味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

鍼灸院開設のお知らせ。

2010-02-11 15:27:16 | ブログ

タイトル----鍼灸院開設のお知らせ。第373号 22.2.11(木)

 日本空手道少林流円心会、木場昌吾師範が鍼灸院を開設しました。開設の挨拶文作成に私も関りましたので、ご紹介致します。

 木場鍼灸治療院開設のご案内

 謹啓 皆様方におかれましては、ますますご清祥のことと拝察し、お喜び申しあげます。

 このたび、下福元町に鍼灸治療院を開設致しました。木場鍼灸治療院の木場昌吾と申します。謹んでご挨拶申しあげます。

 今まで、鹿児島市高麗町にあります、鹿児島鍼灸専門学校で学び、卒業後は(社)鹿児島県鍼灸師会会長・富山開正先生に師事し、先生のひとかたならぬご指導を賜りまして、私なりに鍼灸技術の向上に研鑽することができました。

 これまでの経験を基礎に、このたび鍼灸治療院開設の運びとすることができました。私の地元でもありますこの地域で、体の不調を訴える方々に、少しでも楽になって戴きたい、そしてお役に立ちたいといった気持ちで、治療行為に全力を尽くす覚悟でおります。

 まだまだ行き届かぬ点があろうかと存じますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申しあげます。そして皆様に愛される鍼灸師になれますよう精一杯努力する所存ですので、なにとぞご用命賜りますよう併せてお願い申しあげます。          敬白

 平成22年2月吉日

                             木場鍼灸治療院 院長 木場昌吾

 木場昌吾氏が日本空手道少林流円心会に入門したのが、平成3年1月1日でありました。空手道修行暦18年になります。真面目で、運動神経抜群で、彼の体が空手道にあっている人物なのです。彼に指導したチントウの型は眼を見張るくらい素晴らしい芸術作品になりました。多くの指導者も、自分の弟子のことをそのように書くのですが、昌吾師範と同時に見比べたら、比較の対象にならない位の至芸化された芸術作品になりました。全国何処へ出しても決してひけをとらない上手さなのです。

 彼は高校卒業後、建設会社での作業員として薄汚れた作業着を着て仕事をしていました。そして若い頃は暴走族まがいのことをしていたそうです。その時私に言うと叱られるから黙っていたそうです。男は大なり小なり無鉄砲な時代があるものです。私もそうでした。今は神様みたいな岩坪師範もそういう時期があったのです。ところが年を重ねても判らない、人々の顰蹙を買う頭脳集団がいるのです。

 あれから10年、見違えるように成長しました。やがてその世界で大成するだろうと思います。でも、そこで、私が釘をさしました。本職は鍼灸師だからそれを大事にするのは当たり前のことです。その他に『南洲翁遺訓』を広めて欲しい、という条件もつけました。そして古典の世界を渉猟することも付け加えました。ほかに、あと二つあるのですが、ここでは書きません。

 人間やる気があれば出来るのです。鍼灸技術と、『南洲翁遺訓』と、中村天風師の哲学を学び、晩年には、木場哲学を編出すと期待しています。今の世の中、誰を信用したらいいのでしょう。こういう時期だからこそ、『南洲翁遺訓』で精神を洗い清めた木場青年たちが「人民の標準」、いわゆる人々のお手本にならなければならないと思います。

 昨年の選挙では、半世紀の間、政権の座に胡坐をかいていた自民党が大敗を喫しました。民主党ならいいだろうと思って投票したところが、政治家は全部一緒、自分のことしか考えていないということがはっきりしました。自民党は、鳩山氏の子供手当、小沢氏の四億円問題追及に汲々としていますが、それでは国民の信頼は回復しないと思う。何故そこに気づかないのだろうかと不思議でならないのです。

 我々はそういう人々とは一線を画し、『南洲翁遺訓』さらには古典を紐解き、これからの人生に邁進したいものです。

 木場昌吾鍼灸院院長おめでとうございます。これからが男の勝負です。仕事以外で名を挙げてください。日本空手道少林流円心会も応援します。


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