晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

今年の漢字 じょんのび編 12/20

2010-12-20 | 日記・エッセイ・コラム

2010.12.20(月)曇

 四年前の今日、日本一周自転車旅行の前半戦を終えて京都に帰ってきた日だ。今年と同じく怖ろしく暑い八月の一日に出発し、142日の旅を終えて前半戦が終わった。本当にやれるんだろうかという不安に押しつぶされそうになりながら走った道を、なんと軽やかな気分で帰ってきたことだろう。だけどそれは後半戦への挑戦、その後のじょんのび村開拓への激動のスタートでもあった。Img_2357
 
木津の流れ橋でやっと京都に帰ってきたという感がした。


 さてそれから四年、やっとじょんのび村の生活にも落ち着いてきたかなと思いきや、ちっとも楽はさせてくれない。かみさんの入院がやはり最大の出来事だった。生老病死の四大苦を克服することが悟りではなくて、生老病死の存在を認識し、受け入れることが悟りであると悟った。
 というわけで、今年のじょんのび村の漢字一文字は「壊」とすることにした。テレビ、カメラ、ハンドクリーナー、カーナビ、エコキュート等のものが壊れ修理や買い換えに怖ろしく出費がかさんだ。夏の暑さで庭の植物群もすっかりやられて、洋芝は全滅、高麗芝は一部、コニファーは10本程度、樹木も数本が枯れてしまった。じょんも春に大病をして大騒ぎをしたし、かみさんの入院は大事だった。もう今年は壊れるものも無いだろうと思っていた矢先に軽トラのバッテリーがあがってきた。もう今年はかんべんしてよん。来年はちったあいい年になって頂戴よ。

今日のじょん:昨日のことだが、朝のぽんぽこぽんが終わってもちっとも帰ってこない。何事かと見に行くと、北のネットのところで動物とにらみ合っている。アライグマなどの凶暴なやつだと困るので無理矢理家に入れるが、動物の方はじっとしたままだ。近寄ると逃げるどころか寄ってきて、木小屋に居ついてしまった。どうやらタヌキのようだ。何となく弱っていそうでかわいそうだが、居つかれても困るので山に追い返す。道ではねられたりしているが、家に来たのは初めてだ。Img_1941 Img_1942_2

コメント
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