晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

スイムトレ 3/15

2014-03-16 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.15(土)曇り

 昨日のことなのだが、おおい町のうみんピアに8回目のスイムトレーニングに行った。昨年の11月から月2回のペースで行こうと決め、それなりに続いている。なにせ水泳なんて10数年行っていなかったので、当初は500m泳ぐのが精一杯だった。少しずつ距離を伸ばし、昨日始めて1,500mをノンストップで泳ぐことが出来た。たまたま13時にスタートしたのでタイムを計ってみたのだが、なんと35分もかかっていた。20分台で泳ぎ切れると思っていたのでややショック、、、。ただ往年はどのくらいで泳いでいたのかよく憶えていない、おそらく20分台だと思うのだが。
P1020026
 

これがうみんピアのプールだが、いいところは海水のジャグジープールがあること。二階はお風呂となっている。(’13.12)

 今後は1,500mのタイムを計りながら距離を伸ばしていこうと思う。もちろんタイムを縮める事がスイムトレの目的では無いのであくまで参考ということである。というのはタイムの低下は体力の低下というよりは、腹筋背筋が弱くなっているのではないかということである。つまり水の抵抗を少なくする姿勢がとれなくなっている、下半身が沈んでいると言うことでは無いだろうか。日常の腹筋背筋トレーニングが必要だと痛感する。
 スイムトレを始めて変わったことは、肩こりが少なくなったことだ。気がつけば毎日行っていた肩の灸もほとんどすることは無くなった。
 肩こりの要因は、腕を頭から上に上げなくなり、肩胛骨のストレッチが出来ていないことにあるらしい。そういう意味で水泳は肩こりには有効なのだと思う。
P1020520
 

周辺に安くて美味しいところが見つからない。今回高浜の道の駅に寄ったがイマイチ。

 当面は1,500m30分を切ること、トータル2,000mを泳ぐことを目標に頑張りたい。

【今日のじょん】うみんピアのスイムトレはいつも連れてってもらえるのでじょんは大喜び。出発前に水泳やお風呂の用意をしているだけで、気づいて大興奮して飛び回る。水泳の間は車で待っているのだけど、楽しみは例の大芝生広場みたいだ。人が居ないことを確かめてノーリードで遊ばせるのだが、どういうわけかうんPするのが癖である。朝夕の散歩時以外には絶対にしないので不思議な現象である。最初は驚いたが、今では慣れっこでうんP袋も2回分用意している。
P1020524
失礼

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自転車小屋作製日記(4) 3/14

2014-03-14 | DIY

2014.3.14(金)曇り、雨

 今日は定例のスイムトレーニングの日なので作業は何も出来ないのだが、出発前に資材の在庫状況を調べる。特に柱はしっかり調べないといざというときにとんでもないことになるので、念入りに調べる。105mmの3mが4本、90mmの2mが10本、あと短いのがばらばらとあるが、3mものが6本、それに垂木と桟木が必要なようだ。ボルトナットも在庫を調べ、サイズ毎に保管するが、こればっかしは作業を始めないとどのサイズが要るか解らないのでやたらと購入するわけにいかない。
 ホールダウン金物と羽子板ボルトを通販で買う。羽子板ボルトはホームセンターでも売っているが、通販の送料無料金額まで購入が必要で買ってしまう。値段も似たようなものだ、ひょっとしたら安いかも知れない。
 ドリルは今まで充電式のものを使っていたが、バッテリーがあがってしまって4千円程度の出費が要りようだった。今回の工作でまたしてもあがるかも知れないし、ほぞ穴きりなど馬力も必要だろうから、思い切って電気ドリルを購入することにした。将来的にもこの方が経済的と思われる。
 某大手ネット通販で購入すると、翌日の配達となってすぐに来た。早い到着は気持ちのいいものである。いそいそと梱包を解くと、付きものの保証書が入っていない。トップメーカーの商品を買ったので怪しげなものではないのだが、どこを探しても入っていない。早速通販会社に連絡して、再発行するとのことだが、どうも不信感が残る。いままでこんな事は無かったので残念な気持ちだ。
P1020525


保証書が入ってねえぜ。
 それとドリルスタンドも買うべしと調べたのだが、首のところのサイズが合わなくて、適合する機種が無い。どうもケチがつき始めるととことんうまくいかない。これも適合する商品がないかメーカーに問い合わせてみる。
 いずれも土日が絡んですぐに解決しそうに無い、なんともイライラのつのる買い物であった。

【今日のじょん】昨日の写真はベランダ側の通路の自転車らしき跡なのだが、この場所は自転車で走る場所では無いのだ。同じ場所の角度を変えた写真を載せておくが、実は同じような跡が駐車場にも北側入口付近にも見つけられた。
P1020506 P1020507 P1020509



左:チューリップ畑の右に一本の線
中:ブリッジから不鮮明な線が出ている。これは別物かも。
右:土のところにくっきりタイヤ痕、これは憶えのあるもの。

 水曜の夕方にはゴミ出しに自転車を使い、それは玄関下の道やポストの前などにタイヤ痕が残っている。ではその他の痕は誰のものなのか、ミステリーである。第一夜の夜中ならバラスの音がするはずである。
 散歩途中の堤防の道にも同様の痕があった。そして雨の降った今朝には全て消えてしまったのである。
P1020510
堤防にもはっきりした痕が残っている。

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自転車小屋作製日記(3) 3/13

2014-03-13 | DIY

2014.3.13(木)雨

 資材もそろい始めて早く工事を始めたいのだが、ここまで強烈な雨となるとさすがに諦めなければならない。3月21日のサイクリングまでに看板と基礎を仕上げたいと思っているのだが、基礎については安易に取りかかる訳にいかないということが解ってきた。というのはこれまで木小屋2棟、ガーデンシェッド1棟を建ててきたが、木小屋についてはぶっつけ掘っ立て工法であり、ガーデンシェッドは無基礎の壁工法だし、要するに構造的にも工法の上でもそう考えなくても済んだわけだ。
P1020375
 

ガーデンシェッドや木小屋のような訳にはいかない。

 ところが今回は小規模とはいえ在来枠組み工法であり、壁は2面と少しという構造的に不安定な建物であり、しかも資材はあり合わせのものがほとんどなので、しっかり勉強して設計しないと失敗しそうになる。
 今までは自分の頭の中だけで工夫してこしらえてきたが今度は参考書を見ないといけないと思っていたら、じっかんさんがいい本を貸してくれた。
 「建物ができるまで図鑑 木造住宅」という本だが、すこぶるシンプルな内容だが、必要なことは全て書いてあって、図が多くて解りやすい優れものだ。P1020514
 


なかなか勉強になる本だ
 すぐに気がついたことは建築用の金物のことだが、実に多くの工夫を凝らした金物があるということだ。アンカーボルトとアングルぐらいしか知らなかったのでカルチャーショックである。
 例えばホールダウン金物など、取り付けた側で引っ張る金物があればいいなと考えていた矢先に見つけて感激する。ごく普通の金物なんだろうけど、建物を見ても見当たらないし素人には気がつかないものである。
 ひねり金物にしても山形プレートにしても、ここにこういうものが欲しいなあと思ったものは必ずあるということだ。しかし火打ち金物などなんでも便利やなあといって使っていたらコストがかさんでしまう。木材で済むところは木材で済ますという姿勢が必要かと思う。
P1020515 P1020516
 


便利な金物があるぞ、解りやすく書いてあるが大変ソー

 と言うわけで、今日はカタログ首っ引きで必ず必要と思われる羽子板ボルトとホールダウンボルトを注文してしまった。ホールダウンボルトはボルト部分を基礎に固定してしまうので、基礎工事前に手に入れておかないと位置が決められないのである。というわけで今日は座学の1日であった。

【今日のじょん】昨晩0時半頃とんでもなく吠えるので飛び起きる。玄関側のセンサライトが点灯しているのでまたしても鹿の仕業かと外に出るが姿は無い。あきらめて眠りにつくとまたしても吠える、ガサネタかなと思い放っておくが何時までも吠え続ける。またしても外に出て様子を見るが、何事も無い。朝になって小動物でも来ていたかなと周囲を観察し、妙なものを見つける。つづく

P1020505


これなんだけどわかるかな?

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自転車小屋作製日記(2)

2014-03-12 | DIY

2014.3.12(水)晴れ 日記(1)は2014.3.2

 じてんちゃカフェと言っても、Ciclista Tranquiloと言っても何のことか解らないので自転車小屋とタイトルしよう。
 3月9日 ブロック基礎準備
 3月11日 資材購入、基礎の型板つくり
 3月12日 ツールボックス完成

 ツールボックスは、修理が必要なお客様に工具や油類、部品を提供するもので、自転車小屋には重要な備品である。村上さんにいただいたキャビネットを使って、あり合わせの資材で作ったもの。収納するボックスや上部のトレイ、下段の引き出しなどまだそろえていないがとりあえずの完成としておこう。P1020504
 


経費
 1?4 1枚 198円
 2?4 1枚 248円
 キャスター 3個 294円
 蝶ナットボルト  200円    合計940円
 
 上段は修理工具と油類、下段はチューブや部品、ウェス、洗浄用具等、下段引き出しはボルトナットや小部品を収納。上段には作業用トレイと可動式のドライバー、アーレンキー立て、自転車修理専用工具以外の工具も収納できてとても便利。
 キャスターの固定の方法を考える必要有り。

【作業日誌 3/12】
薪割り

【今日のじょん】先日から鹿の襲来が続いている。夕べもじょんが吠えると飛び起きて階下に降りる。大体の通り道が解っているので、探ってみるといたいた、芝生広場に黒い影が見える。ドアを開けて表に出ると、いつものとおりに飛んで逃げた。山や道路で出会う鹿はそうすぐに逃げないのに、人の気配だけですぐに逃げるのは、民家に近づくことが危険であると認識しているのだろうか。被害は龍のヒゲのようだ。P1020478
P1020502


前の晩は蔦が全滅、今朝は龍のヒゲがツンツルテン  

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あれから三年 3/11 

2014-03-12 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.11(火)晴れ

 東北の大震災から3年、3年前のその時は何をしていたかよく憶えている。何か作業をしながらいつものようにラジオを点けた。何気なく聞いているとどこかで地震が起きているような報道だったが、とにかく何時までも何時までも報道が続いているのだ。なにか尋常で無いものを感じて、報道を聞き続けているととんでもない災害が起きていた。神戸の時と違うのは、桁外れの津波と原発事故である。神戸の時は静止画が多かったが、東北の場合は動画がほとんどで、その恐ろしさが肌で伝わる。
一概に比較できないが、震災後3年の神戸と東北と随分差があるように思える。被災地の範囲があまりにも違うことがその最大の原因だと思うが、地震だけの神戸と地震、津波、原発の三重の被災となる東北の違いもあるだろう。特に原発事故に関しては、始めて経験する未曾有の大事故であるし、その解決策が見いだせないという絶望的な事態である。
 のんきに「世界一安全な状態、安全にコントロールされている」なんて寝ぼけたことを言っている人が我が国のトップだと思うと、随分暗澹とした気持ちになる。
 この間国政選挙も、都知事選も、原発30Km以内のわたしの町でも市長選挙があった。表面的には原発問題も争点になっているが、本当の意味での争点にはなっていない。国は福島原発の決着をなすこと無く原発再開、推進を進めている。すぐそばに原発がある我が町でも原発問題は盛り上がらない。当の原発立地自治体では、議会全会一致で原発再開を誓願している。
 若狭湾周辺では一時期原発敷地内の活断層というのが取りだたされ、連日のニュースになった。活断層のあるところには原発が設置できないということだからだ。ところが最近活断層のかの字も言わなくなった。
 あの息巻いていた学者先生はどこへ行ったんだろう。活断層かと言われていたあの地層のずれは消えて無くなってしまったのか。
 政治力というのは地球の地下の動きまでも変えてしまうもののようだ。
 放出され続ける放射線、海に流れ続ける汚染水も恐ろしいけれど、これらの状況のほうがもっと恐ろしいのかも知れない。
P1020497
綾部温泉は大飯、高浜原発ともに20Km圏内であり、建設には原発マネーが使われている。

【作業日誌 3/11】
ブロック基礎用資材購入
薪割り

【今日のじょん】
 ようやくシャンプーをしてやれることになった。特に今日はかねて完成したじょんじょんシャンプー台を初めて使うこととなった。嫌がらずに出来るかなあと心配であったが、やっぱり嫌がっていた。足がつるつるするのが不安らしい。それでもなんとか洗ってもらってやれやれ。
 かみさんのほうは随分腰が楽みたいだ。じょんには滑らないようにマットでも探してやろう。
P1020487P1020488P1020491 

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切り抜きから 3/10

2014-03-10 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.10(月)雪

 雪が降り続いて作業が出来ないので、たまった新聞切り抜きを貼り付ける。スクラップブックも10冊を超え、食品、料理関係を別冊とすることにした。P1020476
 


 問題は切り抜きを保存するため、読みが浅くなることである。そしてこれだけ大量になってくると、確か保存していたなと思っても探すのが大変となったことである。また、新聞も当日は店に出すため切り抜きすることが出来ず、翌日になると忘れてしまっていることだ。こんな時は古新聞を引っ張り出して探すことになる。
 記事についても従前はパソコンに表題と日付、頁を入力し検索できるようにしていたが、ここ数年は面倒になって入力していない。こういう記事があったなあという脳の索引も随分性能が落ちてきて正常に作動しない。やはり脳の活性化のためにも入力し直さないといけないかなあと思っている。そうすることできっと新しい発見もあるかも知れない。
 切り抜きの内容は歴史に関するものが圧倒的に多い。あとは料理食品に関するもの、本の紹介、自転車、登山、旅、環境などである。論評やエッセイなどもあり、例えば最近気になる記事を紹介しょう。
 讀賣新聞2014年2月19日(水)「時のかくれんぼう」という月一回のエッセイで、「キカイ馴染まぬ喫茶店」という黒井千秋氏の文である。
P1020477
 

 散歩の途中で疲れを覚え、ふと入った喫茶店の風景が書かれている。おそらく筆者は年配の方と思うのだが、カウンターでコーヒーを受け取り、座る場所もままならない。そして周囲を見回せば、みんながパソコンに向かってなにやら必死にやっているというのだ。パソコンをやらない筆者には随分と奇異な風景に写ったことだろうし、コーヒーを楽しみ午後の会話を楽しむというかつての喫茶店が無くなっていることを嘆いているようだ。だからこそ
「キカイ馴染まぬ喫茶店」というタイトルにされたのだろう。
 喫茶店をやりながら、こういう都市の喫茶店に行ったことの無いわたしは人伝えに聞くしか無いのだが、こういう類いの喫茶店が増えているという。
 漫画喫茶とかネットカフェなんてのは喫茶は二の次で他のことが専門的になっているが、どうもそう言うのでは無くて喫茶店だけどみんながパソコンに向かっているという状況なのだろう。
 先日来られたお客様が、「こんなお話の出来る喫茶店が無くなりましたねえ」とおっしゃっていたが、わがじょんのびは席数が少ない上にテーブルは一つというので、知らない人でもお話しできるという手はずになっている。
黒井さんに是非立ち寄ってもらいたい喫茶店なのである。
P1010865


400えんで楽しめるコミュニケーション、この日は絵の渡辺先生がいらした。

【今日のじょん】
 猟期過ぎて 鴨の親子の のどけさや   うとく
P1020472 P1020473
 

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六寒一温 3/9

2014-03-09 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.9(日)曇り、晴れ じてんちゃカフェ建築初日

 三寒四温ならず六寒一温が続いている。今日はその一温で凄く焦りを感じる。とにかくじてんちゃカフェの建築作業に取りかかりたい。
 資材を購入すると保管しておかなければならないので倉庫を片付ける。そして現在手持ちの資材、柱や板、セメント、バラス、砂、ブロック、建築金物、波板等々調べ上げる。結構中途半端な在庫で購入物も多そうだ。この辺はしっかり計画しないと何度も購入に走らなければならないので、ガソリン代、時間もバカにならない。
 しかし実際に身体を動かさないと焦りは増幅する。ツルハシを持ち出して、基礎の部分を掘り始める。思ったより多くの砕石が敷かれていて、土は出てこない。イナバ物置の犬走りの厚さまで掘り進むが砕石はまだ敷かれている。よく考えればいずれバラスを敷くのだから適当なところで固めればいいわけだ。P1020465
 


こんな感じで掘り始める
 やたら深く掘ったひには基礎はしっかりするかも知れないがセメントの量がたまらない。
 片側を掘っただけで今日はおしまい、夕方の空き時間は薪割りに専念する。
 自転車ツールボックスも完成はしていないがこの辺で公表しておこう。といっても既製のキャビネットに木枠とキャスターを付けただけのものだが、随所に使いやすいように工夫がしてあるのだ。それは出来たからのお楽しみ。P1020470

 

八割完成
【作業日誌 3/9】
じてんちゃカフェ建設初日
看板支柱塗装
薪割り

 【今日のじょん】一昨日はよく吠えたが夕べはそれほどでもなかった。しかし恐怖の鹿害を発見、今までやられたことのなかったネギ、ニンニクをやられたのだ。ネギ類は大丈夫ということだったので、究極のじょんのびファーム、谷の横にネギ、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、タマネギを植えている。タマネギだけは猿に注意と考えていたが、鹿にやられるとは思っていなかった。P1020468



最初チコッと食べて2日後ぐらいにごっそりやるのが奴らの常套手段。
P1020449


画像が無いので6日の写真をどうぞ。ややこしいところからボールを咥えているところ。

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3月はまだ雪 3/8

2014-03-08 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.8(土)曇り、雪

 もう一週間も雪が降っているだろうか。といっても積もって困るほどではないのだが、何となく気分が憂うつになる。それは3月の初めだったろうか、暖かくて春を思わせる日が続いたから余計そうなるのだろう。
P1020461 P1020462
 


朝から雪の上林川
 例年はどうなんだろうとブログを繰ってみる。雪の少なかった昨年と大雪の一昨年の名残雪は実に3月26日と同じ日なのである。そしていずれもそれがシーズン最後の雪となっている。
 ということはやっぱり3月一杯はスタッドレスも必要ということだ。昨日今日に降ったからと言って驚くことも嘆くこともないということだ。
 それにしてもこの悪天でじてんちゃカフェの建設が進まないことが気にかかる。先日資材を購入すべく軽トラを借りてコメリに行ったら、棚卸しのため休業となっていた。この年に一回の休業に5年で三回も遭っている。そうたびたび通う店でも無いのに、どうもこの時期は何かを始めようとホームセンターに通う時期なのだろう。
 そんなこんなで工事は進まず、もっぱら自転車修理ツールボックスの作製にいそしんでいる。村上さんにもらったスチールのキャビネットを使って、キャスター付きのおしゃれなツールボックスを目指している。

【今日のじょん】
オシッコ用に作ったペットトイレは使うこと無く、あご乗せ台になってるようだ。P1020464

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初木樵 3/7

2014-03-08 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.7(金)曇り、雪

 坂尾呂の里の栗の木を伐ったというのでいただくことになった。木樵といっても倒されているので、木切りといった方がいいかもしれない。
 いつものようにじっかんさんと現地にゆくと立派な栗の木3本と杉の大木が倒れている。桜井さんがユンボで道まで下ろしてくれたので、あとは適当に切って搬送するだけだ。なんとも有り難い木樵である。
 折からの降雪で泥んこになりながら、軽トラ3台分の薪を搬出する。
 坂尾呂の里からの風景はいつ来てもいいものだ。草壁川が上林川に合流しやや広くなった耕地の廻りに集落があって、金剛寺や光明寺などの古刹が見える。そういえばこの辺りが国定公園に指定されるという話が出ているそうだ。既に該当地の住民に対する説明会が行われていて、数年後に実施の運びということだが、どうも奇妙なことがある。P1020456
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坂尾呂の里からの風景、光明寺、草壁川、シデの山
 それはこれほど重大な事なのに、マスコミ、特に地元マスコミにも一向に表向きにならないし、住民の話題にも挙がってこないことだ。地元紙なんてネコが生まれてもニュースになるのに国定公園の件は一向に報道されない。なにか政治的なウラがあるのかつい勘ぐってしまう。
 説明会では光明寺から草壁川右岸、洞峠を越えて美山町へ、そして芦生までが対象とされているようだ。
 このような山間部では開発の脅威というのは今日では少ないと思うが、産廃処理場や某国の水源地買い占めなどの問題が言われている。そういう意味では自然の保全という観点で今回の国定公園指定は良い方向なのでは無いだろうか。
 さて、新たな木材を運び込んだが、昨年伐採の木もまだ薪になっておらず、なんともプレッシャーのかかる今日この頃である。P1020460 P1020459



本日の収穫と要薪割り原木

【今日のじょん】たいしたことはないのだけど、この時期の積雪は応える。もちろん雪かきの必要などは無いのだけど、精神的に落ち込みそうなのだ。P1020453

P1020455

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睦志のこと(22) 穴虫ー28 3/6

2014-03-07 | インポート

2014.3.6(木)雪 考察 上杉町穴虫

 帰りに鳥居野に向かう道沿いに墓地があった。上林のように屋敷に隣接はしていないが、かつては両墓制だったのではないだろうか。綾部市史に東八田地区の一部とあり、両墓制の特徴としておびただしい数の板碑や一石五輪とうが墓地に遺存しているとある。まさにそういうお墓である。
P1020441
 

 さて、上杉町穴虫について考察しないといけないのだが、今回の訪問は自らの目で見るだけというきわめて心許ない調査訪問なので考察も稚拙で浅いものとならざるを得ない。再度聞き取りや、事前調査を重ねた訪問をすれば今回とは違った結果が得られると思うが、とりあえず初見の穴虫に対する考察を述べておきたい。
 (1)穴地形か否か。
 穴地形というのは瀬戸内海の島と島の間の海峡のような地形を指しており、私自身が付けた名称である。穴虫と道を挟んだ海自施設によってできている切り通し状の地形は確かに穴地形と言えるかも知れない。伊佐津川に突き当たる所でぽかっと景色が拡がるのは瀬戸内のいわゆる穴のミニチュアと言ってもいいかもしれない。しかしそれは香芝町の穴虫峠や亀岡市千代川の穴虫のようにはっきりとした穴地形とは言えない。
P1020438
 

上杉方面からみた穴虫(右手)、切り通し状になっているが穴地形といえるかどうか。

(2)穴虫は無所か。
 穴虫に石塔だの五輪塔だのは無さそうだ。もちろん村のお墓がありそうにもない。もし無所だとするとそれは両墓制の埋め墓である。埋め墓だとすると外見的に証拠を見つける事は困難である。沖縄のグソーのように人骨が残っているというようなことはあり得ない。
 ただ、埋め墓というのは集落の端に置かれることが一般的である。穴虫は上杉村の外れにあり、川を越えると於与岐村となる。これほどうってつけの場所はないと思われる。今一つ気になるのは穴虫の南、東に堺ノ谷という小字があるのだが、この堺とは何の堺だろう。
P1020437
 

穴虫はこんもりとした丘状になっている、堺ノ谷はこの右手
(3)毟(むし)り地形だろうか。
 弥仙山、蓮ヶ峯から集まった水は、於与岐の田畑を潤し、市ノ瀬橋から上流500mほどが急に狭くなる。大雨の際には流れ、水かさともにかなり厳しいものとなるだろう。かつての於与岐八幡宮が大洪水で流失したというのもうなずける。このゴルジュ帯が毟り地形と言えるし、穴地形とも言える。
P1020428  
 

雪解けの水を集めてゴルジュ帯の水量は多い
 地形的なものはともかく民俗的なことは再度聞き取り調査などしないと解らない。近隣に人家が無い以上、上杉の集落で聞く以外になさそうだ。つづく

【作業日誌 3/6】
 自転車修理ツールボックス作り
【今日のじょん】
 うんP南北説では10匹の犬で実験し、そのうち3匹がうんPしすべて南北だったという。じょんも当初南北だったので注目したが、昨日も今朝も東西で、南北説はインチキだとわかった。しかし何百キロの道のりを家にたどり着くとかいう帰巣本能の事などは、地磁気に対しての感覚があるのかも知れない。P1020447
失礼

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睦志のこと(21) 穴虫-27 3/5

2014-03-06 | 上林地名考

2014.3.5(水)曇り、雨  上杉町穴虫を訪ねる。(3月4日)

 綾部市の穴虫は小字として在るのはおそらくここ一ヶ所だろう。予定していなかった訪問なので、とりあえず様子を見てみようということだった。
 国道27号線から於与岐に向かう府道に入ると正面に弥仙山の雄姿が見えてくる。秀麗な独立峰のこの山が古来から信仰を集めるのは眺めただけで解ってくる。道端には地蔵堂があり、覗いてみると古い時代のもののようで、道沿いに列んでいたものが集められたのだろうか。
P1020439P1020440 
 


 左手に海自の通信隊施設が見えてくるとその右手、伊佐津川までの地域が上杉町穴虫である。海自施設と穴虫の間の府道は切り通し状になっていて、伊佐津川に突き当たる所で市ノ瀬橋となる。
P1020435



於与岐側から振り返る。右手が海自通信隊、左手が穴虫。

 川を渡ると於与岐町になり、旧道は橋を渡ってすぐに右に曲がる。数年前バスでこの道を通ったが、随分細くてかつては難所だったのだろう。現在は真っ直ぐに広い道路が通じている。
 穴虫は海自施設の道を挟んだ向かい側の細長い部分だが、道脇のいくつかの田んぼ以外は雑木林の岡である。
P1020427P1020428 
 


橋を渡った地点から穴虫、右は旧道から伊佐津川を挟んで穴虫。
 川沿いに踏み跡らしきものがあり登っていくが、獣道となっておりやがてクマザサの中に消えてゆく。時間があればじっくり踏査してみたいのだが、今日はここで諦める。藪の向こうになにやら掘っている現場がある。おそらく採石、採土だと思うのだが確かめようが無い。近所には家らしきものが無いのだ。この北方、西方には石灰石の採鉱地があり、於与岐炭鉱、高槻炭鉱など石炭の鉱脈も存在する。なにか鉱物でもと期待はするが、地質図で見る限りそれらしいものは無い。
P1020425P1020424 
 


穴虫の中、獣道をたどるがやがてクマザサに閉ざされてしまう。むこうになにやら現場が見える。

 市ノ瀬橋を渡ってすぐ左にちいさな祠と石塔などが見える。元々市ノ瀬に鎮座し、下八田村、於与岐村等7ヶ村の総鎮守というから相当の大社だ。中の鳥居が上杉の鳥居野で、一の鳥居は味方というから相当である。この場所が於与岐八幡の元の場所なのだろう。天文19年(1550年)の大洪水で流失したというからこの場所ならさもありなんと思う。
P1020433

 
於与岐八幡宮古跡の松、祠、庚申塔石仏道標等
P1020431
P1020430

 

道標は「左 見内 た〇ご 右 大〇」と読める。
「左 見内 たんご 右 大股」か。

つづく

【作業日誌 3/5】
じょんのペットトイレ完成。でも使わないだろうなあ。
P1020445


【今日のじょん】先日薬の副作用でお漏らししたのでかみさんが先にオシッコさせてドッグランどに置いてきた。後から出て行ったら何と情けない顔をして待っていた。どこかに閉じ込めるとか、繋いでおくなんてことは無いもんね。P1020444


 
 
 
 

 

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睦志のこと(20) 穴虫-26 3/4

2014-03-05 | 上林地名考

2014.3.4(火)睦志のこと(19)は2014.3.1

 穴のついた地名は様々な意味がありそうだが、虫はそれほど多くの意味は無さそうだ。現在知り得た虫地名の語源について整理してみたい。
P1020446
参考文献

(1)昆虫の虫説
 谷川健一氏の名著「日本の地名」に「虫の地名」という短文がある。糸魚川市の虫川、武生市大虫町、京都府与謝郡加悦町温江虫本、福井県遠敷郡名田庄村虫鹿野を挙げて、蚋(ぶよ)や虻(あぶ)、イナゴなどの昆虫が語源であると説いている。地名の語源(鏡味完二)も虫送り(害虫駆除)と昆虫を挙げている。

(2)道説
 「大和の原像」(小川光三著)で香芝市穴虫峠について語られた、太陽の沈む西海の大穴に至る道とされた。道が転訛して虫になったという。

(3)無所説
 「西丹波秘境の旅」(澤潔著)に本項のタイトルである綾部市五津合町睦志(旧虫村)の語源について、無所(むしょ)であろうと述べられている。無所というのは墓地のことである。ただし、氏は睦志については両墓制の詣で墓だとされている。                                                         
 
 (4)蒸し説
 「黄金と百足」(若尾五雄著)で、
武生市(現越前市)の大虫神社について書かれている。丹後にも大虫神社、小虫神社があるが、大虫、小虫とは「大蒸し」「小蒸し」で水銀の蒸留法ではないかと推測されている。

(5)毟(むし)る説
 「とちぎの地名を探る」(塙静夫著)は地形地名、災害地名の名著だが、その中に日光山塊の鳴虫山(なきむしやま)の地名語源について、「薙ぎ毟る」と動詞からきた崩壊地形と解いている。

 全国方言辞典では、蚕、蛇、味噌、芋茎など様々な意味があるが、地名になるようなものは見当たらない。
 また日本地名ルーツ辞典では虫明(むしあげ、岡山県)を挙げている。
夜光虫の明かりとかカラムシ栽培地とか言われているが定説は無いとしている。(鏡味明克氏)つづく

【作業日誌 3/4】
じょんのペットトイレ作製

 【今日のじょん】先日動物番組で犬は南北に向いてうんちするというのが流れていた。以後それとなく観察していたら確かに南北になっている。うんちの前にクルクル回るのも地球の磁場に関係するという研究もあるそうだ。かつての鉱山師と犬の関係もそのあたりに在るのかなと真剣に研究しようと思ったら、東西にやってしまった。ガチョーンP1020420
    


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綾部温泉再開 3/3

2014-03-04 | 日記・エッセイ・コラム

2014.3.3(月)曇り

 1ヶ月のリニューアル休業を終えて綾部温泉がオープンした。施設が老朽化しなにかと不具合が出てきたようだが、経営環境も厳しいようで極限られた部分の補修のようだ。
 サウナの板張り、露天風呂の天井ということだったが、確かに新しい様相になっていた。サウナのドアも締まりが悪かったのが改良されているように思う。ところがウェットサウナのドアは以前のままノブが作用しなくてだらりとぶら下がったままだそうだ。このドアの効果としては別段問題ないのだが、傷んだまま修理されずに放置されているというのは、料金を払って使用している利用者にとっては気分のいいものじゃない。
 シャワーのホースも破れたり、緩んだりで水漏れするものもあったが今日使ったものは問題なかった。
 綾部市には綾部温泉だけだったのが他に2ヶ所温泉が出来、福知山、舞鶴、大飯にも温泉があってそのせいか解らないけど綾部温泉の利用者は減っているそうだ。空いているのは有り難いことだけど、経営が困難となると都合が悪い。
 もう一つ困ったのは4月からの値上げである。現在平日400円が500円に上がる。日・祝はそのまま500円だそうだが、安いのが魅力であっただけにつらい感がする。回数券が一年間有効とかで、今のうちに買っとこうかと思うが、それとて数ヶ月の効果でしかない。
 お湯がいいのは間違いないのだから、とりわけ派手なパフォーマンスで客を呼ぶことは必要ないし、地道に地元や近隣のファンに親しまれて続けて頂きたいと願うばかりである。

【今日のじょん】今日は寒いんだけどドッグランのお客様がいらした。パピヨンのナナちゃんといったか、大きなワンを怖がるというのでじょんは一緒に遊べなかったが、やがて慣れてもらったら遊べるかも知れないヨ。
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じてんちゃカフェ 3/2

2014-03-03 | DIY

2014.3.2(日)曇り

 自転車修理小屋を作ろうという予定だが、愛車と一緒にコーヒーを楽しめるように椅子とテーブル置こうかなというアイデアが浮かんできた。何人かサイクリストのお客様が来じょんされたが、汗びっしょりで店内で座るのを気にされていた。他のお客様も店側も気まずい思いをすることになる。
 そこで芝生横の野外テーブル、ベンチをサイクリストシートとして利用する予定だが、もう一つ踏み込んで、サイクル小屋で愛車と伴にコーヒーブレイクするのもおしゃれかなと思う。愛犬と一緒に過ごすドッグランと同じ発想だ。修理道具、ポンプなどの他に、自転車に関する本や雑誌なども置いてサイクルライフの一助となれば府道一号線の歴史の一頁にもなるやもしれない。
 店名は「じてんちゃカフェ Ciclista Tranquilo」う~む、おしゃれだのう。
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じてんちゃカフェ予定地、手前倉庫前。
 な~んて考えていたら、出来てもいないチクリスタ トランクイロに第一号のお客様がいらした。綾部自転車界の重鎮福山さんだ。なんでも21日の「はるかぜサイクリング」の回廊コース(100Km)の伴走をされるとかで、試走をされていたみたいだが、菅坂峠でディレーラーのワイヤーが切れ、トップギヤでじょんのびまで来られたそうだ。見たところシフトレバー側で切れていたので、替えのワイヤーが無いと修理不能のようだ。最初のお客様の修理が出来なくて残念だけど、ワイヤーも用意しておかないといけないかな。
 21日は定休日だが営業することにして店の下にエイドステイションを準備することにしよう。
 それにしてもCiclista Tranquiloの建設のプレッシャーがかかってきた。谷村さんには窓用の塩ビ板をいただいたし、村上さんにはプラ船を持ってきていただいた。思えば柱は土井さんに、ポリカ波板は前川さんにいただいたものだ。
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看板用のホイールは小林さん。カーボンですぞ。
 

いただき物シリーズで精力的に取り組むぞ。

【今日のじょん】春めいてきてらいじょん犬が増えてきた。ゆき、サリー、舞、モモ、フクちゃん、、、、えらいこっちゃ、ドッグランどの整備もしやなあかんなあP1020407 P1020411 P1020409



ゆきちゃんは誰とも仲良し、マイちゃんは人なっっこいのでありまス。
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フクちゃんは車に乗ってから撮ったから風景が写ってよく解らないんだけど、フレンチブルドッグでかわいいのだ。

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睦志のこと(19) 穴虫-25 3/1

2014-03-02 | 上林地名考

2014.3.1(土)曇り、雨 睦志のこと(18)は2014.2.27

 大津市の穴虫池のことを書いていたら、桜井さんが現地のより詳しい資料を持参してくれた。再度穴虫池に行って、焼野鉱山の確認と坑道の写真、そして坑道付近のズリからマンガン焼けした岩石を数個拾ってきてくれた。
 穴虫池が焼野鉱山跡であろうとは思っていたが、はっきりそうであることが解った。そして前回に頂いた穴虫池の岸に見える穴らしきものが坑道跡であるということもはっきり確認出来た。
Cimg9668Cimg9681Cimg9675   



水面が下がって出てきた坑道跡
Cimg9674 Cimg9664




干上がった穴虫池と水の残っている穴虫中池。
 このズリに磁鉄鉱が含まれていないか、磁石で確認する。もし磁鉄鉱が含まれていれば、琵琶湖周辺の古代の鉱石による製鉄の可能性の一端を垣間見る事も出来、穴虫の穴が坑道の穴という説も浮上してくると思ったからだ。
 しかし残念ながらネオジウムの強力な磁力にも反応しなかった。鳥垣のアシ谷マンガン坑道のズリはしっかり反応したのだけれど。
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焼野鉱山マンガンズリ
 いずれにしても穴虫池が旧鉱山であることははっきりしたが、穴の意味が坑道の穴なのか、穴地形の穴なのか、はたまたその他の意味があるのかは判断のしようがない。
 しかしこの間あちこちに穴虫地名を見つけ、穴虫には共通した意味があるのではないかと思うようになった。そしてもう一つ、これだけ穴虫地名が出てくるとひとつひとつの現地訪問を行うのが不可能だと思うようになった。今回桜井さんに現地を訪れて頂き、貴重な写真や岩石まで提供して頂いたので、自分自身で訪問するのと同様の効果が得られた。各地にいる知人友人に依頼して、現地の映像や情報を集めるのも一つの方法かなと思うのである。

【今日のじょん】毎年のことだけど、屋根から落ちた雪が消えていくのには春を感じる。毎日毎日その量が変わるからだ。冬の間は毎日変わらないが、この時期になると一日数十センチと減ってくる。憎たらしさを憶える雪の壁が愛くるしくさえ思えてくるのだ。じょんだって感じてるかも知れないぜ。
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