通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

『仮面ライダーアートギャラリー』 福屋広島駅前店

2013年04月28日 | まんが・テレビ・映画


「昨日は、福屋広島駅前店へ『仮面ライダーアートギャラリー』を見に行ってきたんじゃ」

「どうじゃった?」

「1971年(昭和46年)、今から42年前にテレビ放送と、まんが連載が始まった作品じゃけぇ、今さら未公開の写真や資料が出てくるわけでもない。正直、今まで雑誌などで見た資料や写真がほとんどなんじゃの。それでも、やっぱり見に行ってえかった」

「たとえば?」

「石森章太郎(=石ノ森章太郎。いしのもり しょうたろう)の描く、まんが第1話の冒頭37ページ分の複製原稿が展示されとるんじゃ」

「あぁ。お父さんが、「カラーで見たい」と言ってるやつじゃね」

「単行本では白黒で印刷されとるんじゃが、メディアファクトリーが発行した『仮面ライダー(全3巻)』(1999年)は、カラー原稿の部分が、カラーで復元されとるんじゃの。これは、比治山(ひじやま)にある広島市まんが図書館に行けば、見ることができるぞ」



↓広島市まんが図書館については、こちら↓

広島市まんが図書館



「ちなみに、まんがは「週刊ぼくらマガジン」(講談社)に掲載されとったんじゃが、週刊誌にもかかわらず、第1話は、16ページのカラーを含めて全50ページ!」

「週刊誌なのに、50ページ! すごい力の入れようじゃね」





「会場の中には、ライダーが展示してあって、そこで写真が撮れるようになっとるんじゃの」





「おー、1号ライダー」

「正確には、ラインの入っていない旧1号ライダーじゃ」

「このころは、まだ「変身」じゃなかったんよね」

「「変身!!」の掛け声とともに、「変身ポーズ」をとり始めたのは、一文字隼人(いちもんじ はやと)の2号ライダーからじゃの」





「わしゃ、サイクロンの独特のフォルムと、カラーリングが好きじゃの」







「V3に…」







「アマゾン」







「これは?」

「ご存じ、ショッカーの手術台」

「そうか。この手術台の上で、本郷猛(ほんごう たけし)たちが、改造手術を受けるんじゃったね」

「仮面ライダーでは、ウルトラマンの「怪獣」に対して、「怪人」という名称もあった。ほいじゃが、ショッカーによって改造された人間、「改造人間」という名称のほうが、心ならずも悪の手先にされてしもうた人間の哀しみが出とって、わしゃ好きなんじゃ」

「上に見える、白衣らしきものを着て、マスク、手袋をしている人が…」

「改造手術を行ったショッカーの科学者グループじゃろうの」

「手術台の横には、子ども向けに
「だいのうえで て を ひろげて しゃしん を とってね」
と書いてあるよ」

「正確には、両手両足を広げて立ち、苦痛の表情で、顔を左右に振る。ここに黄色や赤色の、原色系のスポットライトを当てて、以下のナレーションが流れると、もっと雰囲気が出るんじゃがの」



仮面ライダー本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは、世界征服を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由のために、ショッカーと闘うのだ!




「…そこまでマニアックにやらんでもええじゃん」







「これは、ショッカーのエンブレムじゃね」

「翼を広げたワシをイメージしたものじゃの。このライトが点滅して、納谷吾郎(なや ごろう)演じるショッカー首領の声が聞こえてくる、というわけじゃ」

「子どものころ、ショッカーの秘密基地は、暗くて、不気味で、恐かったのを覚えとるよ」





訪問日:2013(平成25年)年4月27日





「今日は、福屋広島駅前店で開催されている『仮面ライダーアートギャラリー』について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
コメント
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