晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

薪集め始まる 12/21

2010-12-21 | 日記・エッセイ・コラム

2010.12.21(火)曇、雨

 3年目の冬を迎えて来年用の薪の収集が始まった。収集ったって拾い集めるんじゃなく、大木を切り倒して、切断、運搬、玉切り、薪割りと気の遠くなるような作業が待っている。初年度は森林組合で貰った木っ端などで間に合わした。といっても一ヶ月余りなのでなんとかしのいだが、その年の冬は苦労した。栗の枯木を切ってきたものと使わなくなった薪軽トラ一杯もらったもの、植木屋さんに貰った庭木の木っ端でしのいだ。次の冬はチップ材として伐採されている木の細いところをしこたま貰って間に合った。しかも約一ヶ月分ほど余って、今でも使っている。そして現在は自分で切り倒して、運搬してと何から何まで手をかけて作った薪を炊いている。満足感はあるけれど、その労力に驚いている。つまり時間と労力、おまけに危険性までかけてやっている割には思ったほど備蓄できないのだ。というよりあっという間に使ってしまうということだ。最終的には三年分ぐらいは備蓄したいと思うのだが、いくら頑張っても一年分と少ししか貯まらない。
 山は九ヶ月ぶりに入ったのだが、その間誰も入っていないぐらい荒れている。いわゆる立ち枯れになっている大木が林道に覆い被さっている。まずこれから片付けなければならないのだが、いきなりチエンソーが始動しない。思えば半年は使っていない。燃料は抜いているがやはり駄目、プラグの掃除をしても駄目、やむなく農協に修理依頼に行く。担当の方がいて、こちょこちょとやったらエンジンがかかった。やっぱりコツがあるんだ。又山に戻り切り始める。M村さんはこの間にも数本倒していた。今日は切り倒すだけと決めていたので、バンバン倒して10本ぐらいか。椎茸のホダ木になりそうなのを10数本持ち帰る。Img_1944

これが今日一。
 ホダ木を切りながらふと倒した雑木に眼をやると、強烈な熊の爪痕がある。これでやられたらひとたまりもないなあと思ってよく見ると、えらい高いところまで登っている。爪の跡から見ると相当でかい熊のようだが、そう太くないこの木をどうやって登るんだろうかと感心する。枝の先に実のへたが枯れてぶら下がっている。やっぱりこれは柿の木だ。作業している僕らをどっかから見ているのかなあと思うとぞっとする。 Img_1945 Img_1949

見てくれ、この凄い爪痕。そして先の方まで爪痕がある。


【作業日誌 12/21】
山仕事
薪割り

今日のじょん:じょんカレンダーができた。じょんのいい写真は沢山あるのだが、あくまで季節をメインに作ったので写真の出来は余りよろしくない。来年一年店に出るのでヨロピク。メー登場の7月がgood。
Img_1950

コメント
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