第2225号 27.01.30(金)
.
射は仁の道なり。『礼記』
.
弓を射ることは、仁の道と似ている。まずおのれを正しくして、しかるのちに当たることを望む。当たらなければ人をうらむことなく、自分を反省する。286
.
【コメント】上に紹介した『礼記』の言葉のように、日々の生き方を反省しながら進めば物事は上手くいくのではないでしょうか。かくありたいものです。
.
昨日は円心会に入門したいが、先ずは見学させてくださいという方がみえました。小学2年生の橋口葵さんという子どもさんでしたが、迚もお利口さんに見えました。お婆さんと一緒に見えましたが、心身の鍛錬を目的としたいということでした。
.
3歳児・まさだかなこちゃんが午後5時50分にみえましたので、ハッスルぶりを見てもらいました。さて、ご縁があるか、どうか。思うに、多くの子どもたちに『南洲翁遺訓』を学んで欲しいのです。荘内の英傑の先生方が命に代えて世に出したものだからです。そのこともお話しました。
----------------
『大学味講』(第63回)
.
〇それでは、人から使われる立場の者の「我づくり」はどういうことになりましょうか。
”よい実例がありますよ。木工関係の工場のことですが、そこではは傷害防止が大きい問題となっている。そこで危険防止の設備を整え、危険防止の管理を行い、危険防止のポスターをはる、というように、いろいろの努力をしたので次第に改善されてきているが、しかしそれでも、ちょっとの油断で怪我人を出すことがあるが、何かよい方法がないものかというのであります。
.
そこで、この工場の危険防止の対策を分析してみると、それは「設備づくり」や、教育や管理の「方法づくり」等の対策を講じてはいるが、内面的の一人一人の「我づくり」にも力を用うべきではないだろうか、と反省することです。”
---------------
『論語』(第163)
.
子曰はく、我に數年を加し、五十にして以て易を學ばしめば、以て大過無かるべし。
.
孔子がいうには、もし私にもう数年の寿命が與えられ、五十歳までに易を学び得たならば、吉凶の理を知り存亡の道を明らかにすることが出来て、人事に通じて天命を知って、私の一生に、おそらく大きな過失がないものになり得るであろう。
.
.
易学を学ぶことも大切だと思います。そして中村天風師の『運命を拓く』『成功の実現』『心に成功の炎を』をお読みになるようお勧め致します。
-----------
『農士道』(第47回)
.
其の為には政治の實質といふことは第二第三として民衆への宣伝が第一である。かくて近来の政治は遂に宣伝政治、選挙第一主義的政治に堕しつつある。こり實に政治の浮文状態でなくて何であらう。
.
而して之が反動として起り来りつつあるものが、所謂独裁政治の謳歌であり、若しくは更に瀆武的なる暴力革命的傾向の出現である。然し政治の本體は為政者其人の生ける人格であり、而してこれよりおのづからに発展せる必要なる限りに於ける法制組織である。換言すれば「徳」と「法」との間の彬彬たる文質の調和を失はぬ處にあらねばならぬ。
-----------
百人一首2
.
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天(あま)の香具山【持統天皇】
.
射は仁の道なり。『礼記』
.
弓を射ることは、仁の道と似ている。まずおのれを正しくして、しかるのちに当たることを望む。当たらなければ人をうらむことなく、自分を反省する。286
.
【コメント】上に紹介した『礼記』の言葉のように、日々の生き方を反省しながら進めば物事は上手くいくのではないでしょうか。かくありたいものです。
.
昨日は円心会に入門したいが、先ずは見学させてくださいという方がみえました。小学2年生の橋口葵さんという子どもさんでしたが、迚もお利口さんに見えました。お婆さんと一緒に見えましたが、心身の鍛錬を目的としたいということでした。
.
3歳児・まさだかなこちゃんが午後5時50分にみえましたので、ハッスルぶりを見てもらいました。さて、ご縁があるか、どうか。思うに、多くの子どもたちに『南洲翁遺訓』を学んで欲しいのです。荘内の英傑の先生方が命に代えて世に出したものだからです。そのこともお話しました。
----------------
『大学味講』(第63回)
.
〇それでは、人から使われる立場の者の「我づくり」はどういうことになりましょうか。
”よい実例がありますよ。木工関係の工場のことですが、そこではは傷害防止が大きい問題となっている。そこで危険防止の設備を整え、危険防止の管理を行い、危険防止のポスターをはる、というように、いろいろの努力をしたので次第に改善されてきているが、しかしそれでも、ちょっとの油断で怪我人を出すことがあるが、何かよい方法がないものかというのであります。
.
そこで、この工場の危険防止の対策を分析してみると、それは「設備づくり」や、教育や管理の「方法づくり」等の対策を講じてはいるが、内面的の一人一人の「我づくり」にも力を用うべきではないだろうか、と反省することです。”
---------------
『論語』(第163)
.
子曰はく、我に數年を加し、五十にして以て易を學ばしめば、以て大過無かるべし。
.
孔子がいうには、もし私にもう数年の寿命が與えられ、五十歳までに易を学び得たならば、吉凶の理を知り存亡の道を明らかにすることが出来て、人事に通じて天命を知って、私の一生に、おそらく大きな過失がないものになり得るであろう。
.
.
易学を学ぶことも大切だと思います。そして中村天風師の『運命を拓く』『成功の実現』『心に成功の炎を』をお読みになるようお勧め致します。
-----------
『農士道』(第47回)
.
其の為には政治の實質といふことは第二第三として民衆への宣伝が第一である。かくて近来の政治は遂に宣伝政治、選挙第一主義的政治に堕しつつある。こり實に政治の浮文状態でなくて何であらう。
.
而して之が反動として起り来りつつあるものが、所謂独裁政治の謳歌であり、若しくは更に瀆武的なる暴力革命的傾向の出現である。然し政治の本體は為政者其人の生ける人格であり、而してこれよりおのづからに発展せる必要なる限りに於ける法制組織である。換言すれば「徳」と「法」との間の彬彬たる文質の調和を失はぬ處にあらねばならぬ。
-----------
百人一首2
.
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天(あま)の香具山【持統天皇】