)じゃんか」

「万博も歴史があるんじゃね」

「1798年にパリで開催されたのが最初じゃいうけぇ…、215年も前か」

「話を賀茂鶴に戻して…。1917年(大正6年)、全国酒類品評会で最初の名誉賞を受賞されたんじゃね」

「95年前の1918年(大正7年)、法人化して賀茂鶴酒造株式会社になったんじゃの」

「大吟醸造りの酒って?」

「今から55年前の1958年(昭和33年)、「特製ゴールド賀茂鶴」という名前で発売したそうじゃ」

「そういや、賀茂鶴はあの戦艦大和と関係があるって、そのむかし聞いたことがあるような…」

「わしも知らんかったんじゃが…。調べみたら、大和には賀茂鶴の特級酒(現在の純米吟醸酒)が積み込まれとって、大和が出航するときは賀茂鶴の酒を飲んだということじゃ」

「大和は、広島県の呉(くれ)にある海軍工廠で作られたもんね」

「西条と呉は、直線距離で30キロと離れとらもんけぇの」





↓賀茂鶴酒造については、こちら↓

日本酒・清酒「賀茂鶴」醸造元:賀茂鶴酒造株式会社 蔵元ホームページ





↓酒まつり2013については、こちら↓

酒まつり公式サイト




撮影日:2013年9月8日
撮影場所:JR広島駅






「今日は、JR西条駅周辺で行われる酒まつりに関連して、賀茂鶴酒造について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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