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亀岡 真福寺

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写真は、瑞雲軒の外観。

亀岡市、穴太寺のすぐ近くにある曹洞宗の寺院で、書院 瑞雲軒が丹波亀山城の新御殿を移築したものと云われています。

アクセス
五条通(国道9号線)をひたすら西進して、沓掛口から京都縦貫道に乗ります。
亀岡ICで降りてすぐの交差点で国道423に左折します。
やがて曽我谷川が左に見え、最初にある押しボタン信号のある細い道を右折します。
ひたすら直進すると国道407号線に突き当るので、ここを右折します。
この先で穴太寺に突き当り、道は道なりに左に曲がります。
この道の突き当りに穴太寺の仁王門がありますが、道なりに左折します。
左折してすぐ、約40mほど先の左手に道と分からないぐらいの農道があるので、これを進みます。
道なりに右にカーブした突き当りに真福寺があります。

江戸時代初期に宇治 興聖寺第5世萬安英種禅師 によって創建されました。
こちらの書院は丹波亀山城の新御殿だそうです。
亀山藩主形原松平家が三の丸に新御殿を建て、その表門は千代川小学校の表門に、御殿の5つの間のうち下の3間は保津五区会議所に、上の2間はまず曾我部小学校の前身である寺子屋「種徳校」として移築して利用。
さらにもう1度の移築を経て、昭和37年にこちらに来ました。

予約しておくと瑞雲軒の内部を拝見させてくださいました。
表門を入ると正面に本堂、前に前庭、左手に書院の瑞雲軒があります。
右手奥の庫裏から中に入ります。
庫裏の左手に進むと本堂。
内陣には本尊の聖観音菩薩像、右手奥には大権修理菩薩像、左手奥には達磨大師像がお祀りされています。

庫裏から右手に進むと瑞雲軒です。
手前に10畳の御次之間、奥に10畳の表御座舗があります。
天井は竿縁天井ですが、表御座舗の方が少し高いです。
表御座舗には床の間と違い棚がありますが、違い棚の縁が巻物の意匠になっていました。
縁は痛みが強かったこともあり床や柱は修復されていますが、縁長押は杉丸太1本でいい部材を使っていると思われます。

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2024 7/21のおでかけ報告3(ブルーインパルス展示飛行 in 天橋立3 展示飛行)

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写真は、ブルーインパルス展示飛行 レベルサンライズの直前。

観光船で天橋立の北端の方に来ました。
近くに丹後一宮の籠神社があります。
ここでは逆に天橋立の海水浴場の方に向かいます。

観覧場所は予約席などはなかったので、早めに場所を確保しておこうということです。
前述のように他に本会場である宮津駅周辺の島崎公園や天橋立駅近くの南端の海水浴場などもありましたが、ここが1番人が少ないだろうという読みでした。
周りのお話を聞いていると、やはりこの辺りは地元の方々が多かったですね。

11:45頃に着きましたが、浜辺に用意されていた「観覧者用休憩所」のテントの下が空いていたので、そこに敷物を敷いてベースキャンプにしました。
そしてランチです。

      
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写真は、かにめし 1,500円。

天橋立駅前で購入した海鮮工房 はしだて水産の「かにめし」です。
こちらも以前から美味しいと聞いていたのですが、お弁当を買うチャンスがなかったので、これにしました。
それに今回は「早めに観覧場所を確保した方がいい」とも思ったので。
こちらは注文を受けてから作られるので、その場だと結構待つらしい。
そこで5/28の段階でTELして11:00受け取りで予約していたので、作ってくれていましたw

丹後に来て海鮮ないはないので(笑)、新鮮なカニたっぷりのかにめしは非常に美味しかったです。

同行の方とお話ししていると、あっという間に13:30に。
その前に本会場で式典をしていましたが、音声の中継が流れていました。
少し遅れること13:35。
来ました、ブルーインパルス!

真北から来たため天橋立をまたぐ感じでしたので、最初は木立に隠れて見えておらず突然木立から姿を現しました。
姿が見えて頂上付近に来たぐらいで、エンジン音が遅れて聞こえてくるんですよね~~

演目は最初に予習していたので、次にどういう展開になるかが分かっていたので見やすかったです。
それに一旦通り過ぎて、また戻ってくるので、演目間が3分ぐらいありました。
最初はずっと浜辺にいた人たちも、段々演目間は木陰に戻っておられました。
いや~~、見に来てよかったです。
初ブルーインパルス、感動でした。
あっという間に14:00になり終了。

           
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写真は、傘松公園。
  
終了後、我々の予定では16:00頃まで時間があったので、傘松公園にリフトで登りました。
14:25頃に到着。
もう展示飛行中に登っておられた方々はおり始めておられました。
”股のぞき”も一応しましたが、早々に喫茶に逃げ込んで涼しいところでアイスコーヒーを戴きました。

15:00頃には下山。
天橋立駅に戻るのですが、帰りは観光船がない。
というのも、船を走らせるには廻旋橋を開けないといけない。
すると帰る人の流れを止めることになり、キケン。
ということで帰りの便はありませんでした。
もちろんそこも先刻承知なので、帰りは片道のレンタサイクルで天橋立を縦断しました。

15:30頃に天橋立駅に着くと、帰路の乗客で大行列。
さてここから「もう1つの目的」が始まります。

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園部城跡

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写真は、巽櫓(左)と櫓門(右)。

園部城跡は現在、園部高校と隣接する南丹市役所になります。
園部高校の表門は櫓門であり、番所と巽櫓が現存しています。

アクセス
京都縦貫道の八木西ICで降りるとT字路に突き当たるので左折します。
約200mで国道9号線と交差する吉富の交差点になるので、ここを右折します。
国道9号線を約3km道なりに進むと園部宮町の交差点になり、ここを左折します。
約600m進んだ右手に園部高校の表門があります。
その約50m手前の右手に視野Kすしょの駐車場があります。

園部藩は豊臣旧臣の小出氏なので外様。
さらに3万石以下の無城主格であるため城を構えることは許されず、「園部城」ではなく「園部陣屋」と云われていました。
しかし明治2年に新政府によって許可され、園部城になりました。
今では園部高校の表門が、園部城の櫓門、その左(南)に隣接して番所。
さらに左手奥に巽櫓が残っていますが、通常は敷地の外から外観だけ観ることが出来ます。

また園部高校の右手にある市役所の庭園部分までが当時本丸があった場所です。
またさらに右手(北)の坂の下に大手門があったそうです。

櫓門の2階正面には矢狭間があり、その両外側に正方形の大砲の狭間があります。

園部城まつり
2023/5/3の上記まつりの一環で、櫓内部が10:30~12:00にツアー形式で公開されました。
まず番所には櫓庵という扁額があり茶室になったそうですが、今は使われていないようです。
そして奥の櫓へ。

1階の床は50㎝ぐらい高くなっており、外周が低くなっています。
これを武者走りと言い、この規模の櫓で武者走りがあるのは珍しいそうです。
入ってすぐ正面から左上へ2階への階段があります。
1階の内部は16畳ほどの広さで、太い梁がむき出しになっています。
2階は8畳ほどの広さで、小出家の家紋の入った瓦などが展示されています。
元々の小出家の家紋は「六角形に小」ですが、大坂の陣の際に手柄の首級を運ぶのに適切な三宝がなく扁額に乗せて運んだので、「丸に扁額」も家紋になったそうです。


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2024 7/21のおでかけ報告2(ブルーインパルス展示飛行 in 天橋立2 当日現地まで)

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写真は、ブルーインパルス展示飛行 デルタ360

さて当日です。
ブルーインパルスを見たいというお友達と一緒に行くことにしました。

 8:38京都初のはしだて1号に乗ります。
やはりチケットは3日間ほどで指定席は完売。
通常は全席指定席だけの販売ですが、この日は立ち乗りチケットも発売されていました。
はしだては前方の5両+後方のまいづる2両の編成で、綾部駅でまいづるは切り離します。
今回は1号車の前方半分のグリーン車。
グリーン席が「1号車内を区切って半分だけ」というのも面白いですねw
席が広くて、静かで快適です。

      
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写真は、特急はしたて1号車前方 グリーン車。

行きの電車の中で、この日の飛行メニューの予習も行いました。
飛行メニューを知ってみた方が、どう飛ぶか予測が付くので写真が撮りやすいです。
10:50頃に天橋立駅に到着。
もう前泊の方も含めて、続々と天橋立に人が集まっています。
下車してまずはお弁当を購入しています。
これは後述。

そして観光船で一宮(天橋立の北端)の方に向かいました。

      
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写真は、観光船と廻旋橋。

観光船は廻旋橋から阿蘇湾に入ります。
子供の頃から廻旋橋側から船が通るのを何度も見ましたが、
観光船側から見たのは初めてでした。
阿蘇湾から天橋立を見ながら、北端の一宮に11:15頃に到着しました。

明日は展示飛行のお話です。

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金引の滝

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写真は、滝の全体。

金引の滝(かなびきのたき)は宮津市にある日本の滝百選にも選ばれている滝で、滝つぼが砂地になっているため直下まで近づけるのがポイントです。

アクセス
宮津天橋立ICを出て府道9号線に出るので、ここを右折します。
約850m進んだ府立宮津天橋高校の手前の角を左折します。
約350m進み突き当りを左折。
約120mで突き当りを右折します。
約200mで滝馬神社のある左ヘアピンカーブになります。
約130m道なりで今度は右ヘアピンカーブになります。
この辺りから「金引の滝」の現地案内が出ます。
約50m先のY字路を左へ。
次の案内のあるY字路を右へ。
この辺りは地図上では他に道があり気ですが幅員が狭いので、この通り行かれるのが安全です。

あとは一本道ですが、この先は車1台分の幅員しかないので、行き違いは大変です。
途中の右手にトイレ、左手に金引の滝への入口があり、さらに奥に進んだ突き当りに8台分ぐらいの駐車場があります。

道沿いの階段の手前に「管理協力金100円をお願いします」という缶があります。
石段を登ると右手に川が流れています。
途中にも小さめの滝があり、これが臥龍です。
さらに道を進むと左手に北向地蔵尊の小さなお堂があり、正面が滝のある池になります。
この滝がと白龍です。
橋を渡り今度は川を左手に見ながら進みます。

すると正面が広く拓けます。
右手の階段の上にお堂があり、これが大聖金引不動尊です。
左手前にベンチ、左手奥に東屋、そして正面に大きな金引の滝の雄滝と雌滝があります。
そして前述のように滝つぼが砂地になっているので、滝のすぐ下まで近づくことが出来るので、容易に滝行が可能です。

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2024 7/21のおでかけ報告1(ブルーインパルス展示飛行 in 天橋立1 イントロ)

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写真は、ブルーインパルス展示飛行 デルタ・ダーティL/P(ローパス)

日曜日です。
この日はいよいよ待ちに待った「ブルーインパルス展示飛行 in 天橋立」です!
宮津市制70周年記念で、日本三景の日にブルーインパルスが天橋立上空を飛ぶと3/15に発表がありました。

以前からブルーインパルスの展示飛行をずっと見たいと思っていました。
しかし京都以外に見に行く日程を作りにくかったことや、不案内な土地で対策を立てきれず渋滞に巻き込まれたりするのがイヤだったのでスルーしてきました。

今回は京都府下、さらに土地勘のある天橋立での開催ということで、是が非でも行くつもりでした。
さらにです。
このエリアにもう1か所行っておきたいところがあったので、今回はそれもセットでの日程にしました。
逆にそのもう1か所だけのために天橋立に行くのも躊躇っていたので、まさに僥倖でした。

さて恐らくブルーインパルスが景勝地 天橋立を飛ぶということで、たくさんの観光客が押し掛けることが予想されます。

まずは現地までの交通手段です。
もう2つしかないでしょう。
車か電車か。
車は渋滞が予想されます。
しかもそもそも長距離運転がキライな上、渋滞は増してナシ。
その一方で今年の2/14に家族旅行で特急まいづるで舞鶴に来ていたので、電車のイメージが付き易かったこと。
JRはチケットさえ取れれば渋滞がないこと。
さらに今回セットにしたもう1か所的にも電車の方がよかったので、迷いなくJRの”特急はしだて”で行くことにしました。

時刻表を見ると京都駅8:38発、10:25発などがありました。
ブルーインパルスの飛行時間が未公表の段階でしたが、過去の航空ショーでの開催時間が13:00頃であることを加味すると10:25発(12:30頃着)では遅い。
恐らく8:38発(10:40頃着)に集中するだろうと予測しました。

なのでチケット発売日の6/21の10:00にJRのチケット発券機で購入しました。
実はこれが数ある段取りのなかで最後の1つでした。

それ以前にしていた複数の予約系は当日の様子と共に明日から。

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サンガスタジアム by KYOCERA

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写真は、スタジアム内部。

サンガスタジアム by KYOCERAは亀岡駅前にある京都サンガF.C.のホームグラウンドで、2020年1月に完成しました。
命名権は京セラが持っていますが、京都府立のスタジアムです。

アクセス
JR亀岡駅で下車し改札を出て、左に進みます。
廊下の突き当り右の階段を降りると、前方にスタジアムが見えます。
スタジアムは南北に長く、手前の西側がメインスタンド、反対側の東側がバックスタンドになります。
メインの入場デッキは北側にあるので、左手に進みます。
メインスタンドの外側に沿って直進すると、左手にかめきたサンガ広場という芝生の公園があり、右手にはサンロイヤルホテルがあります。
突き当りを右に進んだ先に、スタジアム北側の入場デッキがあります。

過去に完成前の2019/3/10に建設中の見学会や、2020/2/9のこけら落とし試合に来ていますが、今回は毎月開催しているスタジアムツアーの報告です。

スタジアムツアーは試合のない土日に月に1回程度で14:00~15:00まで開催されており、HPから予約が必要です。
定員20名ですが、10名に満たないと中止で大人1人1200円です。

まずはスタジアム北側の総合インフォメーションで受付をして、参加費を支払います。
14:00からスタート。
まずは入場デッキから2階へ上がります。
2階からホームスタンドの最前列と最後列の座席に座ってみます。
最前列の席はピッチまで7.5mと臨場感があり、最後列は席の横幅や前席との距離を広く取り、ゆったりさせることで付加価値を付けています。

ホームスタンド中央に進み、VIP席へ。
VIP席は本革のシートで座り心地が全然違います。
VIP席の後ろの屋内には広いVIPラウンジがあります。
試合の際には来賓などが通され、試合がない時は時間貸しもされています。

VIPラウンジから奥の階段を登り3階へ。
3階の中央には記録室、実況放送室があります。
実況放送室は前にガラスがなく、そのまま屋外につながっています。
その方が歓声や臨場感がそのまま伝わるからだそうです。
記録室、実況放送室の左右には個室のスカイボックスがあります。
試合があるときはスポンサーが使用されるそうで、屋外にも観覧席があります。
この屋外の観覧席の内側で、記録室、実況放送室の前がENGカメラスペースで、試合中継やモニターに映る画像を撮るカメラの設置場所です。

階段で4階へ。
4階は記者席です。
椅子は前後左右可動性だし、各席にコンセントもあり便利です。
左手最奥には大型映像操作室があります。
スタジアムの大型ビジョンの操作や、スタジアム内の放送をされているスペースです。

1階に降ります。
1階の中央がエントランスホールで、試合の際選手のバスはここに横付けされます。
エントランスホールの左右にホーム用とアウェー用のアップスペース、さらに横並びでロッカールームがあります。
ロッカールームは反時計回りに入口側から、GK、DF、正面辺りがMF、左に回ってFWと使用するとのことです。
エントランスホールをまっすぐに奥に進むと、選手がピッチに出てくる入場口です。
ここを出ると左手にホーム側のベンチ、右手に審判員ベンチとアウェー側のベンチがあります。
フィールドのアップスペースは人工芝、その先のピッチ側は天然芝ですが入れるのは人工芝のところまです。

このルートでまわって約1時間です。

その他
バックスタンドの1階屋内にクライミング施設と保育園。
1階の屋外に3x3バスケットボールコート。
バックスタンド4階にeスポーツゾーンのSKY-FIELDとフィットネス
などが個人で利用できます。


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2024 7/20の拝観報告3 最終(下鴨神社 みたらし祭)

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写真は、みたらし池の入口。

嵐山から13:30頃に帰宅。
すると妻が新聞を出して、「これ、行きたいな~~」って。

妻は神社仏閣に全然興味ありませんが、古くからの風習には乗っかろうとしますw
帰宅したのが13:30なので、もちろんそのまま出かけても行けます。
しかしです。
そもそもこんなに早く帰宅しているのは、「大相撲中継が見たいから」ですw
なので僕も「午後は暑いから、日が陰る晩御飯(18:00)後でどう?」って。
明確な返事がなかったので、「それでOK」ってことですw

ゆっくり大相撲を最後の1番まで見て、18:00から夕食。
夕食後に妻と2人で車で向いました。
下鴨神社の駐車場を拡張して受け入れていたので、すぐに駐車出来ました。

19:00頃に到着。
この時間でもまだ結構明るいです。
楼門をくぐり、本殿までお参りしてからスタートの橋殿に向かうルートになっています。
橋殿で500円×2を納めて、靴と靴下を脱ぎます。
妻は小さい肩掛けカバンですが、出る際にしっかり「バックパックで行くよう」に指示されていました。
脱いだもの、全部背中に背負わされさましたwww
そういうところは計画的です。

夕方になって暑さはマシになったものの、池に入ると冷たくて気持ちよかったです。
ろうそくを奉納して、最後に御神水を戴きました。
楼門を出てから出店しているテントに行きましたが、もう時間が遅いのでふたばの豆餅加茂みたらしは売り切れていました。

     

でも19:30頃になるとさすがに薄暗くなってきたので、
ライトアップされた楼門が幻想的でしたね。
19:30頃にこちらを出て、車で帰宅しました。

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伏見 阿弥陀寺

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写真は、表門。

阿弥陀寺は大手筋商店街を出たところにある浄土宗寺院です。

アクセス
近鉄の桃山御陵前駅か京阪電車の伏見桃山駅で下車します。
桃山御霊前駅の改札を出て右へ進みます。
約100mで京阪の踏切があり、そこが京阪電車の伏見桃山駅です。
ここからさらに大手筋商店街の中を約350m直進します。
商店街のアーケードが切れた90m先の右手に阿弥陀寺の表門があります。

2022年と2023年の10月末の木金に浄土宗特別大公開で内部が公開されました。
表門を入ると正面に本堂、左手に観音堂、その左に水子地蔵尊とくさの天神(石牛)があります。
観音堂の中の右手には観音菩薩像、その前に不動明王像と毘沙門天像がお祀りされており、堂内左手には天満宮がお祀りされています。
こちらの観音像は源満仲が出陣の際に持っていたと云われています。

本堂に入ります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、左手には法然上人像、右手に善導大師像、堂内右手には開山の覚誉順源大徳上人像がお祀りされていました。  
         
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2024 7/20のランチ報告2(MUNI LA TERRASSE MUNI KYOTO)

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写真は、店内。

 天龍寺を出て11:25頃にやって来たのが、 大堰川沿いにあるMUNI LA TERRASSE MUNI KYOTOです。

以前からこちらのランチに行こうと思いつつ、なかなか行けていませんでした。
ちょうどこの日程が空いていたので、臨川寺のツアーとセットにして予約しました。

店内は大堰川と平行に細長い席があり、嵐山や渡月橋の眺めが最高です。
道よりも1段高いので、道を行き交う観光客も気になりません。

さてその川沿いの席に座って戴いたのが、3皿のランチメニュー(8,500円)です。
外資系ホテルのランチによくある、Starter、Main、Dessertから1品ずつを選ぶ方式です。
まずドリンクはノンアルコールのスパークリングワイン。
これは非常に美味しかったです。
自家製のパンもまあいいでしょう。

      
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写真は、nonalcoholic wineと3皿のランチニュー(11,385円) 

スターターは手切り和牛のタルタル ルッコラパルメザンとハーブのペスト。
ユッケみたいなお肉をチップスに乗せて戴きます。
これもまあまあOK。

さてメインはパスタと豚肉と魚があって、なんとなく気分でパスタにしました。
カサレッチャ バジルのピステゥ インゲン豆とジャガイモ。
味はまあまあですが、1品の量がまあまあ多い。
3皿戴いてお腹いっぱいになったので1品が大きんですが、
正直途中で飽きます。

普段から懐石を戴いたり、日本の食事がそもそもそうですが、
「ちょっとずつ、種類をたくさん」に慣れていると、味に飽きてきますね。

最後はデザート。
いろいろありましたが、リュバーブのタルト クレーム・エペスとハイビスカス。
注文時に「酸っぱいですよ」と注意喚起されましたが、マジでそんなに!ってぐらいタルトが酸っぱかったですw
クリームで中和しているような感じ。

味の傾向や量などから、「日本寄せにアレンジしていない」のかもしれませんね。
実際僕以外のお客さんは海外の方が多かったです。

正直まだ今回の選択の問題かとも思っている節もあるので(笑)、今後もう1回行ってみたいと思っています。

12:40頃にこちらを出て、一旦帰宅しました。

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浄慶寺

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写真は、表門。

浄慶寺(じょうけいじ)は京都御苑の南側にある真宗大谷派(東本願寺)の寺院です。

アクセス
京都御苑の南西角、寺町丸太町の交差点を西へ進み、1つ目の御幸町通へ左折します。そこから交差点を1つ超えた先、右折点から約160m先の右手に浄慶寺の表門があります。

平安時代、ここには源頼政(源三位。平家討伐に立ち上がり、平等院で討死)の邸宅があったそうです。
戦国時代に尾張にあった浄慶寺が、織田信長の命でこちらに移ったそうです。
その途中に近江で浅井長政から蓮如上人木像を授かったそうです。
狩野山楽や山雪も檀家になり、江戸時代に真宗大谷派の末寺になります。
4世 阿耨院釋元程は和歌・俳諧に優れ梶井宮の師となっており、その梶井宮家の御料地の小野から山号の小野山を頂いています。
幕末、禁門の変により焼失しますが、梶井宮家の支援で再建されています。

表門を入ると右手に庫裏の玄関、正面奥に本堂、左手に蔵があります。
前庭の左手奥に源頼政の館にあったとされる石地蔵があります。

毎月第3水曜日の19:30~「ぶっちゃけ・問答」を開催されています。
庫裏の玄関から入り、左手奥に進みます。
廊下の突き当り左手が本堂、右手が書院で、会場は書院です。

本堂にもお参りが出来、内陣中央には本尊の阿弥陀如来像が、左手奥には前述の蓮如上人木像がお祀りされています。

書院で19:30から問答の開始。
参加費は500円。
レギュラーっぽい方も含めて10人弱。
いつ来ても、いつ帰ってっても大丈夫(最終22:00)。
話のテーマと導入はご住職がされますが、全然堅苦しい会ではなく、
脱線はしまくるし、思ったことを話せばいい感じです。
他人の誹謗中傷だけが禁止。
いつも当たり前に思っていることを、みんなで深堀して意見を言い合う楽しい会でした。
 


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2024 7/20の拝観報告1(臨川寺 天龍寺 和尚の案内付きで巡る夢窓疎石ゆかりの地 通常非公開「臨川寺・開山堂」と世界文化遺産「大本山天龍寺」特別参拝)

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写真は、中門。

先祭の山鉾巡行も終わった土曜日です。
ちょっと観光客は落ち着いたでしょうか。
この日も朝からお出かけ。
地下鉄東西線と嵐電で嵐山駅へ。

6月は嵐山が4回あったと騒いでいましたが、なにげに7月も7/13のつたや7/14の宝厳院とこの日の臨川寺と、3回来ていますw

9:30にやって来たのが、臨川寺の門前です。
この日はEX旅の「天龍寺 和尚の案内付きで巡る夢窓疎石ゆかりの地 通常非公開 臨川寺・開山堂と世界文化遺産 大本山天龍寺 特別参拝」でした。
参加費は3,500円、参加者は23名でした。

この日このプランはこの回も含めて3回あり、これが1番最初でした。

ツアーの内容は臨川寺の特別公開+法堂と本山は自由拝観でした。
このツアーは気が利いていて、集合時点で表門と中門までが開いており、「写真どうぞ」のスタンス。
なので来た順に無人写真が非常に撮りやすい環境でした。

まずは副住職さんと共に中門前、本堂内と本堂の裏側(開山堂の下と世良親王の墓所 )で解説。
そして裏門から退出。
もう臨川寺も4回目ですが、毎回この回り方です。

ここで10:15頃。
嵐電の嵐山駅を越えて、天龍寺の法堂へ。
10:30から法堂内部で御住職のクセの強い(笑)お笑い解説。
もうお話がこなれていらっしゃるので、毎回担当されているのでしょう。
ただし知識は結構入っているので、勉強になりました。
結局11:15頃までお話されましたw

久しぶりの法堂と年1回公開程度の臨川寺。
さらにこのあとの食事もセットで嵐山に来たので、予約したランチに向かいました。

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正光寺

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写真は、玄関。

正光寺(しょうこうじ)は西本願寺の東側にある浄土真宗本願寺派の寺院です。
伝統仏教音楽である聲明(しょうみょう)の継承に力を入れておられます。

アクセス
西本願寺の御影堂門を堀川通を渡って東へ進みます。
総門をくぐり伝道院を通過して、御影堂門から約150m先の2つ目の交差点になる東中筋通を右折します。
東中筋通を約150m進んだ1つ目の交差点の先の左手に表門があります。

安土桃山時代の1585年に滋賀県で祐従により創建されました。
1592年に西本願寺の門前に移転しています。
今の御影堂門の前あたりでした。
しかし明治29年に堀川通を拡幅する際に西中筋通を含む1区画分が立ち退きとなり、その際に現地に移転しています。

聲明体験で内部に入りました。
玄関を入ると玄関間があり、その左手に火頭窓のある仏間があります。
玄関間の奥左手が内陣です。
本尊は阿弥陀如来、右に蓮如上人像、左に親鸞聖人像がお祀りされています。
内陣のさらに奥が書院、最奥には苔のきれいな書院の前庭があります。

こちら書院で聲明体験がありました。
90分で4,500円です。
聲明とは節をつけてお経を歌うような感じで、御詠歌にも似ています。
最初に聲明の解説。
次に聲明の1つ五念門を博士(はかせ:いわゆる楽譜)を見ながら、ご住職一緒に練習します。
4行のメロディーラインの繰り返しなので、それほど難しくはないです。
休憩の後、聲明法要の体験。
法要の一部が五念門になっており、そこだけ唱和します。
法話と茶話があり、終了です。


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2025(令和7)年 第59回 京の冬の旅速報


写真は、東本願寺 桜下亭(左)と白書院(右)

猛暑日で大変な毎日ですが、来年の京の冬の旅のラインナップをアマ会の松戸在住さんから頂いたので速報させて頂きます(昨年からの定型文です(笑))。

開催期間は1/10(金)~3/18(火)です。

総合評価をA~Eの5段階で評価していきます。
評価基準は
・公開頻度
・特別公開の場所のレアさ
・特別公開の寺宝の価値(国宝・重文)やレアさ
などを「私的に総合評価」したもので、評価ポイントは個別のコメントに書きます。
雰囲気的には
A:いつもの公開ないしは+αぐらい
B:通常非公開ではあるが、定期的に公開があり
C:時折あり、行ったことがなければ是非
D:頻度的にレアではある
E:ほぼ必須
です。
なお今回の公開の内容は「予想」です。
具体的な公開内容によっては評価が変わる可能性があります。

では各論に。

B:建仁寺 西来院  最近改装されて特別公開が年内まであり、その続きになります。
C:清水寺 随求堂 地下の胎内めぐりは通常公開ですが、本尊 隋求菩薩坐像の公開もあるのでしょうか。
C:頂法寺(六角堂) 境内は通常でも入れますが、本尊の如意輪観世音菩薩像の御開帳の他、いけばな資料館で寺宝公開でもあるのでしょうか。
C:平等寺 数年に1回ほど、重要文化財の薬師如来立像などの特別公開がありますね。
B:地蔵院 椿寺 本編にあるように本堂の本尊 五劫思惟阿弥陀如来像、観音堂の十一面観音菩薩像、地蔵堂や天野屋利兵衛像が1度で公開されるかもしれません。
C:金閣寺 方丈 時折、方丈の特別公開はあります。見逃し勝ちですが。
C:仁和寺 経蔵・五重塔 金堂や観音堂の公開はよくありますが、経蔵や五重塔はあまりないです。
E:東本願寺 宮御殿・桜下亭 宮御殿はまいまい京都のツアーなどで入れることがありますが、桜下亭はないです。
昨年の慶讃法要の企画で桜下亭でのお茶席が事前予約制でありました。
それに行けなかったため、個人的に気になっていたのでその後外観写真を撮っていました。
それと内事(洋館、日本館、鶴の間)も気になりますね。
通常から使われているようなので難しそうですが。
A:東寺 五重塔 年に4回ほど公開されます。 

今回レアなのは東本願寺 桜下亭。
次点は仁和寺 経蔵・五重塔や地蔵院 椿寺は1回ですべて行けるならいいですね。

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念佛寺 大原

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写真は、本堂。

大原の三千院の近くにある念佛寺は天台宗寺院です。

アクセス
三千院への参道を登っていくと左手に三千院がある石段の交差点(C地点)に出ます。
ここを右折します。
約80m進んだ右手に念佛寺の表門があります。

創建などの詳細は不明で、鎌倉時代から南北朝時代に尊雲法親王により創建されたと云われています。
江戸時代、火災により焼失。
1934~1935年にも台風被災により倒壊。
上野・浄名寺の地蔵比丘妙運大和尚誓願による8万4000体の地蔵尊のうち、第5万4942番を念佛寺に勧請した。
1938年に現地に移転再建された。
本尊は阿弥陀如来像で、後醍醐天皇の皇子である護良親王の護持佛と伝えられています。

表門を入ると左手に地蔵堂、正面に地蔵菩薩像、右手に庫裏と書院があります。
よく分からないですが、本堂も右手奥にあるのかもしれません。
またその前にはスッキリとしたきれいな前庭があります。

地蔵堂の内陣中央には地蔵菩薩像が、左手には甘茶をかけるサイズの釈迦如来像、右手には千手観音菩薩像がお祀りされていました。

庫裏にお声かけすると、御朱印が戴けます。

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