平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2013年5月19日 二つの場所の釣りの行方は

2013年05月25日 12時39分15秒 | Weblog
二つの場所の釣りの行方は

 最近、私たち夫婦は平良先生ご夫妻と阿蘇に行き、休日を共に過ごさせて頂いた。妻たちはサイクリングへ、夫たちは釣りへ。山奥の渓流に入り青葉が美しい中、釣りを楽しませて頂いた。私は釣り初心者であり、様々な所でもたもたあたふたしつつ、糸が変に絡まり、ご迷惑を非常にかけた。
 しかし、平良先生は気になされない様子で、釣りの大事なポイントを教えて下さり、より良いポイントを求めて上流へ行かれた。釣果は私が35匹釣ったが、そのほとんどが小さいものであった。平良先生は69匹。ほぼ倍で、しかも見たことのない程大きいものも釣りあげていた。家族の日礼拝でその魚達は燻製にされ、バザーで売りに出されたが、その大きな魚は誰の口へ行ったのだろうか。
 平尾と大名での人をすなどる釣りはどのような釣果になるのだろうか。新たに献げられた土地大名は人々が行きかい、その数も多い。時間帯別人口は昼が2000人、夜から4000人以上。飲食店が天神に次いで二番目に多い地域だ。
 大名委員会の方々の長年の祈りと労苦によって会堂も素晴らしいものが建っている。この釣りで取り組む課題は多いが、神様に信頼して一つずつ取り組みたい。なぜならば神様は御言葉の実践に取り組むときに大きな祝福を下さるからだ。


森 師

2013年5月12日 憲法のことをよくよく考えてみましょう

2013年05月25日 12時36分17秒 | Weblog
憲法のことをよくよく考えてみましょう

 去る4月28日、政府は東京の憲政記念館で「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を開きました。講和条約発効から50周年の節目にあたる2002年の4月28日に、自民党が沖縄、奄美、小笠原はアメリカの施政下におかれたまま、主権を回復し、外交権を取り戻しましたが、独立国としては不完全な形で推移していると言わざるを得ません。戦時中、日本が歩んできた植民地支配と侵略の歴史をよく考え、誰でも理解できる総括をはっきりとすべきでありましょう。
 今の政府自民党には、憲法改正を目指す動きが強く見られます。国民は各自が一番よいこと、正しいと思うことを主張してよいわけですが、戦中戦後の日本国の指導者には、国民を人間として尊重する基本的な精神がうすいと言わざるを得ません。限られた紙面では意をつくしませんが、今の日本国憲法二四条には、個人の尊厳と男性、女性の本質的平等の語句がはっきりと書かれています。私たちは、神様から与えられた人格を与えられて、生まれてきているのです。
 これからの日本の将来がどのような方向に進むのか、極めて大切な岐路に立つことになると思います。教会は、愛する兄弟姉妹とともに聖書に聴き、学び祈って、それぞれ神様の導きを受けて歩みたいと思います。

松村師