晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じょんのび谷クリーン作戦 5/8

2012-05-08 | 日記・エッセイ・コラム

2012.5.8(火)曇

 テラス塗装、倉庫整理、草刈り、薪集め、藤棚造り、その他沢山のやらなければならないことがあるのだが、暑くも無く寒くもない絶好の作業日よりとなったので、じょんのび谷の清掃をする。というのは、アシの新芽が出始めてこれ以上後になると手が付けられなくなることとニョロニョロの出現の可能性が高くなり、気味悪くて谷に入れない状態となるからである。P1010647
 
刈り取り前の状態、ここは唯一マムシ発見の場所でもある。


 まず下段のアシを刈って行く。新芽は気持ちよく刈れるが昨年の枯れた蔓は寝ているので刈りにくい。刈払い機をフルスロットルにして無理矢理刈って行く。問題は刈カスをどう処理するかだ。岡にあげて枯れるのを待って焼却するのが最適なんだろうが、物理的に困難そう。そのまま枯らして野焼き状に火を着ければ良いのだが、消防署がうるさそう。結論が出ないまま捨て置く。P1010662
 
刈った後をどうするかが問題だ。


 堰堤下は既に数本のワサビが生えているので、周囲を清掃してワサビ園とする。実は数年来上段に植えつけていたのだが、イノシシが侵入し、食べるわけだはないようだが掘り返してしまうのでちっとも育たないのだ。下段のものは水が出たときに根が流れついたようだ。P1010661
 
きれいに刈り取ってワサビを植えつける。


 上段の草刈りを始めると、草の中に小さなワサビの株が見つかる。5,6個を掘り起こして下段のワサビ園に植えつける。10m程度進んだところで山側の岸の灌木切りをする。山からの倒木が多くて先に進めないのだ。
 この上段の部分はワサビ、フキ、セリ、ミツバ、ミョウガなどが自生しており野菜の余った苗なども捨て置くと勝手に育ってくる。ただ夏になると草木が生い茂り手の付けようのないジャングルとなる。今年こそなんとかすっきりさせようと思うのだが、はたしてどこまでできるやら。

【作業日誌 5/8】
UFOピーマン植えつけ

今日のじょん:定休日なので遠出散歩で河牟奈備神社までゆく。石段にいきなり大きなシマヘビ、じょんがなんじゃってな感じで近づくので制止する。マムシにでもいったらやばいからだ。P1010652




 そのマムシ草なんだが境内にいくらでもある。それほど珍しいものでもないようだ。先日の礎石の穴ぼこがもっとないものか探しに行くが、あれ以上は無かった。古い神社だけに雨だれの穴かなあ。P1010654 P1010655   

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上林川の岩石(5) 5/7

2012-05-08 | 歴史・民俗

2012.5.7(月)曇

 さて最も磁性が強くて、あたかも鉄そのものではないかと思われるほどの岩石がある。もちろん上林川で採集したものであるが、数は一個しかない。釜石周辺で採れる餅鉄といわれる磁鉄鉱かなとまで思ったのだが、小滝先生曰く超苦鉄質岩ではということだ。超苦鉄質岩については名前は知っていたのだがいかなる岩石であるかはまるで解らない。「おもに苦鉄質鉱物からなり、無色鉱物をほとんどふくまない岩石を超苦鉄質岩という」という説明が図鑑にあるのだが、はてこれって何のこと。かんらん岩、蛇紋岩が図鑑に載っているのだがどうも納得いかない。P1010620
 
右下のポストイットの貼ってある石である。白い部分は石英かなと思っているのだが、、、。


 小滝先生のホームページに大江山と大島半島の超苦鉄質岩のフィールドノートが記事になっている。どちらも行く予定のところなので、現地を見てみたいが、上林川で採取したものと同様の岩石が存在するような気はしない。この岩石についてはもう少し詳しく調べてみたいと思っているが、サンプルが一個だけと言うのは心許ないので上林で是非見つけたい岩石である。
  その他砂岩などで磁性のあるものがいくつか採取されているが、鉄分が沈着したと思われるもので、一般的に磁鉄鉱などを含む岩石というわけではなさそうだ。P1010622

右の上下二個が砂岩などの堆積岩である。上部のものなどは表面に鉄分が沈着したようだ。


 鳥垣のアシ谷のマンガン坑のズリの中から拾ってきた岩石、おそらくマンガン鉱だと思うのだけどその中に非常に磁性の強い部分がある。磁鉄鉱を含むのだと思うけれど、このものの正体は今のところ分からない。マンガンというのは鉄鉱石にある程度含まれているのだが、多く含まれているものは鉄マンガン鉱とマンガン鉄鉱と呼ばれている。これらがどういうものか今のところ解らないのだが、マンガン鉱と鉄との関連というのはわたしにとってとても重要なことである。マンガンのあるところに鉄があるとしたら、丹波は鉄の産地でもあることになるからだ。P1010620_2
 
左下がマンガン鉱石、ハンマーで剥がれた破片が強磁性を示す。


 丹波のマンガン坑のあるところを調べてゆくと、鉄に関連する地名のところが多いのに驚く。今回採取地のアシ谷もそうだ。アシ、アス、アサなどは鉄を表す言葉である。つづく

【作業日誌 5/7】
ジャガイモ土寄せ
UFOピーマン畝造り

今日のじょん:新じょん語録10 知らん顔じょん
 なんどか紹介しているが、どこのワンちゃんでもありそーなのでじょん語録に登録する。写真はぽんぽこぽんでボールを追っかけて行ったところなのだが、ボールのところに細いネギが生えていて、こういうのが超苦手なわけ。P1010651
 



 すると急にボールから目をそらし、あらぬ方向を見て、ボールのことなどなかったかのように知らん顔するのだ。あるでしょ、こんなこと。P1010650

 
 

 

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