「広島県にある、平清盛ゆかりの地を紹介するシリーズの第5弾」
「先週は呉市警固屋(けごや)高烏台(たかがらすだい)にある平清盛公日招像じゃったけど、今日は?」
「今日は、日招き岩を紹介してみようかの」
「日招き岩!?」
「日招像は今から45年前の1967(昭和42)年に建てられた、というのはこの間、話したよの」
「ということは、この日招き岩の上で清盛が実際に日招きをしたということ?」
「ほうなんよ。この岩の上には清盛の足跡も残されとるんじゃ」
「まさか…」
「平清盛公日招像から山道を歩いて降りると、案内板があるんよ」
「これに沿って歩いていくと、こんな看板が立っとるんじゃ」
遺跡”日招き岩”
音戸の瀬戸切り開き工事を急ぐ平清盛公が日迎山(高烏)の岩上に立って天に祈り、金の扇を開いて西に沈む太陽を中天に招きかえし永萬元年(一一六五年)七月十日、その日のうちにこの難事業を完成させたという伝説の岩で、清盛公の足あとと杖を突いたというくぼみがある
呉市観光協会
「足跡だけじゃのうて、杖を突いたくぼみもあるんじゃね」
「ここからさらに進むと…」
「これが日招き岩?」
「ほうなんよ。岩の上を見ると…」
日招き岩の上に残る、清盛の足跡と杖を突いたくぼみ
「えぇーっ!? ほんまに清盛の足跡が残っとるわけ?」
「もちろん、本物じゃとは思うとらんで。ほいじゃが、わしゃ、こういう遊び心のあるもんが大好きなんじゃ」
「足跡はすぐにわかるけど、杖を突いたくぼみはどこにあるん?」
「左足のすぐ前にあるんじゃが、写真じゃわかりにくいかもしれんの」
「横から見ると、平らな岩なんじゃね」
「金の扇を手にした清盛は、この岩の上から、瀬戸内の海に沈んでいく夕陽を招き返したんじゃろうの」
「この岩の上に立つと、清盛になったような気分になれるじゃろうね」
日招き岩から見る音戸の瀬戸
(赤い橋は第2音戸大橋)
「なるほど。ここからは音戸の瀬戸が一目で見渡せるんじゃね」
「もともとここは木が茂っとって、音戸の瀬戸は見えんかったんじゃ。ほいじゃが、音戸の瀬戸が見えるようにと、NHK大河ドラマ『平清盛』放送に合わせて木を切られたんじゃそうな」
訪問日:2011(平成23)年12月11日
↓広島県にある平清盛ゆかりの地についての関連記事は、こちら↓
平清盛公日招像 呉市警固屋
清盛塚 呉市・音戸の瀬戸
疱瘡神社 広島市南区
「今日は、呉市警固屋の高烏台にある日招き岩について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」
「先週は呉市警固屋(けごや)高烏台(たかがらすだい)にある平清盛公日招像じゃったけど、今日は?」
「今日は、日招き岩を紹介してみようかの」
「日招き岩!?」
「日招像は今から45年前の1967(昭和42)年に建てられた、というのはこの間、話したよの」
「ということは、この日招き岩の上で清盛が実際に日招きをしたということ?」
「ほうなんよ。この岩の上には清盛の足跡も残されとるんじゃ」
「まさか…」
「平清盛公日招像から山道を歩いて降りると、案内板があるんよ」
「これに沿って歩いていくと、こんな看板が立っとるんじゃ」
遺跡”日招き岩”
音戸の瀬戸切り開き工事を急ぐ平清盛公が日迎山(高烏)の岩上に立って天に祈り、金の扇を開いて西に沈む太陽を中天に招きかえし永萬元年(一一六五年)七月十日、その日のうちにこの難事業を完成させたという伝説の岩で、清盛公の足あとと杖を突いたというくぼみがある
呉市観光協会
「足跡だけじゃのうて、杖を突いたくぼみもあるんじゃね」
「ここからさらに進むと…」
「これが日招き岩?」
「ほうなんよ。岩の上を見ると…」
日招き岩の上に残る、清盛の足跡と杖を突いたくぼみ
「えぇーっ!? ほんまに清盛の足跡が残っとるわけ?」
「もちろん、本物じゃとは思うとらんで。ほいじゃが、わしゃ、こういう遊び心のあるもんが大好きなんじゃ」
「足跡はすぐにわかるけど、杖を突いたくぼみはどこにあるん?」
「左足のすぐ前にあるんじゃが、写真じゃわかりにくいかもしれんの」
「横から見ると、平らな岩なんじゃね」
「金の扇を手にした清盛は、この岩の上から、瀬戸内の海に沈んでいく夕陽を招き返したんじゃろうの」
「この岩の上に立つと、清盛になったような気分になれるじゃろうね」
日招き岩から見る音戸の瀬戸
(赤い橋は第2音戸大橋)
「なるほど。ここからは音戸の瀬戸が一目で見渡せるんじゃね」
「もともとここは木が茂っとって、音戸の瀬戸は見えんかったんじゃ。ほいじゃが、音戸の瀬戸が見えるようにと、NHK大河ドラマ『平清盛』放送に合わせて木を切られたんじゃそうな」
訪問日:2011(平成23)年12月11日
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平清盛公日招像 呉市警固屋
清盛塚 呉市・音戸の瀬戸
疱瘡神社 広島市南区
「今日は、呉市警固屋の高烏台にある日招き岩について話をさせてもらいました」
「ほいじゃあ、またの」