通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

明日から『仮面ライダーアートギャラリー』 福屋広島駅前店

2013年04月24日 | まんが・テレビ・映画


1970年代から現在にいたるまで、多くの人に愛されてきた仮面ライダー。
子どもから大人まで、世代をこえて一緒に楽しめるキャラクターとして、親と子どもたちをつなぐ架け橋的な存在となっています。
今展は、そんな仮面ライダーの選りすぐりの原画(複製)や等身大のキャラクター、バイクなどの展示でお楽しみいただけます。
会場内シアターでは広島初公開の「仮面ライダー3Dバトル」もご覧いただけます。
親子そろって楽しめるゴールデンウィークのイベントへ、どうぞお出かけください。

「仮面ライダーアートギャラリー」広島の百貨店 福屋






「仮面ライダーか…。ウルトラマンといい、映画『ルパン三世 カリオストロの城』といい、今年はお父さんの好きなものが勢揃いじゃね」

「テレビでは『宇宙戦艦ヤマト2199』の放送も始まったしの。ちなみに、この4つの作品に関わっとられる方がおられるんじゃが、知っとるかいの?」

「ウルトラマン、ライダー、ルパンにヤマトの4つ?」

「ウルトラマンとライダーじゃったら、『ウルトラマン』のムラマツキャップ役と、『仮面ライダー』のおやっさんこと、立花藤兵衛(たちばな とうべえ)役の小林昭二(こばやし あきじ)がおられるのう」

「…うーん、分からん」

「今年(2015年)3月5日に亡くなられた、納谷悟朗(なや ごろう)じゃ」

「あー、ルパンの銭形(ぜにがた)警部役の方?」

「ほうじゃの。ライダーでは敵・ショッカーの首領役、ヤマトでは艦長の沖田十三(おきた じゅうぞう)役を演じられとってんじゃの」

「ウルトラマンにも出とられたっけ?」

「『ウルトラマンA(エース)』では、なんと、主役のAの声を担当しとられたんじゃ」

「そこまでは知らんかった」

「納谷氏のご冥福をお祈りいたします」





「というわけで、『仮面ライダー』について話をしようと思うたんじゃが、なにせ42年前の1971年(昭和46年)4月から始まった作品。作品の数だけで膨大(ぼうだい)な数になってしまうんじゃの」

「42年前か。そんなむかしの話になってしまうんじゃね」

「とりあえず、「昭和仮面ライダー」と「平成仮面ライダー」の、大きく2つに分けて紹介してみようかの」





■昭和仮面ライダー 第1期

『仮面ライダー』
(1971年4月から1973年2月)

『仮面ライダーV3(ブイスリー)』
(1973年2月から1974年2月)

『仮面ライダーX(エックス)』
(1974年2月から10月)

『仮面ライダーアマゾン』
(1974年10月から1975年3月)

『仮面ライダーストロンガー』
(1975年4月から12月)




「…こんなにあったっけ? うちは『V3』くらいまでしか知らんよ」

「仮面ライダーシリーズとしては、まだまだ序の口じゃ。とはいえ、わしも熱心に観よったのは『アマゾン』くらいまでかの」





■昭和仮面ライダー 第2期

『仮面ライダー(新)(スカイライダー)』
(1979年10月から1980年10月)

『仮面ライダースーパー1(ワン)』
(1980年10月から1981年9月)

『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
(1984年1月)




「仮面ライダー全員集合!?」

「これは、雑誌を中心に展開されとった『仮面ライダーZX(ゼクロス)』を主役に据えて、1回だけ放送されたものじゃ」

「10号って、1号、2号、V3、エックス、アマゾン、ストロンガー、スカイ、1…で8人ライダーじゃん。ゼクロスを入れても9人ライダーじゃけど?」

「『V3』には、「ライダーマン」というライダーも登場しとるけぇ、それを入れて10人になるんじゃの」

「あぁ。ライダーマンって、口が見えるライダーかいね」

「それ、それ」





■昭和仮面ライダー 第3期

『仮面ライダーBLACK(ブラック)』
(1987年10月から1988年10月)

『仮面ライダーBLACK RX(ライダーブラック アールエックス)』
(1988年10月から1989年9月)






「この後、テレビで仮面ライダーが放送されん時代があるんじゃ」

「全然、作られんかったん?」

「このころはビデオも普及してきた時期じゃったけぇ、ビデオ作品として作られたのが…」



『真・仮面ライダー 序章』(1992年)



「1992年(平成4年)といえば、テレビの『仮面ライダー』を制作した東映のVシネマが幅を利かせた時代じゃの」



東映は低迷する日本映画の現状打開のため、劇場公開にかかるコストを作品制作費に充填する事で、低予算ながら劇場公開作品に劣らぬ品質を生み出そうとしたのである。

(略)

東映のこの試みは功を奏し、1990年までに発売した20本の平均売り上げ数2万7千本と1万本でヒットと言われるビデオ業界で大成功を収め、1990年4月からは月に1本、10月からは月2本と量産体制を整え、Vシネマ=オリジナルビデオという意味合いで、事実上の代名詞として使用される事も多い。

(「オリジナルビデオ」ウィキペディア)




「『真』のあと、2つの映画作品が作られとるんじゃ」



『仮面ライダーZO(ゼットオー)』(1993年)

『仮面ライダーJ(ジェイ)』(1994年)




「『J』は、仮面ライダーとしては、初めて巨大化する作品なんじゃの」

「仮面ライダーが、巨大化するん!?」

「1993年(平成5年)には、

『ウルトラマンVS仮面ライダー』

というビデオ作品も制作されとって、その流れもあると思うんじゃ」

「えぇっ!! 仮面ライダーはウルトラマンとも共演しとったん!?」



1990年代前半にはテレビシリーズは両シリーズとも休止中であったものの、映画やビデオ作品として久々に新作が発表されるなどの新たなムーブメントが起きつつあった。
そのような状況下でバンダイビジュアルが制作を手掛けた本作品は、それぞれの作品の権利者である円谷プロダクションと東映が複雑な権利関係をクリアするため再発売およびテレビ放送しない前提で同意。
両シリーズ歴代作品の名場面を使用した比較紹介やスタッフや出演者へのインタビューに加えて、完全新作の短編ドラマが収録されるに至った。

(「ウルトラマンVS仮面ライダー」ウィキペディア)






「2000年(平成12年)1月に『仮面ライダークウガ』の放送が始まって、テレビで約10年ぶりに仮面ライダーシリーズが復活。今に続く平成仮面ライダーシリーズが始まるんじゃ」



■平成仮面ライダー

『仮面ライダークウガ』
(2000年1月から2001年1月)

『仮面ライダーアギト』
(2001年1月から2002年1月)

『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』
(2002年2月から2003年1月)

『仮面ライダー555(ファイズ)』
(2003年1月から2004年1月)

『仮面ライダー剣(ブレイド)』
(2004年1月から2005年1月)

『仮面ライダー響鬼(ひびき)』
(2005年1月から2006年1月)

『仮面ライダーカブト』
(2006年1月から2007年1月)

『仮面ライダー電王(でんおう)』
(2007年1月から2008年1月)

『仮面ライダーキバ』
(2008年1月から2009年1月)

『仮面ライダーディケイド』
(2009年1月から2009年8月)

『仮面ライダーW(ダブル)』
(2009年9月から2010年8月)

『仮面ライダーオーズ/000』
(2010年9月から2011年8月)

『仮面ライダーフォーゼ』
(2011年9月から2012年8月)

『仮面ライダーウィザード』
(2012年9月から現在まで)




「このあたりになると、誰が誰やら、全然分かりません」

「ライダーを見分ける手掛かりのひとつになるのが、変身ベルトかの」

「…?」

「たとえば、『ファイズ』では、変身ベルトに携帯電話をセットするんじゃ」

「あぁ。子どもたちがそんなベルトを持って遊びよったよね」

「わしらのころの変身ベルトといえば、「光る!!回る!!」。つまり、光って、回るだけじゃった。それが、「STANDING BY」というように、音声やサウンドが出るような仕掛けの変身ベルトを売り出すような時代になったんじゃの」

「そうか。仮面ライダーで「ライダースナック」を思い出したけど、「変身ベルト」もあったね」

「仮面ライダーといえば、「変身!」じゃもんの。このほかにも、2本の映画作品があるんじゃ」



『仮面ライダー THE FIRST(ザ ファースト)』(2005年)

『仮面ライダー THE NEXT(ザ ネクスト)』(2007年)




「個人的には、このテイストの仮面ライダーが観たいんじゃがのう」





↓『仮面ライダー THE FIRST』については、こちら↓

映画「仮面ライダー THE FIRST」公式サイト





↓『仮面ライダー THE NEXT』については、こちら↓

映画「仮面ライダー THE NEXT」公式サイト





「これで、仮面ライダーは全部で30作品になるんじゃね」

「そんなにあるんかいの?」

「で、ライダーって、全部で何人おるん?」

「…正確なところはわしにも分からんけぇ、答えはここから引用しとこう」



長き歴史にともない、数多くの仮面ライダーが生み出された仮面ライダーシリーズ。
平成シリーズに突入してからというもの、その総数は一気に膨れ上がり、『龍騎』ではオルタナティブ、オルタナティブ・ゼロという擬似ライダーも登場。
正確なカウントは困難だが、最新作『ウィザード』までに112人の仮面ライダーが存在する。

(「語れ! 仮面ライダー」KKベストセラーズ 2013年)






「今日は、福屋広島駅前店で開催される『仮面ライダーアートギャラリー』に関連して、仮面ライダーシリーズについて話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」
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