goo

亀岡 真福寺

-
写真は、瑞雲軒の外観。

亀岡市、穴太寺のすぐ近くにある曹洞宗の寺院で、書院 瑞雲軒が丹波亀山城の新御殿を移築したものと云われています。

アクセス
五条通(国道9号線)をひたすら西進して、沓掛口から京都縦貫道に乗ります。
亀岡ICで降りてすぐの交差点で国道423に左折します。
やがて曽我谷川が左に見え、最初にある押しボタン信号のある細い道を右折します。
ひたすら直進すると国道407号線に突き当るので、ここを右折します。
この先で穴太寺に突き当り、道は道なりに左に曲がります。
この道の突き当りに穴太寺の仁王門がありますが、道なりに左折します。
左折してすぐ、約40mほど先の左手に道と分からないぐらいの農道があるので、これを進みます。
道なりに右にカーブした突き当りに真福寺があります。

江戸時代初期に宇治 興聖寺第5世萬安英種禅師 によって創建されました。
こちらの書院は丹波亀山城の新御殿だそうです。
亀山藩主形原松平家が三の丸に新御殿を建て、その表門は千代川小学校の表門に、御殿の5つの間のうち下の3間は保津五区会議所に、上の2間はまず曾我部小学校の前身である寺子屋「種徳校」として移築して利用。
さらにもう1度の移築を経て、昭和37年にこちらに来ました。

予約しておくと瑞雲軒の内部を拝見させてくださいました。
表門を入ると正面に本堂、前に前庭、左手に書院の瑞雲軒があります。
右手奥の庫裏から中に入ります。
庫裏の左手に進むと本堂。
内陣には本尊の聖観音菩薩像、右手奥には大権修理菩薩像、左手奥には達磨大師像がお祀りされています。

庫裏から右手に進むと瑞雲軒です。
手前に10畳の御次之間、奥に10畳の表御座舗があります。
天井は竿縁天井ですが、表御座舗の方が少し高いです。
表御座舗には床の間と違い棚がありますが、違い棚の縁が巻物の意匠になっていました。
縁は痛みが強かったこともあり床や柱は修復されていますが、縁長押は杉丸太1本でいい部材を使っていると思われます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 2024 7/21の... 2024 7/21の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。