通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

広島で移流霧と雲海

2013年04月27日 | 季節の話題
「中国新聞に、こんな記事が出とったよ」



呉市の瀬戸内海沿岸部で25日、局地的に濃い霧が発生した。
景勝地の音戸瀬戸では狭い海域を白いベールが覆い、船が汽笛を鳴らしながら注意深く行き交った。

呉海上保安部によると、瀬戸内海では春先から梅雨時にかけ「移流霧」という濃い霧が起きる。
風に流された霧が局地的に固まり極度に視界が落ちる。

音戸瀬戸では朝から午後3時過ぎまで霧が海上を覆った。
同市警固屋の無職古中達也さん(70)は「ここまで長く深い霧はめったにない」と驚いていた。

同保安部管内ではこの日、豊浜町斎島沖で漁船と貨物船が衝突。
濃霧で視界は100メートル以下だった。油の流出などはなかった。

広島地方気象台は、24日の雨で空気中の水蒸気が多いところに好天で気温が下がり、霧が発生しやすい状態だったとしている。

(「音戸瀬戸を「移流霧」覆う」中国新聞 2013年4月26日)




「へぇ。「移流霧(いりゅうぎり)」っていうのがあるんじゃのう」

「地元の人が「めったにない」というくらい、かすんどったんじゃね」

「海だけじゃのうて、山では雲海が広がったんじゃの」

「新聞には、県北の世羅(せら)台地に雲海が広がった、という記事も出とるね」

「わしゃ、八本松(はちほんまつ)で雲海を見たで」

「ほんま?」





東広島市八本松町宗吉(むねよし)から志和(しわ)方面を見る
(撮影日:2013年4月25日)



「おー、山がかすんどるね」

「同じ場所から撮った写真と比べてみると…」





同上
(撮影日:2013年4月26日)




「もうちょっと上から見てみたいね」

「上というほどじゃないが、歩道橋の上から比べてみると…」





(撮影日:2013年4月25日)




(撮影日:2013年4月26日)





「うーん。もうちょっと朝早かったら、もっとええ写真が撮れたかもしれんね」

「まぁ、めったに見れんものが見れたけぇ、ええとしようや」





「今日は、広島に移流霧と雲海について話をさせてもらいました」

「ほいじゃあ、またの」

コメント
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