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味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

道は、須臾も離るべからず。離るべきは道に非ざるなり。

2015-02-27 10:38:53 | ブログ
第2253号 27.02.27(金)
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道は須臾も離るべからず。離るべきは道に非ざるなり。『中庸』
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 人の性に従うのが人の道であるから、道はもともと人間から離れて存在するものではない。否、人間の性から離れたものは、もはや本当の道ではないのである。154
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 【コメント】昨夜の空手道のおけいこは、明日に迫った『南洲翁遺訓』発表のリハーサルで盛会でした。それにしても我が道場で修行する門下生に敬意と謝意を表しました。
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『大学味講』(第91号)
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 では「切磋琢磨」とは何か。それは人間形成(我づくり)のために絶えざる修養を積むことをいうのですが、その本来の意味は次のようなことであります。
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 「切磋」とは、骨や角の細工をする時の工程でありまして、鹿の角とか、象牙とかを細工する時には、まず彫刻するものの形を切り出し----それが「切」である----、次にそれを磋いて滑らかにする。その「切る」にも「磋く」にも次から次といろいろの段階を経て、そうして後に立派な作品が出来るのであります。

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『論語』(第191)
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 曾子曰はく、士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以て己が任となす。亦重からずや。死して後已む。亦遠からずや。
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 曾子が言うには、『士たる者は、度量が大きくして意志が強くなければならぬ。負担すべき責任が甚だ重くして前途が極めて遠いからである。その任ずる処は至高最大の徳たる仁である。実に重いことではないか。そして其重任は死ぬまで続く。まことに遠いことではないか。』
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百人一首
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有明の つれなく見えし 別れより
  暁ばかり 憂きものはなし 【壬生忠岑】30

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