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味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

王道は砥の如し、人情に本づき礼義に出ず。

2014-03-07 16:44:04 | ブログ

タイトル----王道は砥の如し、人情に本づき礼義に出ず。第1898号 26.03.07(金)

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 王道は砥の如し、人情に本づき礼義に出ず。『近思録』

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 王道政治は、あたかも砥石のように平らで自然のものだ。それは全て人情に基づき、また礼儀から出てくるものだからである。

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【コメント】

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 私がかねがねご指導を賜ってきた荘内南洲会の先生方がまさしくそのようであります。それは荘内に根付いた学問の風土としての土壌が、特に九代藩主・忠徳公以来の伝統として永遠に続いていると「人間学のすすめ」にも紹介されています。

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 日本空手道少林流円心会道場建設と同時に始めた『南洲翁遺訓』の学修は岳父の勧めでありました。鹿児島南洲神社で開催されていた『南洲翁遺訓』の勉強会の責任者・平井政明先生と岳父は、それ以前に出会いがあったのでした。私の手元には往復書簡が残っているのです。

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 昨日は荘内南洲会理事長・水野貞吉先生からお礼状が届きました。私の方もお礼状を認めなければならないのですが、後ほどFAXにてお送りしたいと存じます。

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 昨日は荘内南洲会の先生方への寸志として鹿児島の焼酎を12本お送り致しました。酒屋さんに、珍しくて美味しいのを集めてくださいとお願いしたのでした。今まで聞いたこともない銘柄が半分以上でした。

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 今回の荘内南洲会の先生方をお迎えしての交流会と、道場での発表大会は最高の出来栄えでした。三ケ月間誠心誠意取り組んで来てよかったと思っています。

 今日の私は、『南洲翁遺訓』との出会いが根底にあるのです。そして、長谷川先生、小野寺先生方との出会いが、日本空手道少林流円心会を一人前にしてくれたと思っています。

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 どんなに組織が大きくても、そこに万古不易の人間学を渉猟した組織美、それを構成する各師範の人格美がなければならないと存じます。

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 昨年末、荘内南洲会様からも賜りました文献、『名君忠徳公』、『荘内藩の徳業を語る』『教の國荘内』等々を拝読し、学問の都に魅せられ続けています。これからも日本空手道少林流円心会門人の先頭に立ち、只管学問の道に精進したいと思います。

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 話かわって----

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 この所、社会を賑わす事件が続発しています。お子様を育てているご両親様がたは、我が子はどうだろうか、と憂慮の一面もあるのではないでしょうか。

 そこでご提案方々----

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 事件を起こす人々は、社会がまっとうにみてくれないからといって、「社会に反発」とか、「社会に報復」という言葉を遣っているようです。それは違うと思います。一生懸命(一所懸命ではありません)に働いて、人々に自ら頭を下げ、善い言葉を遣い全身全霊をなげうって世に処していけば、人様は認めてくれるのです。私はそのようにしてきました。私は現職時代、労働組合の役員もしてきましたが、働かない人間には賃金を支払らわなくてもいいのだ、と思っていました。怠け者が多かったからです。

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 世の人々に認めて貰いたければ、ただひたすら努力することなのです。かく申す私は、高校時代から今日まで半世紀以上、壮絶な生き方をしてきました。働いて働いて、勉強して勉強してと、それは今日も続けているのです。

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 身体と頭を鍛えるつもりで仕事をしたのち戴く給料が、本当の賃金だと思っています。

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短歌の紹介

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西郷が不在を知りて落胆す

              一同朗報西郷帰ると 6648 『臥牛 菅実秀』

四年ぶり会った西郷実秀の

              喜ぶさまの深き交わり 6649 『臥牛 菅実秀』

随行者「覚えず胸間爽朗と

              して真情に帰る」と記録 6650 『臥牛 菅実秀』221


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味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」... (zdddlwbyn)
2014-03-28 22:59:20
味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう: 王道は砥の如し、人情に本づき礼義に出ず。
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