平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2013年5月5日 世はGW・・時の経つのは速く・・

2013年05月10日 10時00分07秒 | Weblog
世はGW・・時の経つのは速く・・

 時が経つのは速く、昨年11月から始まった大名での活動も半年となる。今年度に入って早1ヶ月。どのような動きがその間にあっただろうか。随分の動きである。実りはどうであろうか。これもまた、大きいと言えよう。少しずつであるが、着実に宣教活動の輪は広がっている。
 いろいろな人との関係も生まれている。伝道は、喜んで楽しく行うことができれば、それに越したことはない。また、そのようにプログラムを考えることができたらとも思う。そして、聖書の御言葉から、生きている意味や自分の仕事や学業の意味などを見出すことができればいい。それに加えて、救いの確信を得られるならば、言うことはないであろう。
 日本はGWである。福岡も博多どんたくで祭り気分一色だ。祭りで賑わう日本社会を見るとき、キリスト教の入り込む余地は難しいとつくづく思わされる。しかし、キリスト教に関心を持つ方はいるし、救いを求め、イエス様に出会い、新しい生き方へと押し出される人々はいる。
 待っていても教会を訪れてくれる人はいる。それは、神様のお導きがあるからだ。しかし、伝道する私たちの努力に神様は、なお一層応えてくださる。伝道の可能性は至る所にある。それなのに、何も考えないでいると、何もしないままに、時間だけは、あれよあれよと過ぎて行く。社会の流れの渦の中に教会も泡となって消えて行きかねない。一時も無駄にせず、神様の目的に沿って、歩んで行くことにしよう。


平良師

2013年4月28日 憲法記念日を前に

2013年05月10日 09時57分52秒 | Weblog
憲法記念日を前に

 憲法を変えようという動きがある。「キリスト者九条の会・北九州」のパンフレットから紹介する。現憲法から→こう変わる。
 「憲法を守るのは国家で、これを守らせるのは国民→憲法を守るのは国民、守らせるのは国家」。「天皇は国家の象徴→天皇は国家の元首(元首とは、国を代表する国家の最高機関、または行政府の首長)」。「戦力は保持しない→国防軍を保持する」。「国およびその機関は宗教教育、その他いかなる宗教活動もしてはならない(20条)→国が社会的儀礼および習俗的行為と認めたことに国民は従わなければならない」。「表現の自由を保障→公益、公の秩序を乱すものは認めない」。「憲法の改正は各議院の総議員の三分の二以上の賛成で発議し国民に提案する(96条)→二分の一の賛成で発議し国民に提案する」。「基本的人権の保障→削除」。現憲法は、立憲主義に基づいて作られている。「少人数の人権を守るために、国家権力を縛るために憲法という道具を使おう」というものだ。
 まず、96条の改憲から始めようとしている。そして、今日(4月23日)、超党派の国会議員たちが靖国神社を大勢で参拝した。さて、私たちはイエス様に従う群れである。平和を作り出すことを望まれている。前の戦争ではアジアの国々に迷惑をかけた。怖い時代が到来しようとしている。前の戦争の惨禍を体験したことのない世代が、ほとんどになった。私も戦争が終わって10年後に生まれ、この改憲を進めているお方と同学年の58歳。


平良師